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三話-13 気持ちの所在




 簀巻きにされ助けを求めるような文奈さんの目線を受けながら僕は近くに空いている椅子に座った。

 ここは談話室のようなもので、会食の時に使うような揃えられた椅子や机と違い実に様々な物が取り揃えられていた。

 各々が自分の好みの場所に陣取りながら楽にしているし堅苦しい場でないのはたしかだろう。その中央には簀巻きとなった文奈さんがいる。

 それから部屋の隅には皆が駆けつけてくれた時にはいなかった名雪さんの妹の藍さんがいた。

 こちらを一度見た後は特に反応をするでもなく手元の端末に視線を移しているも、彼女については分からないことが多い。文奈さんが未来を占った上でここにいるのだから何かしらの理由があるはずだけど。

 視線を外し、部屋の中を進んでいくと龍健さんが立ち上がってこちらに正面を向ける。


「おはようございます。清花さん。体の方は大丈夫でしょうか?」


「おはようございます。龍健さん。お陰様で、体に傷は一つたりともありません」


「それは良かった。……ですが、この度はこの会合を主催する側として取り返しのつかない事態となってしまったことを心よりお詫び致します。誠に申し訳御座いませんでした」


 そう言って彼は深く頭を下げる。主催側が招待客を害するなど醜聞以外の何者でもない。

 しかし僕としては彼に対して怒りの感情を持っていない。退魔師界隈を牛耳っていると言われる一級程の相手が何人も一気に押し寄せるとは想像出来るはずがないし、出来ていたとして防げるかと言われれば僕だって不可能に近い。出来ることと言えば涅槃浄界を予め張って置くくらいのものだろう。

 さりとて龍健さんにとってはそれで済ます訳にはいかないというのが実情のはずで。


「謝罪を受け入れます。今回のことは予測をしていても対処が難しかったと思いますし、今回襲って来た人たちを除いてそちら側を責めるつもりは僕にはありません」


「そう言って頂ける助かります。ですが、謝罪の言葉だけで終わらせるつもりはありません。後日、きちんとしたお詫びをしたいと思っています」


「そちらの意向は分かりました。お詫びを受け取るかどうかを含めて身内の者と話し合いたいので、こちらの対応については一旦保留とさせて下さい」


「承知致しました。謝罪を受け入れて下さり、感謝の念に堪えません」


 もう一度龍健さんが頭を下げたところで、この話題については中断したとみていいだろう。

 堅苦しい言葉遣いも疲れたので、この場の雰囲気に合った話し方に戻すことにする。


「龍健さんもお疲れ様でした。今回のことは事故のようなものだと思うしかないかと。僕はそう思うことにしました」


「いえ。事故だとしても、現場検証と事後対応はやはり必要ですから。それに、我々は第三者ではなく当事者だという自覚を持つべきです。身内が関わっていたのですから、我関せずではいられません」


 被害者という立場の僕と加害者側に近しい立ち位置の彼では今回の件に対する意識が違うのは当然か。

 責任者として気を引き締め続けているのはせめてもの誠意というものみたいだ。


「そういえば、今回来た人たちの中には前園と名乗る人がいましたが、あの人は龍健さんのご家族という認識で合っていますか?」


「祖父になります。ですので、今回のことは尚更に重く受け止めなければと考えている所存です」


「では一つ聞いてもいいですか?」


「何なりと」


「龍健さんは今回のことについて、何かしらの形であれ貴方の祖父やその仲間へ協力をしましたか? 例えば僕の情報を意図的に流すとか」


「自覚している範囲では誓って何もしていません。それを証明する方法がないことが心苦しい限りですが」


「そのお言葉だけで十分です。僕としては、になりますがご家族だとしても龍健さん個人に責を問う必要はないと考えています。相手が相手ですので、ご家族だからとあまり責めすぎたりして敵を作り自らの立場を危うくするようなことのないようにして下さいね」


「……お心遣い痛み入ります」


 ご老公たちの立場は多少の不祥事程度なら簡単に揉み消せる程度には高い。

 それ程一級退魔師という肩書きは世間的にも重い。そうでなければ人間同士の醜い身内争いで退魔師がいなくなり、晒した隙を妖怪に突かれることになるからだ。だから僕はいざという時の為の書面のみを書き残し、ご老公たちには直接的な処分を求めなかった。

 この肩書きは退魔師協会に所属していない僕なんかよりも、退魔師の世界にどっぷりと浸かっている龍健さんや景文さんたちの方が重くのしかかることになるはずだ。

 彼らが上の立場を求めているのなら、今回のことで強く糾弾したりしてご老公たちやその仲間から睨まれその機会を失うことになりかねない。

 それに取って代わるものがない限りはご老公たちをおもねていた方が堅実かつ安全というものだ。

 いくら義憤に駆られたとしても、失うかもしれないものと天秤に掛けて僕を選ぶ必要はない。そんなものは求めてはいない。

 直接的に敵対をして痛めつけた景文さんは手遅れの可能性もあるけど————彼の場合は上等だと啖呵を切りそうな気がする。

 戦っていたといえば、僕の所に駆けつけて来た時に彼らの服が汚れていたのを思い出した。


「そういえば、皆さんの所にもどなたか来ていたみたいですが、怪我などはされていませんか? 宜しければ手当てをさせて頂きますが」


 あの時とは違って今は綺麗な服を着込んではいるけれど、その内側は分からない。もしかしたら今すぐ治療しないといけないような怪我をしている可能性はあった。

 僕の問いに目線で指し示された先にいたのは苦々しい顔で爪に何かを塗っている千郷だった。

 龍健さんは彼女を一瞥してから僕に頭を下げる。


「そういうことなら彼女をお願いします。戦い方が近接特化な分、生傷が絶えない生活を送っているものだと聞いていますので。今回も存分に力を振るっていたので見えないところにも傷があるかもしれません」


 千郷の戦い方は過去のものと変わっていないのであれば確かに傷を負うこともあるだろう。ここにいる人たちを止めるほどの実力を持つ相手であれば怪我なしに突破することは困難なはずだ。

 本人もそのことは自覚しているから傷薬も携帯はしていると思うけれど、効果としては浄化の力の方が強いはずだ。


「千郷さん、どうでしょうか? 古い傷であっても綺麗に無くすことが出来るので今なら出張費施術費無料で引き受けますが」


 あの時、面倒がらずに僕の下まで来て心配してくれたのだからそれくらいは無償でやったところで何も言われたりはしないだろう。

 千郷は何やら考え込んでいるようだったけれど、視線をこちらに向けないままぶっきらぼうに答える。


「……あとで時間を作るからその時によろしく」


「はい。お待ちしています」


 こくりと頷いてまた爪の手入れに戻る彼女を見て、そういえばよく修行で怪我をする千郷の治療をしていたっけと幼い頃の思い出が蘇る。

 今は彼女に正体を打ち明けられていないからその思い出を共有して笑い合えることは出来ないけれど、いつかそうなったらいいなと思うばかりだ。

 昔の自分をよく知る彼女が今の自分を見たらどう思うかを考えるとちょっと憂鬱だけど。

 清光として彼女に会った時に違和感を持たれたりはしないだろうか。


「私のことより、そっちの方が顔色が悪そうだけど」


「あぁいえ、少し考え事をしていただけですので平気です。体調面ではどうかご心配なく」


「そう。それにしても、土御門が間に合って良かった。貴方が連れ去られていたら被害は宝蔵咲夜にも及んでいたでしょうし。そうなったら清光の仕事にも差し障りがあったかもしれないじゃない。……全く、あのエロ親父共。過去に戻れたらもう一発ぶん殴ってやるのに」


「千郷はそうでなくても殴りまくってたでしょうが」


「だってあのエロ爺、戦いにかこつけて私のお尻を触ってきたんだから仕方ないでしょ。私は何も悪くない。名雪さんも触られたら分かるよ」


 確かにそれは仕方ない。千郷は気を許した相手以外に体を触れられるのがあまり好きではないから特に怒っただろう。その様子がありありと目に浮かぶ。

 そういえばあの時も体を触られたとか言っていたのを思い出した。その人が誰か判明したら浄化対象にしてあげるとしよう。


「その一瞬が命取りになってボコボコにされたのだから仕方ないと言えば仕方ないんだけど……うーん」


 名雪さんはその場面を思い返しているのか、苦いものを食べたような顔をしていた。

 僕のところに前園家や柴井家の重鎮がやってきたことを考えると、彼女たちの足止めに来たという人も相当の手練だったと推察出来る。

 それを隙があったとはいえボコボコに出来るというのは千郷の成長の証だ。あの頃よりも彼女はきちんと前に進めているのだろう。

 僕という過去の出来事がその足を引っ張ってしまっていると思うと申し訳ない気持ちでいっぱいだけれど。


「千郷さんは強いのですね」


「別に。援護あってのことだから大したことはない。それを言ったら一級を四人同時に行動不能にさせたそっちのが凄いじゃん」


「そうそう。あれって何をしたの?」


「えっと……」


 涅槃浄界のことを言っているのは分かっているのだけど、これを軽々しく口にしてもいいものか少し悩む。

 あれを使う時にご老公が言っていた言葉や直後に全力で対処しにかかってきたことを考えると、あの「神域接続者」という言葉には深い意味があるのだと推察する。その神域というのが神の声らしきやあの神聖な力を集合体のような龍のことを指しているのならほぼ間違いはないと思う。

 言葉にしたとして、自分は神様の声が聞こえて新たな力を授かりました、なんて言える訳もなく。


「……ひ、秘密です」


 術自体を見られてしまっている以上、何もなかったということには出来ないのでここは何も語らない姿勢でいるしかない。

 幸い、術師には自らの術について秘匿する権利が与えられている。退魔師界隈でもそのことを無理に聞き出そうとする行為はあまり褒められた行為ではないとされているのが救いか。


「ふーん」


 千郷はそこまで興味はないのか、適当に相槌をして流すけれど名雪さんは僕の肩を揺さぶってきた。


「えーっ! でも凄い気になるんだけど。人間相手であれってことは、妖怪相手にはもっと効くってことでしょ? それが遠隔起動とかで使うことが出来ればもっと助かる人が多そうなんだけど」


「試していないから何とも言えませんが、出来るという気はあまりしませんね。確かに、出来れば有用だとは思いますが」


「でしょう? 龍健はその辺り詳しい人とかいないの?」


 急に投げられた質問に龍健さんは顎に手を添えて考え込む。


「結界を遠くで発動させることの出来る術師か。聞いたことはないが、探せばいるのではないか?」


「でも出来たらもの凄いことだよ? 限りはあるだろうけど、救われる人はきっといると思うし」


「術を行使出来るのは清花さん一人だけだと今度は誰を助けるかという議論にならないか? そして、その責任はきっと彼女に向かうことになる。基本が自己責任の世界だ。あまり他人の力に頼り過ぎるようになるのは危険だと思うぞ。退魔師たちの危機意識の低下に繋がりかねんしな。軽率に扱っていい話ではないと私は思う」


「でも高階級の討伐任務に行く人が減っているのも事実だよ? それに昨今の異常事態のことあるし」


「それは由々しき問題だと思ってはいるが……」


 僕の知らない退魔師事情というものがまだまだ多様にあるらしい。

 浄界や浄罪、そして涅槃浄界は基本的に広範囲に広がる術だ。妖怪のいるところさえ分かり、方法さえ確立出来れば遠距離から他の退魔師を援護することだって出来るようになるかもしれない。

 そもそもが命懸けの仕事だから最低限の命の保証があった方が安心出来るというのは当然の心理だ。

 隣町の武原さんの地域が危機に陥った時に助けに迎えたのが僕だけであったように、より上位の相手と戦う為の人員というのは上にいくに従って少なくなって行くのは世の道理。であれば中位の人が上位と戦える場を用意することもまた策としては理想的ではある。


「その結界を張る為に僕が戦えなくなっては本末転倒なのでその案としては採用しづらいですが、確かに出来るに越したことはないですね」


 それが出来ればいざという時に遠方にいる咲夜たちを守ることが出来る。ただの浄界だけでも出来ないか試行錯誤してみる価値はあるだろう。

 三人で唸っていると、横から来た藤原さんが呆れ顔をしながら龍健さんの方を見る。


「龍健、話が逸れてるぞ。もっと話すことがあったろ」


「そうでした、これは失敬。清花さん、今回のことを受けてやはり退魔師は活動をする際に二人一組でいることの重要性を感じました。今すぐここの中から選べとも言いません。我々の中から選べとも。ただ一度、真剣に考えてみて欲しいのです。今回は大事に至らなくて済みましたが、次もこうなるとは限りません。妖怪にとって貴方は不倶戴天の敵であり、退魔師にとっては……貴方は非常に有益かつ有用な存在なので一人でいれば良からぬ輩が徒党を組んで事を起こさないとも限りません。そうなってからでは遅いというのは清花さんも身を持って知れたことかと思っております」


「そうですね。妖怪ならまだしも、退魔師に襲われるという可能性はあまり深くは考えてはいませんでした。自分の力不足を痛感しました」


「話は一応祖父……鷹一から話は聞きました。あの二人の攻撃を凌いでいたらしいですね」


「最後は捕まってしまいましたが……」


 僕が事実として答えると、彼は首を横に振った。


「私も以前に二人から指導を受けたことはありましたが、残念ながら一分と経たずにやられてしまいました。悔しいですが、私では貴方を守るのに力不足のようです」


 無理もない話だ。あの二人の連携は正に阿吽の呼吸と呼ぶべきものだった。まるでお互いに相手がどう動くかを理解しているように動くものだから戦い辛いったらありはしない。あれを凌げるとしたら景文さんのように数で対抗するしかないだろう。僕のように二体一で戦うことは不利が過ぎるというものだ。

 きっとあれで数多くの妖怪を屠ってきたのだと考えると、連携を深める為に二人一組で動くことに意義は感じる。

 そう思っていると、視界の中で一人が立ち上がった。


「そういう意味なら俺もだな。ただの足止め役にすら歯が立たなかったんだから」


「武原さん」


「いつか越えてやるさ。でも、それは今じゃない。だからその時まで預けておくつもりだ」


「…………ん?」


 何だろうか、この流れは。

 嫌な……というよりはおかしなことになる予感がする。

 今度はもう一人立ち上がって。


「悔しいけど、やっぱりアイツの方が適任だ。折角名雪も前向きに検討してくれていたんだけどな」


「藤原さんまで?」


 ここにいない宝蔵剣護を除く全員が一様に頷いている。何なら未だ簀巻き状態の文奈さんまでもが。

 何のことだかさっぱり分からないでいると、訳知り顔で名雪さんが僕の肩に手を置いてきた。


「貴方のことは景文の奴に任せることにしたよ。力量的にもそれが一番だって結論になったんだ」


「いつの間に……というか、何を勝手に決めているんですか」


「あはは、ごめんね。でももう私たちの中で決めちゃったことだから」


「いや、勝手に決められても……」


 色々な人に申し込まれてもとは思うけれど、まるで確定かのようにされるのも何だかなと思ったり。

 先の一連の出来事で彼がいの一番に駆けつけたことが決め手となっているのかもしれない。


「清花ちゃんは景文じゃ嫌なの?」


「嫌とか、そういうことじゃないです。そのことを他人に決められる謂れはないというだけで」


「じゃあ、必ず誰か一人を選ばないといけなくて、けど景文以外に適任がいなくて他に誰も立候補も推薦がなかったらどうかな?」


 これは、もしかしなくても楽しんでいる。僕、というよりは景文さんの恋愛事情に首を突っ込むのがそんなに面白いのか。

 千郷は割とどうでもよさそうな顔をしているけれど、耳はしっかりとこちらを向いているのが感じる。

 床では未だに文奈さんが喚いているし、龍健さんと武原さんの関心も高めのように感じていて。


「……はぁ。その話題についてここに議論するつもりはありません。持ち帰って咲夜としっかり話してから結論を出すので誰からも口出し無用です」


「でも、あの景文だよ? 自他ともに認める退魔師最強格の一人だよ? そんなアイツが入れ込んでいる子が気にならない訳ないじゃない。せめてどの程度の成功確なのかくらいは知っておきたいのよ。友達として、ね」


 どうやらここにいる人たちの中で景文さんが僕に対して好意を抱いているというのは共通の認識らしい。

 ここにいる人たちからすると彼はいつもと違う感じを出しているらしいので気づいて当然なのかもしれないけど。

 あるいは僕のいないところで何かしらの事が起きていたのかも。

 だとしても、しかしながら僕には理解出来ないことがあるので安易に言葉を返すことが出来ないでいた。


「そこなんですよね」


「そこって、何が?」


「僕のどこを好きになったのかがよく分からなくてイマイチこっちも真剣になりきれないというか。あまり自分に女性としての魅力があるようには思っていないので、具体的にどこを好きなのか疑問に思ってしまうと言いますか。異性との交際経験もないので、その好意をどう受け止めればいいのかも分からないのですよね」


「女性としての魅力が」


「ないって?」


 嘘偽りない本音の言葉を聞いた名雪さんは千郷と目を合わせてから深く頷いた。

 この反応をされるのは二度目のような気がしていると、二人は思い詰めたような怖い顔のまま立ち上がってそのまま同時に僕の両腕をガッチリと固めて離さない。どこにこんな力があるのか。


「お、お二人とも? なぜ急に掴んでくるんですか?」


「いいからいいから。今は大人しく着いて来てくれない? ちょーーーーーっとだけ、話しをするだけだから」


「男子共はあのヘタレに下手に関わらないように。変に拗れたりしたら承知しないから」


「もがーっ!」


「えっ? ちょ、ちょっと⁉︎」


 引き摺られるように移動し始める僕たちに転がりながら着いてくる文奈さん。

 そのまま長い道を無理矢理に連れられて運ばれたのは名雪さんに最初に連れ込まれた女の子たちが集まっていた個室だった。

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