<33> 誕生日プレゼント
どうもです! プレゼントと言っていますが、多分そっちがメインじゃないかもw
読んでくれたら分かると思います。
ではどうぞ――
日記の件は終わり、夜になった。
夜も優奈の部屋でご飯を食べた。因みにご飯は、パスタだった。
それから、優奈が作ったケーキを食べた。
食べる前に、ケーキにろうそくを長いの一本と、短いの八本刺し、火を着け、部屋の電気を消した。
暗闇でゆらゆらの九つの火が揺れていた。
誕生日の歌を歌い、優奈はフッと九つの火を消す。
「おめでとう優奈」
「ありがとう、あき君」
四等分にケーキを切り、皿に乗せ食べる。
美味しかった。今回のケーキは、ショートケーキとチョコケーキのハーフ&ハーフケーキだ。
一つで二つの味を楽しめて得した気分だ。
ケーキも食べ終わったところで、オレは用意していたプレゼントを優奈に渡した。
「はい、優奈。誕生日プレゼント」
「わあー! ありがとう! 開けていい?」
「うんいいよ」
優奈は包装紙を丁寧に剥がしていった。これって、性格にでる気がするよな。
ビリっと破るか、優奈のように丁寧に剥がすか。オレは少し破って、後は剥がすタイプだ。
包まれていたのは長細い箱だ。その中身は、銀色のチェーンにハートが付いたペンダントだ。
優奈にプレゼントしたのはハートがついたペンダントだ。ペンダントと言っても、値段は安い方だ。
俺の小遣いでは、あれが限界だ。だが、少しでも優奈に似合うやつを探して、あれになった。
喜んでくれるといいが。
「ペンダントだ。ハートが付いてて、可愛い。ねえ、着けてくれる?」
「いいよ」
優奈の後ろに回り、ペンダントを着ける。
銀色のハートが輝く。優奈は手鏡で着けた姿を何度も見ていた。
「すっごく嬉しいよ。一生大切にするね」
「うん」
喜んでくれたようで良かった。
ずっと優奈が側にいるから、隙を見て買いに行くのが大変だった。
しかし、まあ、ほんと喜んでくれて良かった。
その後は、一緒に風呂に入った。いつも俺の家で一緒に入っているが、優奈の家で入るのは始めてだ。
旅行の時のように、なんだかドキドキとする。
いつものように体を洗ってもらい、今日は俺も優奈の体を洗った。
これが始めてと言うわけではないが、やはり慣れない。
肌はスベスベとして白いし、柔らかい。力を入れて洗えば、すぐに赤くなりそうだ。
風呂だから無防備なのは当たり前だが、優奈はされるがままという様子だ。
胸を隠すということも、下半身を隠すということもしない。
無防備で裸の女の子を好きにできる――どこの漫画だよ。
「どうしたの? あき君」
「い、いや、何でもない」
背中を洗い、前を洗う。細く白い腕を洗い、綺麗な脇を洗う。腹を洗い、胸を洗う。
柔らかい。どの部分よりも柔らかい。傷つけないように丁寧に洗う。
「あのね、あき君。その、胸の下も洗ってほしいんだ。蒸れちゃったりするから」
「お、おう」
やはり、大きいからその部分は蒸れたりするのか。
洗うのはいいんだが、ど、どう洗えばいいんだ。胸を持って洗うしかないよな。
「洗うぞ」
「うん」
何度も触ったことがある大きく柔らかい胸を下から持ち上げるように持つ。
肌と肌がピタリとくっつき、風が入る隙間なんて一ミリもないような場所だ。確かに、少し汗ばんでいた。
まずは胴体の方を洗い、次に胸を洗う。
「んっ」
「変な声をだすなよ」
「ごめんね。普段、そんなところ触られないから、ちょっと敏感になってるかも」
優奈が洗ってほしいと言ったのに! そこは耐えてほしいんだけど。俺の理性もすっごい耐えているから。
ちゃんと洗えたら、片方も同じように洗う。
「んっ……ごめんね」
「…………」
いろいろ脳内で戦いながらも、上半身は洗い終わった。
問題は、下半身だ。ここが、一番の難関だ。俺の理性にとっての。
まずは足を洗っていく。足首、脛、脹ら脛、太股と洗う。太股洗っていると、
「ひゃんっ」
「ごめん、痛かった?」
「ううん、違うの。その……なんか、ざわざわって感じがして」
「そ、そうか」
太股の内は、優奈の大切なところに近い、少し感じるのかも知れない。
もう片方の足も洗っていく。洗っている最中に気づいたが、洗いやすいように少し広げていたからか、優奈の秘部がタオルや足に隠させることなく丸見えになっていた。
そのことに気づいたは俺は、動作が固まり無意識にじっとそこを見ていた。
「あ、あき君……その、見るのはいいけどね。そんな風に熱い視線でじっと見られると……濡れちゃう」
「っ!」
ヤバイ……ヤバイヤバイ……俺の理性がもう限界だ。
頭の中で何か外れる音がし、それと同時にあることを思い出す。それは、以前ネットで読んだエロ漫画の内容だ。
その漫画はカップルが一緒に風呂に入り、彼氏が彼女の体を洗い、洗っているうちにだんだんとムラムラとし……まあ、後は、お察しの通りだ。
なんで、こんなタイミングで思い出すかな。今の状況にピッタリだ。
「ゆ、優奈……ここも、綺麗に洗うな」
俺はそう言いながら、手で石鹸を泡立て、優奈の秘部に触れる。
優奈は少し顔を赤くしながら、こくと頷いた。
まずは、まだそこには触れずに、回りから洗う。優奈が少しビクッした。
洗えたら、いよいよ一番大切な部分を洗っていく。
秘部に触れると既に、クチュッと濡れていた。そこにゆっくりと指を挿入させていく。
「んっ……アッ……ふぅ」
「この膣もちゃんと洗わないとな」
「う……んっ……」
この膣もちゃんと洗わなくてはいけない。もう一本指を挿入させ、丁寧にゆっくりと洗う。ちゃんと洗えている証拠に、優奈の口からやらしい声が漏れる。
膣も十分に洗えたら、一番上の突起も洗う。ここは繊細なものを扱うようにゆっくり丁寧に洗う。
「んっ! ダメッ……そんな……ゆっくり」
「あと少しで洗い終わるから、我慢してくれ」
そこも洗い終わると、最後の仕上げに入る。
再度手で石鹸を泡立て、今度は俺の下半身に泡を付ける。
「最後に、指では届かない、奥を洗うな」
「はぁ……はぁ……うん♡」
何も言わずとも優奈は浴槽に手を着き、お尻を俺の方へと突き出す。
「ちゃんと身体の隅々まで洗ってやるから」
俺は石鹸棒を優奈の膣へ挿入していく――
なぜか……エロい方向に行ってしまう。なぜだ!?
何か、この小説……風呂でしてるとき多くない?
決して性癖とかでは、好みとかではないない!!
良かったらブクマと星を押していってください!
本当は今回で誕生日篇終わるつもりだったのに。