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第3話:妹は破壊神ミィ

 「”口寄せ”ですか?」

放課後の進路指導室、椅子に座ってるミヤコちゃんが語りかけている相手は机の上にキチンとお座りしている丸っこい三毛猫。別に頭がおかしくなったわけじゃない。実は

「そうです。しかも生霊(イキリョウ)交換となると、熟練した降霊師による指導・訓練を受けた者同士でないと相当難しいですね」

とか流暢に人語を話しているこの猫、美月ちゃんのパパである。詳細は後ほど。

「今回みたいに当事者に自覚が無いまま起こる事は極めて稀。でも前例がないわけじゃないわ」

メガネのフーレムをクイとあげて窓際に立っているのは美月ちゃんママ。

「ネガティブな言い方をすれば、宝くじに当たる確率より低い不幸に見舞われたとも言えるし、ポジティブな言い方をすればキョウタロウ君の身に起きてる現象の原因は、かなり特定されてるとも言えるわね」

「どういうことですか?」

何もかも理解してないから出た丸投げの疑問。それをどう受け止めたのか、今度は美月ちゃんパパが後ろ足で耳裏を高速でササササと掻いてから

「京太郎君は、自分と極めて似た女の子と”心”が入れ替わってる、そういうことですよ」

「……似てるって?」

「そのままよ」

コツコツとハイヒールの音を立てながらメガネ美人は窓際を離れ、ミヤコちゃんの向かい、丸々とした三毛猫の真後ろの席に座って足を組んだ。

「背格好、人相といった外見的要素。性格、主義、思考ルーチン、血縁関係といった内面的なもの。あるいは前世以前を含めた深い交流、因縁といった運命的なもの等々(ナドナド)」

そこで三毛猫をグイと抱き上げてヒザに乗せて

「そういった諸々(モロモロ)の要素が京太郎君とかなりの精度で一致している女の子。今あなたが寄代(ヨリシロ)としてる”ミヤコちゃん”はそういう子に間違いないわ」

これまで二人が語り掛けてきた内容で一番気になっていること、それを俺は尋ねた。

「”入れ替わってる”て言いましたけどそれじゃぁ……」

美月ちゃんママの膝の上でゴロゴロしてる三毛猫が、声に似合わない懐っこそうな瞳を向けて

「”キョウタロウ君”もまたどこかにいます」

 「マジかよ……」

「どうしたミヤコ?」

「あ、いえ何でもないです園田先輩」

ミユキ先輩と外周している胴着姿のミヤコちゃん。今日の放課後でのショッキングな会話を思い出して脳内トークを漏らしていた。俺である”ミヤコちゃん”がいるのと同じように、ミヤコちゃんである”俺”もまたいるだって? そんなファンタジーなこと教えられたらキョウタロウ君普通の精神状態でいられないって。あんなイケメンが年頃の女の子と入れ替わったりしたらいったい何をされるか分かったもんじゃないぞハァハァ。はいはいクレームは受け付けないぞ。後今のはマラソンの息切れだから。それにしてもいったいどこにいるんだ京太郎号にインストールされた”ミヤコ”ちゃんは。いやそもそも名前が”ミヤコ”なんて保障も無いよな。あれってお袋が即興で作った名前だからむしろ一致してる確率の方が低いだろ? もしかしたら美香恵流(ミカエル)とかかも知れないじゃないか。最近は子供にドキュンな名前つける親が増えてきたから怖い怖い。出席簿見て”何ぞこれ”とか首を傾げてる小学校の先生が気の毒で仕方ない。そういう親に限って読み間違えたらキレて教室まで乗り込んでくるっていう怪物両親(モンスターペアレンツ)だったりするんだよな。明らかに理不尽だろ。

「お〜い後宮」

「はい何でしょう園田先輩?」

「違うお前じゃないミヤコ」

「そうでしたねミヤコでしたアハハ」

っていたーーーー。いたよ”俺”。外周ルートにある公園のベンチで死んだ魚の目して黄昏(タソガレ)てるイケメン。武装高校の学ラン着てるよーーーーー。しかも無反応ーーーー。

「お〜い何してるんだこんなとこで早速帰宅部か?」

ってユキたんちょっと待ったー!!!! 俺は公園にインしようとしてるミユキ先輩の前に回りこんで

「そ、園田先輩!」

「何だどうしたミヤコ?」

両手を広げて立ちはだかる俺の前で腕組みしてるお姉様。相変わらず髪はツヤツヤのお手入れ万全。腰には銃刀法なにそれ月下美人。チラっと後ろを見たらまだ”京太郎君”はベンチで死んでいて気付いてない。よし。俺は視線をお姉様に戻して……え〜っとどうしようかな。下手なウソついたら発覚した後が怖いしな体育会系だから。かといって一緒に”京太郎君”とお話してて事情がバレたら殺されるからな、だって一緒に更衣室入ってお姉様の下着姿ならぬサラシ姿見ちゃったしな。ちなみに美乳。くそ〜良い口実が浮かばないぞ。咄嗟の出来事にも弱体化してないかミヤコちゃん。こうなったらアレしかないよな? 俺はニッコリ微笑み、スーっと息を吸い込んでから

大統領は国旗を前に妻と誓いました”正常位よ永遠なれ”。

宝クジ1等当てて”おめでとう”の次に聞くのは? 目覚まし時計の音。

地球のみんなオラに現金を分けてくれ!

正月に和尚が二人いて和尚(オショー)がツー。車をぶつけて”ガンタン”。

父”おまえ、男できたんか?” 娘”そんなん産んでみなわからへん”。

偉大なる将軍様は3歳で現在と同等の知能を身に付けておられた。

日本の総理がはアニメ好きなんだって? アッソウですか。

車の中ではセクシー美女が裸になって”あなたの好きなものをあげるわ”車をもらった。

お姉様爆沈。よ〜しこれで少し時間が出来たぞ。即効性の親父ギャグと遅効性のアメリカンジョークのコラボだ。ユキたんちょっと待っててね。俺は深呼吸し、サクサクと砂と草を踏みながらベンチで魂の抜けてる”俺”の方へと歩いていった。

「初めまして」

ニコっと微笑みながら覗き込む。瞬間バっと出目金のように開いた目を向けて来た”俺”。さ〜今頃この子の頭の中はすごいことになってるぞ。今朝になったら体は男になってて今度は目の前に自分がいてニッコリ。怪現象もいいとこだ。現状把握は到底無理としても、せめて放心状態のままでいいから目の前に立っている柔道着姿の”自分”と会話できるようになってくれないものか。いやしかし目の前の京太郎君が武装高校の学ランをキチンと着ているところを見ると、何らかの形で現実を受け入れて学業には励んでいるようだな。引き篭もるとかじゃなくて登校してるならかなり前向きじゃないか。結構結構。フムフムと値踏み。

「わ、私がいたー!!!!」

そのまま抱きついて号泣。く、苦しい……。ギブです。タップアウト。パンパンと肩を叩いてチョークスリーパーを解いてもらう。しばらく嗚咽しまくって話が出来ない”俺”の背中をヨシヨシと撫でて時間を過ごした。あと合間にミユキ先輩に親父ギャグも投与しておいた。

 「それじゃぁ改めて自己紹介だ。俺の名前、つまり君が使ってるそのイケメンは後宮京太郎だ。宜しく」

「わ、私は早乙女(サオトメ)(ミヤコ)です、一応。宜しくどうも、それからその、さっきはすみません」

体を向け、膝に両手をキチンと添えてペコリ。落ち着いて何よりだ。しかし名前がミヤコね。ドンピシャで一致だよスゲーなお袋。で、オズオズと差し出された手が握手を求めているのだと理解してニギニギ。でも相手は”俺”なんだよな。微妙。

「シ、シェイクハンドです」

なぜ英訳? しかしまぁ、大人しそうな子で安心したよ。性格がマリリンみたいなのだったらこの場で”俺の体を返せ〜!”とか叫ばれつつ絞殺か撲殺されてる可能性あったからな。ひとまず安堵。ところで最後のさ

「”一応”ってどういうことだい?」

マジマジと自分の姿を見る。ふ〜むもしかして冗談抜きでイケメンかもしれないぞ俺? そんな俺の視線に伏目がちで

「お、一昨日から私、苗字が早乙女から後宮になったんです」

「なんですとー!?!?!?」

「どうしたミヤコそんな大きな声出して?」

「何でもないです園田先輩”カバが逆立ちしたらただのバカ。アフリカでやったらバカばっか”」

「くひー!!」

「あ、あそこで転げまわってる美人はどなたですか?」

「ああ、気にしないで最近発見された新種のイモムシだから」

”ちなみに体育会系”と補足を入れて話を続けた。内容をダイジェストで申し上げると彼女の名前はついこの間まで早乙女京、でも現在は後宮京だ。つまりフルネームで一致である。苗字変更の原因は彼女のママがつい一昨日に再婚し、その相手の男性が後宮という苗字だかららしいのだ。ここまで来たら流石にお袋の言った”従妹”ってのはギャグや偶然じゃないと思うよな? その辺りのことを確認して見ると、やっぱり伏せ目ガチのまま

「はい。私も、従兄に京太郎さんという方がいらっしゃるっていうのは、何度か聞いてます」

頭がクルクルした。ママン、最近ネタかリアルか分からないよ情報が。

「つまり”従妹のミヤコちゃん”っていうのはマジ話だったわけか」

隣では一通りの事を話し終えて疲れたのか、ホっと溜息を吐いてる”キョウタロウ君”。すると今度は俺の番だ。自分の目を見ながら話すのも何とも奇妙な話だが

「えっと、何て呼べば良いかな?」

「ミヤコでいいですよ。兄さんの方が年上なんですし」

兄さんとな!?!? 

「あ、あの、今の呼び方ダメですか……? 私一人っ子なので、そういうの憧れてたんですけど」

上目遣いしているのは俺なんだけど、美少女ミヤコちゃんに脳内変換したらかなり死ねる。もうすっごい死ねる。俺は親指を立てて

「いやいや”お兄ちゃん”でも”お兄さん”でも”兄くん”でも”あにや”でも”にぃに”でも何でもいいぞ。日替わりでもOK! 不意打ちでキョウ君とか呼んでくれても全然OKだ!」

鼻息も荒くマジ半分ネタ半分で言うとミヤコちゃん。飛び切りの笑顔で

「それじゃぁ、兄さんで!」

神よ、久しぶりにキョウタロウは貴方に感謝致します。この世に生を受けてわずか16年にして”お兄ちゃんっこの美少女義妹”という全人類が羨む宝を授けて下さった事を! 本題に入る前にちょっと遊んで見ようか?

「ねぇミィちゃん」

「何ですか兄さん?」

おお、ちゃん付けにも拒否反応ないぞ。

「お手」

手の平を差し出すと、頭にクエスチョンマークが幻視出来るほどのキョトンとした顔でグーの手を優しくポン。エクセレントだ。ではネクストステップ。

「ひ、膝枕」

言いよどむほど恥ずかしいなら言わなけりゃ良いのにとか思った俺。それにニコっとしたまま”どうぞ”とチョンチョンと自分の膝を指で差している。おおおおハイスペックだぞこの義妹! コア数16くらいあるんじゃないのか!? Intel Inside! でも今お言葉に甘えても京太郎君の膝なんだよな。

「尾張の戦だけにもう終わりとな!」

いつのギャグを引っ張り出してるの30分は転げてるユキたん!?

「ほ、本当にイモムシなんですか?」

「あぁ。正確にはサナギだ。ああやって日本史めいた鳴き声が出たら孵化も近いな」

 ともかく本題に入り、放課後に美月ちゃんママ、パパから聞かされたオカルトっぽい話をかいつまんで説明した。ユキたんへの投与もした。驚くかと思いきやかなりスムーズに理解してくれたミヤコちゃん。俺としては話が早いのは有難いんだけど、まぁ良いか。

「ようやく見つけたぜ後宮?」

下品な声に振り向けば、俺達が入ってきたところの正反対、山道へと続く裏入り口にモヒカン学ランという武装高校全開な野郎達がズラーっと30人。しかも皆が皆、頭に視認出来るほど青筋を立ててキレてらっしゃる。俺は隣に座っているミヤコちゃん改めミィちゃんに。

「ミィちゃん、君はいったい何をしたんだい?」

笑顔で問いかけたら

「今朝どうしてか取り囲まれたので、自衛したんです。セルフディフェンスです」

”何で英訳?”とか思いつつも俺はパっとミィちゃんの手首を掴んで観察。

「あ」

という声。案の定、拳には紫の痣。”やんちゃ”の後だ。それを見られて罰悪そうに俯いてるミィちゃん。

「す、すみません兄さん。大事な手を怪我させてしまって」

的外れな謝罪をする義妹。やれやれ弟なら軽くブっ飛ばしてるとこだぞ。俺は”ハァ”っと溜息を吐いてからグーを作ってキョウタロウ君の頭に優しく”コツン”。

「った」

いや〜萌えポイントのはずなのに”俺”が言うと可愛くないな〜。頭を抑えてるミィちゃんに。

「これでアイコにしてあげよう。だけどもう、暴力はどんな理由があってもメーだぞ?」

「だけどあれは正当防衛で……」

「お兄ちゃん命令だ」

「……はい」

良い子だな。頭なでなで。しかしどれだけ喧嘩の腕が立っても相手の人数が2桁になると余程の事がない限り適わない。仮に撃退できてもそれでハイハイと引き下がれる程のお利口さんなら初めから喧嘩(ソンナコト)なぞ起きないのだ。で、往々にしてそういう連中は負けると数にものを言わせる、つまり”群れ”で仕返しに来るわけだ。そしてまた負けたら数を増やしてリターンマッチ。キリも得もない倍々ゲーム。恐らく最初にミィちゃんが相手にしたのはせいぜい4,5人かそこらだろうな。今回は担任でもつけてやりたい人数だが。ところで止むを得ず喧嘩をする場合、俺の中で欠いてはならない条件が三つある。それは守るべきものがあること、絶対に勝てる相手を選ぶこと、勝った時に決して相手に恨みを残させないこと、だ。ちなみにこの条件を満たす最も単純な戦法が”逃げる”こと。お互いが傷付かない最良の方法だ。逃げるが勝ちってホント名言だよな。で、2番目の戦法は人としては最悪な、”二度と戦えなくする”ことだ。俺の主義に反するので却下。その次の戦法はこれは絶対的な強者のみが許される”戦う気すら起こさせない”ことだ。あそこでいまだ転がってる武神イモムシが該当。でないと……

「覚悟は出来ているんだろうなコラ?」

こうしてベンチを集団で囲まれることになる。さて? どうしたものか? 一番手っ取り早いのはミユキ先輩を召喚すること。たぶん5秒以内にカタがつく。けれどもそれは今後、まだ武装高校に通うかもしれないミィちゃんと俺の体のことを考えると避けたいな。逃げる、というのも同じ理由で残念ながら却下。かと言って気が済むまで殴らせてやるってのも、今はミィちゃんの体だからやはりできない。二人とも最小限の被害で、穏便に済ます方法。頭つけて平謝りするか?

「兄さん。申し訳ありませんけど、2番目の戦法選びます」

「へ?」

言うや否や耳をつんざく程の破裂音。条件反射すらさせてもらえないほどの速度。目線をあげると、明らかに俺の体では放てないような変則の側頭蹴りがモヒカンの延髄を左から打ち抜くような角度で放たれている。そしてそんな俺達の間に割って入っているのはやはり武神ミユキ先輩、この人を置いて他に無い。あの時と同じだ。マリサが何かの拍子でキレた時のように、今度も本当に間一髪のところでその稲妻のような蹴りを放った足の甲を受け止めている、もちろん片手、それもまるで森を散策中に進路を塞いでいる小枝でも払うように手の甲で。手首は圧されているどころか微塵も曲がっていない。褒め言葉で言わせてもらうが化け物だ。

「お前、後宮じゃないな?」

マリサの時と同じく渾身であろう一撃を受け止められて言葉を失ってるミィちゃん。そりゃそうだろうな、超人でなくとも蹴りを腕どころか手の甲なんかでいなされてタマるか。しかも今の速度ってあの破壊神マリサに匹敵するレベルだぞ。冗談もいいところだ。だけど俺はこの結果に何ら疑問に思う点は無い。だって今、後ろ髪を空いている左手でサラサラサラと流している麗人は”あのミユキ先輩”だからだ。

「さっさと逃げろお前たち」

お姉様の声はいつものように冷静。そして流し目で

「さもないと死ぬぞ」

その一言で

「ヒ〜〜〜!!」

と蜘蛛の子を散らすように逃げたモヒカン軍団。わ〜かっこ悪い。そして残された3人。張り詰めた空気。緊張感。長く続く沈黙。ゆっくり手を降ろしたミユキ先輩、次の一言は。

「なかなかの策だ。これであいつらがもうお前にちょっかいを出すこともないだろう」

帯をギュっと締めなおすお姉様。

「は、はい。ご協力本当に有難うございます。サンキューベリーマッチです」

キチンと頭を下げるミィちゃん。また語尾が英語。俺、置いてけぼり。そんな俺を見て、次にミィちゃんを見てから

「ミヤコ!!!!」

「は、はい!?」

お姉様の突然の怒声にビクっと返事したのは現在、京太郎君の(オペレーティング)(システム)になっているミィちゃんである……ってマズ。

「ほ〜、やはりそういうことか」

腕組みしたお姉様。心なしか悪魔めいた笑みを浮かべていらっしゃる。既に俺は半分くらい幽体離脱して現実逃避。口からゴーストを吐き出している俺を流し目で見ながら

「聞きたいことは山ほどあるが、まぁそれはお前たちもだろうな。状況はだいたい理解した」

そして公園の入り口の方へ歩いていくお姉様を二人で見守っているとピタリと止まって

「二人とも付いて来い。いつまでも入れ替わっていたくないだろ?」

俺はミィちゃんと目を合わせて二人同時に”コクン”。武神の後に続いていった。どうでも良いけどミィちゃんって何者よあのパワー。

先生にもバレました(第一声)


えっと、今週、

私の研究が国際学会で発表です(`・ω・´)シャキン

すいませんどうでも良いですね。。。

でもそういうわけで、次の更新は少し遅くなると思いますので、

先にストックを投下させて頂きました。

それでは引き続き本拙作を宜しくお願い申し上げます。<(_ _)>


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