生活で大切なことを勉強しよう!
昼食を食べた後、今日はイオが授業をしてくれる。
イオは本当であれば兄たちと同じ学校に通っているのだが、養成学科では15歳からメイド・執事として働くことで卒業単位が貰えるんだって。だけど、2か月に1回学校に行き、1週間の学科と実技試験を受けるそうだ。
「では、オシリスお坊ちゃま。本日は季節・時間・暦についてです」
イオはそういうと、左手に卓球の玉ぐらいの大きさの青い石を握って手を開くと、石が光、その石の上に映像が流れた。
「これは、教材の一つとして使われている映像魔法石です。この映像を見ながら季節について説明をいたします。ゼフィランサス国には、5つの季節がございます。エアル・ヒュエトス・テロス・フティノ・ケイモとなります。エアルは3月から5月の3か月間となり、とても暖かく花々も咲き誇り森が豊かになる季節なんですよ。そして次がヒュエトス。6月の1か月だけを指し雨が多く降る季節となります。テロスはとても暑く、7月から9月の3ヶ月間、フティノは穀物などの収穫が多く行われる10月・11月の2ヶ月間、ケイモは凍てつく寒さとなる12月から2月の3ヶ月間となります」
イオの話を聞いて、日本の季節と梅雨に季節名が付いただけなので安心した。私が頷き分かったという合図を出すと、イオは時間と暦について話し始めた。
「まず暦ですか、ゼフィランサス国は建国から数え、今年で建国713年となります。世界で統一されている言い方としましては、世歴1272年となります。ですので、お坊ちゃまは建国706年生まれ、世歴は1265年生まれとなります」
私はふむふむと聞き、要は和暦が建国、西暦が世歴で覚えることにした。
「毎月31日まであり、1年は372日となります、時間は1日26時間です」
「! ……そっか。私の誕生日は……」
「お坊ちゃまのお誕生日は6月11日でございます」
「えっと、今日が3月31日だから、誕生日まで……?」
「本日を入れて74日後でございます」
計算しやすいのかしにくいのか、わっかんないなぁ。でも、まぁこれぐらいの誤差ならなんとか覚えられるかな。
「また、1週間は7日となり、一般的に働く日はフェン・ピュラ・ヒュド・クシュロン・クリューで、一般的な休みは・アエール・ヘメーラの2日間となります」
あー、混乱する!と、とりあえず平日5日と休日2日は同じことだけ覚えることにしよう。
教えてもらった後は、確認のために質問されて、何とか答えられたので今日の勉強は終了した。
五季
エアル(春)・ヒュエトス(雨季)・テロス(夏)・フティノ(秋)・ケイモ(冬)
曜日
フェン(月曜日)・ピュラ(火曜日)・ヒュド(水曜日)・クシュロン(木曜日)・クリュー(金曜日)・アエール(土曜日)・へメーラ(日曜日)
※()内は日本語にすればとなります。




