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わかりあってはいけない

差別そのものが消えるわけはない

個人のやり取りで絶対に差別は生まれ続ける


もしも俺が奴らにとっての強者で

奴らが俺にとっての弱者だったら

俺は絶対に奴らを差別するだろう

権力で捻じ伏せるだろう


生かさず殺さず

この社会から、消してやる


俺は奴らが社会全体から疎まれる世界を望む

奴らには死んでほしい 残忍な殺され方を

いやそれより永遠の苦しみを

生まれてなんかこなければよかったと思わせたい


差別はなくならない

永遠に生まれ続ける

だから問題が起こったらその都度解決するしかない

ケースバイケース

差別は“ある”前提で、なくし続けていくこと


それがわかっていても止めることはできないし、

止まるつもりもない

俺は奴らが差別される世界を望む

その撤廃だなんてとんでもない

俺はなんとしてでも奴らが差別され続ける社会を守る


だから差別そのものはなくならない

人間の心に闇がある限り


あるいは差別の原始はこんなものだったのかも

絶対の憎悪が無関係の人間に伝播して習慣と化す

それでも俺は止まらないし止められない


理屈じゃないんだ 感情ですらないかもしれない

これは俺の使命なんだ

奴らを永久に殺し続けることが


俺は奴らを絶対に許さない

許せないんじゃない

許してはいけないんだ

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