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俺は、三つ子幼女のお兄ちゃんになりました  作者: イズミント
第1部

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04 三つ子幼女達との触れ合い

いつも閲覧ありがとうございます。

「にーたまー」


「にーにー」


「おにーたーん」


「はーい、お兄ちゃんはこっちだぞー」


 中学校卒業後、父さんと由佳理母さんが再婚の手続きを終えて家族になり、俺は三つ子の幼女の兄になった。

 三つ子の幼女は俺に懐いてくれている。

 ぽてぽてとこっちに向かってくる天使の笑顔に癒されながら、今日も可愛がっている。


「本当にあの子達は、彼方君に懐いて……」


「彼方もかなり嬉しそうな顔をして、あの子達の面倒を見ているね。 まぁ、卒業して今は私立高校の入学式までは休みだからなぁ」


 傍らで、一緒に昼食を作っている父さんと由香里母さんがその様子を見てそう言った。


 そう。

 俺は現在、春休みを満喫中なのだ。

 中学を卒業し、併願で受けた『私立あいの山学園』の高等部に入学するまでは休みなのだ。

 まぁ、公立校受験には失敗したが、それが今になっては感謝しかない。

 何せ、俺を振った幼馴染みも俺が受験した公立校の受験を受けたから。 場所は別だったが情報通の友人によれば合格したらしいからね。

 振ったあいつとは、顔を合わせたくはなかった。

 あのイケメンと付き合う様子を不意に写した画像を時折見てしまう度にそう思うようになっていた。


「にーたま、だっこー」


「よーし。 由奈や愛菜も順番に抱っこするから待っててくれよ?」


「「あーい」」


「えへへー♪」


 陽愛が抱っこを求めて来たので、俺は陽愛を抱っこしながら、愛菜や由奈にも順番に抱っこするからと先に言った。

 愛菜や由奈は元気よく返事をし、陽愛は嬉しそうに俺の身体を頬擦りする。

 三人共俺に甘えてくれるが、特に陽愛はその傾向が強い。

 おそらく寂しがり屋さんなのかもしれないが、温もりを求める頻度は愛菜や由奈より多いのが将来の懸念材料だ。

 幸い聞き分けがいいので、俺が離れてもギャン泣きしない。

 そんな事を考えながら由奈と愛菜を抱っこしていたら、由佳理母さんがこっちに来た。

 どうやらご飯が出来上がったみたいだ。


「さぁ、そろそろお昼ご飯ですよ」


「わかった。 さ、三人共昼ご飯を食べに行くぞー」


「「「あーい」」」


 舌足らずだが、元気に返事をする幼女三人。

 俺の周りでわちゃわちゃしながら一緒にキッチンに向かう。

 俺の席の両隣には、幼女専用の椅子が置いてあり、今度は由奈と陽愛が座るらしい。

 愛菜は、今回は父さんと陽愛の隣に座る。


「あ、トマトシチューか」


「ええ。 よく娘達が好んでいるメニューで今日のお昼ご飯にしました」


「父さんは何を作ったんだ?」


「まぁ、さつまいものスープくらいか。 由佳理と違ってそんなに料理は得意じゃないからね」


「あらあら、勝次さんったら」


 父さんはさつまいものスープを作ったらしい。

 由佳理母さん程得意ではないというが、父さんもある程度料理は作れるので、前の母さんが死んだ後は助かったんだよな。


「「「いただきまーす」」」


 陽愛たちの元気な挨拶と同時に昼食を摂る。

 そういや、こうして家族で食事をする機会ってあまりなかった気が……。


「三人とも、美味しいか?」


「「「うん、おいしいよー!」」」


 俺が幼女三人に尋ねると、美味しいという返事が来る。

 父さんや由佳理母さんもその返事にほっこりしているようだ。


「おっと、お口が汚れてるぞー?」


「んみゅ……♪」


 時々、幼女三人がトマトシチューを食べてる時に、口周りが汚れるので俺が優しく拭き取ってあげる。

 陽愛と由奈は俺に優しく汚れた口を拭きとってもらって嬉しそうに笑顔を零す。

 俺はすぐに立ち上がってから愛菜にもハンカチで口を拭き取ってあげる。


「おにーたん、ありあとー」


 愛菜も嬉しそうな笑顔を浮かべていたようでなによりだ。

 もちろん、人懐っこいので父さんや由佳理母さんが拭き取っても笑顔を浮かべる。

 そんな感じで楽しく昼食の時間を過ごしたのだった。



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