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<38>未来を予想してみると

珍しく、一ヶ月空かずに投稿できた。えらい!

というわけで、最終回直前です!

では、どうぞ!

 一月×日、今日から三学期が始まった。高校生生活最後の三学期となる。


 教室に入れば、宿題やってないと焦る人、久しぶりと再会を喜ぶ人、誰とも話さず机に伏せる人……俺だ。


 嫌だなぁー。面倒だなー。残り一、二カ月で終わるとしても、面倒なものは面倒だ。

 今日は始業式ですぐに終わるが、来週から授業開始だ。


「終わった~」

「明日行ったら、三連休だね」

「どうせなら、来週から開始にしたらいいのに。わざわざ、三連休一回挟むぐらいなら」

「そうだねー。そうだったら、もうちょい沢山あきくんとラブラブできたのにね」


 もうちょいと沢山って、矛盾している気がする。もうちょいなのか沢山なのかどっちなんだよって、ツッコまれそう。


 まあ、それは置いておいて――確かに、イチャイチャラブラブはできたな。

 冬休みの間は沢山キスもしたし、セ〇クスもしたな~。というか、半分は襲われた。


 今思うと、よくあんなにヤッて……子供できなかったな。

 いや、避妊は一応したりしなかったりだったけど、奇跡なのか、俺が知らないだけピルを飲んでいるのか。


 まあ、飲んでいるだろうな。避妊しようと思ったら、穴開いていたりしたしな。穴開けるなら買う必要ないじゃん。


 最初はビックリしたもんだ。ゴムしてると思って出したら、穴が開いて、出たものがゴムじゃなくて優奈の中に溜まってるだから。


「私的には、別に在学中にあきくんの赤ちゃんを作ってもいいけどね」


 当たり前のように、心を読まないでください。


「あきくんが考えていることは何でも分かるよ。何が飲みたいとか食べたいとか欲しいとか……エッチなことがしたいとか! それ!」

「んっ!」


 ソファーに押し倒され、キスをされた。最近ではソフトキスからじゃなくて、ディープキスから始まる。

 不思議とキスって何回しても、飽きないんだよな。あと、お馴染みになってきた優奈の胸も何回触っても飽きない。

 あの柔らかくて少し重量感があるのがまた堪らない。


 あれには中毒性があるのか、前に一日だけ、無意識に暇さえあればずっと触っていた日があった。

 次の日、その事実に気付いたとき、マジな方で驚いた。そのことについて、優奈に訊ねたら、


「ん~……私は別にあきくんが一日中触りたいなら、何時でも何処でも触らせてあげるよ?」


 とのことだった。うん、あまり答えになっていない。

 ま、まあ、そんな日があったぐらい、あの胸は触り心地が良きものだ。


「男の子って、おっぱいを触ったら元気になるって言うけど、やっぱりあきくんもそうなの?」

「まあ、そうだな。元気でも更に元気になるな。というか、優奈のはなんか触りたくなる」

「えへへ、そっか。大きいから、よく男の子たちに変な目で見られて、目をくり抜いてやりたいって思うけど、あきくんなら、いっぱい見ていいし、いっぱい触っていいからね♡」

「う、うん」


 目をくり抜くのはやめてあげて。そこに大きなおっぱいが揺るていたら、つい見ちゃうのが男の子だから。

 でも、そうか。優奈が言うように、大きな子はそんな目で見られるんだよな。それは、それで大変だな。


 それを自慢に思うか邪魔に思うか人によるかも知れんけど。


「最近、前と比べて大きくなってない?」

「うん、なったよ。また、一つ大きくなった」

「まだ、育つんだ」

「うん。あきくんがいっぱい触ってくれるから、大きくなっちゃった。あきくんに育てられちゃった」


 俺が、それを育てたのか。ワンランク大きくなるまで、俺が育てさせてもらったのか。

 揉めば大きくなると言うが……あれは、都市伝説だと思っていたけど、本当だったんだ。

 だったら、将来的に子供ができたら、またワンランクかツーランク大きくなるんだよな。


 ……赤ちゃん母乳飲み放題だな。世の中にはミルクを使わず、母乳だけで育てきった強者お母さんがいたりするが、優奈ならできそうだな。


 優奈がお母さんにか……赤ちゃんに母乳をあげながら、優しく見守る優しい目――尊い。

 そうなると、その夫は誰になるのだろうか。俺だといいな……と自然にそう思った。


「ちゅっ」

「どうした?」

「んー? んー……マーキングみたいなやつ?」

「なんだよ、それ」


 優奈のことが分からないことはよくあるけど、極たまに本当に分からないときがある。

 まあ、それでも、今日までやってきたんだけどな。


 ♡  ♡  ♡  ♡  ♡


 今日から高校生最後の三学期が始まりました。

 学校が始まったせいで、一日中あきくんとイチャイチャラブラブベタベタできなくなってしまいました。

 休みの間は、したくなったら何時でも沢山キスできたのに、学校があるとあきくんが恥ずかしがって、人がいない屋上とかじゃないとしてくれません。


 私は別に、クラスの人に見られていても気にしないのに。クラスの人なんて、私からしたらいないと同じなのに。


 ああ、あきくんとイチャイチャしたいよ、ラブラブしたいよ、ベタベタしたいよ、いっぱいチューしたいよ。


 一日だけ、あきくんがずっと私に触れてくれた日があったんです。

 ずっと私のおっぱいを触っていたんです。あんなに私を必要にしてくれてとても嬉しかったです。


 前からそうですけど、最近あきくんとずっと一緒にいたい、触れあいたい、私だけのものにしたいという、欲が溢れてきて……抑えるのが大変です。


 でもね、もう少しで一日中……ううん、一生一緒にいれるね。

 私とあきくんの子供を作って、あきくんに育ててもらったおっぱいで育てるのが、最近の私の夢なんだ。

 だから――


「今のうちに沢山本番みたいなエッチをして……本番では確実に二人の赤ちゃんお腹に宿すからね♡ あきくん♡」

超絶だらだらと三、四年続きましたが、やっと次回最終回です!


では、また――

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