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俺は、三つ子幼女のお兄ちゃんになりました  作者: イズミント
第1部

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43 理事長が家に来たようです

いつも閲覧ありがとうございます。

まだ1回目だからか、どうも激しい副反応は見られなさそうですね。

なので、今回も更新しました。

「ただいまー」


「にーしゃま、おかえりなしゃい♪」


「にーに、おかえりー」


「おかえり、おにいちゃん」


「おお、三人ともお出迎えありがとうな」


「「「えへへー♪」」」


 期末テストが目の前に迫っている状況だが、相変わらず天使な笑顔で出迎えてくれる三つ子の妹たちに癒されている。

 無理に根詰めて頑張ってもいい成績が取れないから、どこかで程よく手を抜いたほうがいいとは父さんの弁。

 なので、今日は少しの間、陽愛達と遊ぼうと考えていた。

 

「あのね、あのね、きょうはあやあやがきてるんだよー」


「え!?」


「そうでしゅ。 りじちょーさんがおうちにきてるのでしゅ」


「マジでか……。 そういや母さんとは親友だって言ってたなあの人は」


 その時に、陽愛や由奈から理事長である彩音さんが家に来ているという事を聞いて驚きを隠せなかった。

 ただ、由佳里母さんと理事長が親友だったのを思い出したのと、前に理事長と対面した時の事を思い出した。


『今後、プライベートで君と接触する事もある。 由佳里と会う時とかは特にな。 その時は宜しく頼むぞ、彼方くん』


 確か理事長はそう言っていたはずだ。

 とすると今日はその時間が出来たという事か?

 陽愛達に手を引っ張られながら、リビングへ向かう。


「ままー、りじちょーさーん」


「あら、陽愛」


「おっ、彼方君も帰って来たのか。 お邪魔しているぞ」


「どうもです、理事長」


「君にとってはもうすぐ期末テストなのに悪いな。 こういう時期にしか由佳里と話す機会がなくてな」


「いえ、今日は少し妹と遊んでから勉強するつもりですし」


「そうだな。 わが校の校風にもそう伝えているくらいだ。 下手に勉強漬けしても逆効果になる事もありえるからな」


 あいの山学園の校風もそうなのか。

 確かに、教師陣にもそういう感じの人たちが多い印象だったが……。

 ただ、この校風は頭の固い親にとっては相容れない感じになりそうだな。


「それにしても、花蓮くんの件で例の祖父を誰かが通報したことで解決したそうじゃないか」


「そうみたいです。 しかも中学時代の友人が偶然見つけて通報したみたいですが」


「なるほど。 君の中学時代の友人か」


 ぽててと理事長に駆け寄ってきた由奈を抱きながら、俺とそう話していた。

 陽愛と愛菜は俺と手を繋いだままだが。


「という事は例の祖父のその後も分かっているんだな?」


「はい。 父さんの知り合いが営む寺で修業を積まわされるそうですよ。 警察から出てからになりますが」


「まぁ、一度警察の世話になっているからそこまで早くは出られないだろう。 彼女が中間テストに間に合ってよかったよ」


「ですね」


 こんな感じで理事長と少し話をした。

 まぁ、見た目がロリなのに話し方というか口調がすごいよなぁ。


「それじゃ、そろそろ三つ子と遊んできます。 由奈ー、いくぞー」


「はーい」


「少しの間、娘をお願いね」


「気楽に遊ぶんだぞー」


 理事長と少し話をした後で、そろそろ三つ子と遊んであげないといけないので、由奈を呼んで別の部屋に連れて行く。

 由佳里母さんと理事長は、この後も話に花を咲かせるつもりのようだ。


 まぁ、この日は理事長が家に来たこと以外は概ねいつもの日常だったことだけは言っておこうかな。

 花蓮も今頃テスト勉強で頑張ってるみたいだしな。



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