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詩リーズ

洗濯物

 

 雨が降ってきた。さらさらと


 私は、庭に干してあった洗濯物を取り込もうと、急いで立ち上がる。


 だけど、身体が思うように動いてくれない。


 きびきびと、颯爽と動いてくれない。


 それでも、私はテーブルに両手をつきながら、何とか立ち上がろうとする。


 ああ……昔はもっと早く動けたのに……


 何でこんなに言うことを聞かなくなってしまったのか……


 そんな私を嘲笑うかの様に……雨は、屋根を叩きつける様に強くなってくる……


 そうこうしていると、娘が二階から降りて来て、手早く洗濯物を取り込り込んでくれた。


 洗濯物を片手に、私の身体を心配してくれる娘……


 私は、申し訳なさと不甲斐なさから、思わずこう言ってしまう……


 足つった。



 ぐわっ! 足つった!!


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― 新着の感想 ―
[一言]  これ、解るようになったら…… ♪切なさと哀しさと心強さと……あれ?一文字違いますか?
[良い点] 本当に素晴らしい詩ですね… 詩… これは詩なのか(哲学)
[良い点] シリーズ名の『あべし』がクスッときました! あべしっ! たわばっ! ひでぶっ! って感じですか! [一言] 落ちにもう少し何か欲しかったです!
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