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つまらない人間のつまらない異世界日常生活?  作者: ふうりん
第三章 学院での日常
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第七話 実習の日常

「それでは、魔術の基本についてやっていくぞ。」


魔術は基本があるのか、魔法はそういうのあったのかな。


「魔術の基本をする前に、目の色で得意の魔術を見つけてもらう。」


「得意な魔術?」


「ああ、目の色が赤は炎系統、青は水系統、緑は風系統、黄は土系統、灰色は支援系統が、主な系統だ」

「ほかにも、あるけど一番まれなのが無色だ」

「じゃあ、鏡を配るから自分の色を確認してみろ」


そういえばこの世界に来てから初めて鏡で自分の顔を見たな。


なかなかいい顔?まぁ普通の顔なんだと思う。


俺の目の色は奇麗な赤色だな。


炎系統か、まあいいのか


ていうか、ほかのやつもなんか初めて鏡を見たような感じがするな。


「なぁ、鏡って珍しいのか?」


俺が話しかけると驚いていた。


たぶん元々この体にいたやつがそんなに人と話さないのかもしれない。


「いや、鏡自体は珍しくなくてな。この鏡は本当の目が見えるんだ」


「本当の目?鏡に映った目のことか」


「ああ、この目のことを魔眼って言うんだよ。」


「そうか、ありがとう」


「おしゃべりはやめてこっちみろー、それでは班に分かれて特訓をしてもらう」


そういうと、何人かの先生が現れ、班分けを始めた。


俺は当然のように炎系統の人たちのグループに分けられた。


「それでは、炎魔術の基本教えます。」


そういうと、真面目そうな先生は魔法陣の描かれた紙を渡してきました。


「これは、ファイアボールが描かれた魔法陣です。」

「ここに魔力を込めてみてください」


俺は手元にあった紙に魔力を入れてみた。


この体は自己魔力があるから自然魔力を作らないでいいのは楽だと思った。


紙に書かれた魔法陣が赤くなっていき、紙の上から炎のボール飛んで行った。


これが魔術なのか、魔法とは違って使いにくいな。


「はい、みんなできたと思うので、次は詠唱でファイアボールの魔法陣を作ってみたください」


そういうと次は、詠唱文の描かれた紙をみんなに配った。


えーと、『我が血に誓い命ず、破滅の弾よ、今こそ発現し焼き払え!! ファイアボール』


長いな


とりあえずやってみるか。


「我が血に誓い命ず、破滅の弾よ、今こそ発現し焼き払え!! ファイアボール」


すると、手の先から先ほど魔法陣と同じものが手の先からでてき、炎の球が飛んで行った。


「できなかった人はできるまで頑張ってください」


先生は案外、寂しい人だなと思った。


俺はできてしまったのでどうしたらいいものか


「先生、次何したらいいですか」


ほかの生徒がそう言った。


「うーん、魔法の練習でもしてたら」


「ふざけないでください、魔法は賢者クラスじゃないと使えないんですから。」


えーと、賢者クラスなんだそれ。


だから綾瀬が倒れたのか。


今後あまり魔法は使わないほうがいいのか。


「できたやつから帰っていいぞ。」


なんか、真面目そうに見えたが間違いだったようだ。


とてもおおざっぱな先生なようだ。


とりあえず、やることがないならほかの人のとこでも行ってみるか。


そう思いほかの先生の所に行ってみた。

今回はいつも短いけど、ほかのやつより短い感じがしました。

いや、普通に短いのだろう

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