計画者は絶対に参加だよね!
議題資料とか作るの大変だよね
ーコンコンー
「失礼致します、オシリス様。先ほどの件でご相だ…、これは一体?」
「ん?これはね、さっきお母様に提案した部屋の模型を作ってみたんです。こういった部屋を作るんだって頭で理解できた方が、作業をするのに迷わないかな?と思って。それよりどうかしましたか、リゲル?」
私が作っている部屋の模型を凝視するリゲルに不思議に思いながら、リゲルの目線の先で手を振った。
「っは!ゴホン! 失礼致しました。実は建築ギルドへ依頼をしたところ、詳細を聞きたいということで、オシリス様のご予定を確認したく参りました」
リゲルは態とらしそうに咳をすると、キリッとした顔に戻った。
「え、私が出るのですか?お母様ではなくて?」
「もちろん奥方様も同席をされますが、あの建物の説明につきましてはオシリス様が適任でございますので」
「あー、確かに……。私はいつでも良いので、お母様の予定に合わせてください。でも、できれば早い日程が良いです」
「承知いたしました。奥方様は本日の夕方ごろにお時間が取れますので、ギルドへはそのように伝えます。では、失礼致しました」
リゲルはそう言うとお辞儀をして部屋から出ていった。
私はリゲルを見送ると、近くにあったソファにダイブした。
「会議とか好きじゃないんだけどなぁ。あの空気感が嫌いなんだよね……。でもそんなこと言ってられない!取り敢えず議題資料でも作る?それともプレゼン資料?と、取り敢えず作れるものは作っておこう!」
私は起き上がるとすぐに新しい紙を用意して聞かれそうなことを箇条書きにした。




