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頼庵のエッセイ集

なろうの終活

作者: 藤谷 K介(武 頼庵)


 いつも私のエッセイにお立ち寄り頂き、ありがとうございます!!


 今回のテーマですが、前回掲載したエッセイとも絡んでくる内容ですね。


 ご興味有ればお付き合いください。



 前回のエッセイでは『引退を考えていた』ということをお話しましたが、その期限を年末(12月31日)と決めていたんですね。


 そう考え始めていたのが10月頃なのですが、この当時何を考えていたかというとですね、『どのようになろうを去るか』という事でした。


 ROM専アカウントであった当時は、作品を書いていたわけではなかったので、自分が消える事に抵抗は有りませんでした。


 時折感想などを書き残していましたが、評価などは本当に自分向きな作品の時だけだったので、数件だけでしたね。


 ブクマもしていませんでした。その日その日で読みたいジャンルを読んでいたのですが、長編などはあまり読んでなかった――読んではいましたが冒頭から10話程まで――なので、ブクマをして、追いかけるという作品がなかったんです。


 ですから、もしも自分がなろうを辞めるとしても、あまり気を遣う事はなく、すんなりと辞めれる状態だったわけですね。


 その頃は、申し訳ないんですが、アカウントを消すと評価ptが消えてしまい、感想などもアカウント名が赤文字になるなんて知らなかったんですよ。(^_^;)



 で、です。

 自分で作品を――と考えて登録しなおしてから、今年で8年目を迎えることになるんですが。


 途中数年空いたとはいえ、作品数が約200作品となりました。

 

 中には代表作と呼ばれるような、評価を頂いた作品もありまして、その作品だけではなく、他のそれまでの作品にも、皆様からの感想やレビュー、ポイントなどを頂いてました。


 登録当初からは考えられないくらい、ここ最近の作品には多くの方々がお立ち寄りいただけてるんですよね。


 本当にありがたい事です。ですが、昨年末にはそれらをリセットしようとしていた事実がありまして。


 つまりは作品の全削除ですね。


 

 皆さんの周囲でも、昨日まで普通にやりとり出来ていた方が、急にその方のページが『エラー』になって見ることが出来なくなったという経験をされた方もいらっしゃるはず。


 これって、かなりショックを受けるんですよね。

 仲良かったからこそ、何も相談も一言もなく、自分の前から消えてしまったことが……。


 なので、わたしがとった行動はというと、初めにしたのは活動報告での『活動終了のご報告』でした。

 

 12月末にと考えてましたから、その2ヶ月前にはと考えまして、10月に活動報告にて、『引退を考えています』と告知したわけです。


 それと同時にですが、動き(pv)のなくなっていた過去作品を削除し始めたんです。


 私の行動を気がついておられた方もいらっしゃると思います。


 しかし、流れが変わったのが『報告』したすぐ後からでした。


 皆さんからの温かなメッセージや書き込みが、私の心の奥底まで届き、『また始めるか』と思考が変化するきっかけとなりまして、ことしもまた新たな作品を掲載しています。


 

 

 確かにアカウントの主は自分一人だけなのですが、辞める時まで一緒に同じ時間を共有してきた仲間がいる。

 



 何らかのどうにもならない理由で、明日にでも直ぐにでもアカウントを削除しなければならない事があるかもしれません。


 その時は、辞める方々だっていろいろな葛藤の中で決断したことだと思うんです。


 楽しかった思い出を『捨てる』わけではなく、『しまい込んだ』だけなのですよね。


 辛くないわけがない……。


 なろう終活とは? 


 私はまた辞める時は、活動報告にて皆様にお知らせしたいと思います。


 辞める理由をお話出来はしなくても、皆さんにはわたしが消える時の心構えをして頂きたいから。


 まぁ、ありがたい事に今は辞める気はないのですけどね。だから安心してくださいませ。


 皆さんも『なろう終活』かんがえたりしてますか?


 


 


お読み頂いた皆様に感謝を!!


 今年はどの方向へと進んでいくのか……。

 不安もありますが、皆様とたのしめるという嬉しさも感じています。


 私を引き留めてくださった皆さん。本当にありがとうございました。

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