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14話 TKGと吉法師と

 ある日曜の朝——


「んふふふ〜っ」


 今のわたしの顔、絶対に人に見せられないくらいニヤニヤしているわね。

 だって、わたしの前にあるモノにお腹が絶叫しているからなのだよ。


 テーブルの上に置かれた土鍋の少し熱がこもった蓋を持ち上げると——


「あ〜この炊きたてのご飯の香り……たまんないなぁ〜っ!」


 わたしを出迎えたのはキラキラと輝いた炊きたてのお米くん達である。


 一粒一粒が土鍋の中で立っているのは、まるでわたしに「ボク達を食べてください」と言わんばかりだ。


「おはよう、ご飯くんたち! わたしに食べられる準備はオッケーみたいね……それじゃあ早速といきますかっ!」


 ぐいっと土鍋の中にしゃもじを突っ込み、ご飯全体を切るように手早くにほぐしていく。

 ほぐされるたびに芳しいご飯の香りが、わたしの鼻腔をくすぐってくれる。


「んふふ……」


 こんな美味しそうなご飯の香りを嗅げだよ。

 当然ながらわたしのお腹は全力で、「早く食べさせてっ!」と更に要求してくるわけだ。


「はいはい。少し待っておくれよ、わたしのお腹くん。家宝は寝て待てっていうでしょ? さてと……ご飯の準備はこれでオッケーだよね。次はっと……」


 土鍋の横に視線を向けると、そこにはどんぶり茶碗と昔がらの製法で作ってる地元のお醤油がある。


「さらに——」


 テーブルの上にある竹浅ザルに盛られた十数個赤玉の卵の一つを手に取り——


「これこれ。これが今回一番重要なのだよ」


 にわとりの餌と飼育にこだわった、これまた地元産の卵。

 この日のために、わたしは早朝から卵販売所まで行って買ってきた。


 お米も昨日のうちに水に浸けておいて、朝早くから炊き上げた。


 それもこれも最高の朝ごはんを食べるためである。

 その努力が今、報われようとしているのだ。

 究極かつ至高とも言える卵かけ御飯を食べるという目的があれば、どんな困難だって苦痛じゃあないのだよ。


「手間ひまかけて準備したんだから、これが美味しくないわけがない……くふふふふ」


 期待に胸膨らませて、ついついこんな独り言も自然と出てしまう。


「さあ待たせたね、食材の諸君っ! 今から君たちを完全体にしてあげるわよっ!」


 わたしは手にした卵を割り、ご飯との融合を試みようとした瞬間だった——


「あ、あの……お忙しいところ大変申し訳ありませんが。ここは御角家でお間違いありませんでしょうか?」


「へ……?」


 目の前に現れたのは、立派そうな身なりをした可愛らしい男の子が座っていた。


 透き通ったような白い肌。

 女の子と間違えそうな顔つきに、上品そうな雰囲気をした男の子が、じぃっとわたしの顔を見つめていた。


 はて、誰だろう? 

 服装からしてどこかの武将さんの子供だというのはわかるのだけれど……

 でもこの子、どっかで見たことがあるような……?

 しかも割と最近なんだよね……あれ、どこだったっけ?


「ええと……?」


「これは失礼をいたしました。私は織田信秀が息子・吉法師と申し訳ます」


 うやうやしく頭をぺこりと下げた、こ……この子が吉法師ですとっ!?


 吉法師——

 まあ信長さんの幼名が吉法師。

 つまりこの子は幼少期の頃の信長さんってことになる。

 幼少の頃から奇天烈な行動が多く、周囲からうつけと呼ばれてたりしたと云うけれど。


 眼前にいる吉法師くんからは、そんな感じはまったくしない。

 むしろ利発で聡明そうな顔つきをしてる。


「あの……どうされましたか? 私の顔に何か着いていますでしょうか?」


「あ……ううん、何もないから安心してよ、吉法師くん」


「そ、そうですか。ならば良かったです」


 ニッコリと笑った顔は、今の信長さんの面影がある。

 でも今の信長さんとは決定的に違う部分もある。


 どことなく自信なさげな表情。

 チワワのように少しぷるぷると小刻みに体を震わせているし。


 それに——

 わたしが視線を合わせると、サッと視線を逸らせちゃうんだよね。


 本当にこの子は信長さんと同一人物なのか、と疑ってしまいそう。


「それで、どうしてうちに?」


「あの……実は父上に散々聞かされておりまして……私もぜひ美味しい料理を食べたくなったのですが……駄目、でございますでしょうか?」


「いやダメってことはないけどね……でも、そういう食いしん坊なとこは信長さんそっくりなんだね」


「え……信長……?」


「あ、ううん。なんでもないよ、なんでも」


「さ、さようでございますか……」

 

 それにしても吉法師くんは、ずっとおどおどと怯えたようにしている。 

 今もまだビクビクと体を小刻みに震わせているんだけれど——


「あの……先ほどから気にはなっていたのでございますが……その土鍋の中から漂ってくる美味しそうな匂いはっ」


「お、その匂いに気づいちゃいます? さすが食いしん坊」


 来てそうそうにご飯の匂いに反応しちゃうあたりは、今の信長さんと同じね。

 

 炊きたてご飯の匂いを鼻ですぅーっと嗅いいだときのあの顔……すごくキラキラと目を輝かせている。


 美味しいものには目がないのは、今も昔も信長さんはちっとも変わらないんだと、おもわず感心してしまう。


「あの……にこにこと微笑んでいらっしゃるいますが……私、何か粗相そそうをいたしましたでしょうか?」


「あ、大丈夫。ぜんぜん変なことなんて言ってないからね、吉法師くんは。うん」


 また怯えたような表情になっちゃった。

 なにか人の顔色を気にしすぎな気もするけれど……まあ、それも仕方がないのかな。


 吉法師くんは幼少時から親元を離れて、那古野城で暮らしている。

 織田の家臣とはいえ、周りは大人ばかりだし、自然と周囲の顔色を伺うようになったのかもしれないな。


 少しかわいそうな境遇ではあるけれど……


「よっしっ! それじゃあお姉さんが美味しいご飯をご馳走しちゃうよ——って、言いたいんだけれど……」


 テーブルの上にはご飯と卵とお醤油と自家製沢庵のみ。


「まあ、これはこれでご馳走かな。じゃあ吉法師くん、美味しいご飯をたっぷり食べていってね——」


「おう、倫っ! また旨そうな飯を喰ってるみたいだなっ!」


「え? の、信長さんっ!?」


 なんの前触れもなく急に現れるのは、本当に心臓に悪い。


 というか。

 いつも夕飯前にしか現れない信長さんが、どうしてこんな早朝から現れるの?

 

 いやそれも問題だけれど。

 今はなにか非常にタイミングが悪い。


「……なんて間が悪いのよ」


「ん? 今なんて言ったんだ、倫?」


「いえ、何も言ってませんよ。というか、それよりもですね。どうして信長さんが今いるんですか? いつもは夕食刻にしか来ないのに……?」


「いやな。なんとなくなんだが……どうにもお前が旨そうなモノを喰ってるような気がしてな。それで来てみれば、そのまさかだったとはな。我ながら冴えていると感服するぞっ!」


 って、めちゃくちゃ自慢げに笑いだしてるし。


 それにしても勘が冴えすぎでしょ。

 本当に究極の食いしん坊だよ、信長さんは。


「——で? その色白の青瓢箪あおびょうたんは誰だ? お前の縁者かなにかか?」


 ひとしきり笑った信長さんは、テーブルの前に座っている吉法師くんにフッと視線をやった。


「ああ、わたしの親戚じゃありませんよ。この子は、ええと……吉法師くんですけれど……ねえ」


「な……この青瓢箪が吉法師……だとっ!?」


 信長さん。

 吉法師って聞いて、めちゃくちゃ目を丸くして驚いてる。


 まあ……そうなるわよね。

 普通は過去の自分と対峙することなんて、まず無いしね。


 幼い頃の記憶なんて曖昧だ。

 ましてや今の自分と180度違う様相に、まあ驚いてもおかしくはないよ、うんうん。


 だって——


「う、うぉぉ……俺はこんなだったか……? いや、もっと……」


 記憶と違い過ぎてあまりにもショックだったのか、両手で顔を覆っている。

 どんな相手にも臆することのない信長さんのこんな姿は、わたしは初めてみた。


 信長さんには悪いけれど。

 めちゃくちゃ動揺している信長さんなんて、滅多に見れるものじゃない。


 こんな信長さんは貴重だし、なんか少し可愛い。


「あの……大丈夫でしょうか? 私が何か貴殿に粗相をしましたなら……たいへん申し訳ございませんっ」


 吉法師くんは吉法師くんで、信長さんにすっごく気を使ってるし。


「——いや、お前が悪いわけじゃない。これは俺の気の持ちようだから気にするな……」


 信長さんは何かを吹っ切るように頭を横に数回振る仕草をしてみせた。


 そして——


「まあなんだ……とりあえず旨い飯でも喰おうか。倫、頼む」


 落ち着きを取り戻したのかな。

 信長さんは何事もなかったかのように、いつものようにテーブルの前に座り込んだ。


「はいはい。じゃあ二人のお茶碗、持ってきますね」


 立ち上がって分かったけれど。

 信長さんは落ち着きを取り戻していないのがすぐに分かった。


 組んで座っている信長さんの膝が、小刻みにピクピクと震えているのが見えたからだ。



 ◇



 直ぐにキッチンからお茶碗を持って戻ってくると、わたしは二人の前にどんぶり茶碗を置いた。


「それじゃあ、さっそく卵かけご飯を食べるとしましょうかっ」


 二人の前で卵をパックリと割ってみせると、空のどんぶりの中へと投下した。


「卵かけご飯? おい、倫……卵を生のまま喰おうってんじゃあ無いだろうな?」


「あ、あの倫殿っ! 卵を食べるだなんて……本当に大丈夫なのでしょうか!?」


「大丈夫大丈夫ですって。わたしを信じてくださいよ、信長さんに吉法師くん。卵かけご飯はめちゃくちゃ美味しいんですからっ」


 戦国時代に生卵を食べる習慣なんて無いから、まあ普通に驚くのは無理もないよね。


 でも二人は、わたしの「美味しい」って言葉を聞いたら、そんな懸念も吹き飛んでしまったみたい。


 わたしを見る今の二人の顔……まったく同じ顔して口の端からヨダレが出てるし。


「そうか……旨いのか。まあ、飯のことで倫の言うことに間違いはないからな。だからお前も信じろ、吉法師っ」


「ええ。父上からも御角家の料理は絶品だ、と聞かされておりましたから……間違いはないと疑う余地はございませんっ」


「うふふふ……それじゃあ二人とも。わたしのやり方をよぉ〜く見ておいてくださいよ〜!」


 ゴクリと喉を鳴らすと、二人とも力強く何度も首を縦に振ってみせている。


 どんぶり茶碗の中に投下した新鮮生卵を、お箸でグルグルとかき混ぜて溶いていく。

 そこへお醤油をつぃーっと垂らしながら、さらに卵をかき回す。


「くふふふ……さあ、そろそろ仕上げと参りますかっ」


 黒と黄色が渾然一体となったどんぶり茶碗の中にほっかほかのご飯を投入するのだけれど……しかぁしっ!

 ここはあえて大盛りご飯は入れないのが、わたしのこだわりなのだよ。


 普通サイズのお茶一杯分よりも若干少な目にご飯を入れて、またまたグルグルグルグルとかき混ぜていく。


 ご飯と卵とお醤油が綺麗に混ざりあえば——


「わたし特製の卵かけご飯、完成ですっ!」


 どんぶり茶碗の中にとろ〜りとした状態の卵かけご飯。

 卵とお醤油を纏って、お米一粒一粒がテラテラと輝いている。


「ふむ。こんな飯は今まで見たことがないが……匂いといい見た目といい、旨そうだ。そう思わないか、吉法師っ」


「は、はい。私もこれほど美しい飯は初めてでございます」


「くふふふ。二人も卵かけご飯を気に入ってくれたようですし……それじゃいただきましょうっ!」


「おう、喰うぞっ!」

「はい、いただきますっ!」


 言って、三人同時にどんぶり茶碗に口をつけた。


 とろとろな状態の卵かけご飯だから、ずずぅ〜っと口から喉へと一気に流れ込んでいく。


「んふふふ……ん〜美味しいぃぃ!」


 口の中いっぱいに広がる卵とお醤油の甘っ辛い味がまた堪らない。

 ご飯の量を少ないから、何の抵抗もなくスイスイと喉を通り抜けていく。


 カレーは飲み物だと云う人がいるけれど。

 わたしからすれば、卵かけご飯も飲み物だ。


「ああ、もう次よ次っ!」


 あっという間にどんぶり茶碗は空になってしまった。

 新しい卵かけご飯を作るという衝動を、わたしは抑えることはできんのだよ。


「くぅぅ〜っ! この卵をかけた飯のなんたる旨さ……おい、倫。もう一杯頼むぞっ」


「はい。私もこんなに美味しい食べ物は生まれて初めてでございますっ! ああ、倫殿……そのおかわりをいただけませんか?」


 信長さんと吉法師くんの二人は、空になったどんぶり茶碗を全く同じタイミングで差し出してきた。


 二人とも口の周りには、うっすらと卵がつけたまま浮かべた笑顔も全く一緒だ。


 まあ同一人物なんだからそうなんだけれど。

 ここまで一緒だと、なんだか微笑ましくもある。


「はいはい。まだまだありますから、じゃんじゃん食べてくださいね」


 それぞれのどんぶり茶碗に卵とお醤油とご飯をさっきと同じように入れて、また卵かけご飯を作る。


 そしてこれまた同じように卵かけご飯を、スルスルスルぅ〜っと胃袋へと流し込んでいく。



 ◇



 しばらく無言で卵かけご飯を一心不乱にする食べていたわたし達。


 テーブルの上にあった十数個の卵も無くなり、土鍋の中にあったご飯も空になっていた。


「ふぅ〜喰った喰った」


 食べ終えた信長さんは、かなり満足そうな表情をして、畳の上にゴロンと横になってくつろいでいる。


「わ、わたしもこんなに食べたのは初めてです……」


「そりゃそうだろ。倫が作る飯を一度でも口にすれば、どんな奴だろうと箸が止まらなくなると云うもんだ。お前だって例外じゃない」


「そ、そうですね……これほど美味しい料理なら分かる気がします」


「……ふん。分かればいいさ。分かればな……さてとっ」


 信長さんはゆっくりと体を起こすと、すくっと立ち上がった。


「ええと……もしかして信長さん、帰っちゃうんです?」


「おう、向こうで五月蝿い奴を待たせているもんでな。そろそろ戻らんと、また小言を言われてしまうし……じゃあ、また来る——」


「あ、あのっ、お待ちくださいっ!」


 帰ろうとした信長さんの袖を、吉法師くんがグィっと掴んだ。

 何かを訴えかけるような熱い視線を、じっと信長さんに送っている。

 

「……どうした、吉法師? 俺に何か用があるのか?」


「いえ……あのでございますね……あなた様はさぞ名のある武将だとお見受けいたします」


 言われて信長さんは、フンと得意げに鼻を鳴らした。


「……まあ、それは間違いではないな。なにしろ俺はあの今川を——」


「そ、それででございますが……どうすればあなた様のような武将になれるのかを、是非この私に教えていただけないでしょうかっ!」


 信長さんを掴んだ手が、さっきからずっとぷるぷると震えたままだ。

 吉法師くん、怖いのをかなり無理をしているのが伝わってくる。


 信長さんもそれが分かったみたい。

 厳しい表情を少し和らげると——


「そうか。なら耳の穴かっぽじってよぉ〜く俺の言うことをよく聞け、吉法師っ」


「は、はいっ!」


「まずは旨い飯を腹いっぱい喰えっ」


「め、飯をでございますか……?」


「おう、飯だ。飯はりきをつける基本中の基本だ。お前はまずたくさん飯を喰って力をつけろ」


「は、はい。これからは吐くまで飯を腹いっぱい食べますっ!」


 力強く返事してるけれどもね。

 なにも吐くまで食べなくてもいいんじゃないのでは、と思うんだけれど。


 でもまあ吉法師くんがそう決めたなら、わたしが何か言う必要もないか。


「それとだな、吉法師……あとはあまり周囲の目を恐れるな」


「え……それはどう言う意味でございますか……?」


「お前はもう既に城を任された武将だろう。その武将が家臣の顔色ばかり伺う必要はない、と言うことだ」


「……ですが」


「ですがもクソもないっ! 己に信念があるならば自分がやりたいようにやれっ! まあ、俺から言えるのはそれくらいだ」


「分かりました……今すぐに出来るかどうか分かりませんが——」


「いや、すぐにでもやれっ。決断が鈍ると全てが無駄になる。いいな、絶対に今日から実行しろよっ! 絶対にだからなっ!」


「は……はいっ!」


 吉法師に言い聞かせる信長さんの表情、いつになく真剣だ。

 こんな信長さんもわたしは初めて見るかもしれない。


「いい返事だ。それでこそ織田家の当主になる男だ」


 満足そうにニッと笑うと、信長さんはいつものようにスゥっと消えていくのだけれど。


 消えるほんの少し前。

 信長さんは、「……そうか。あれは俺だったのか。なるほどな」と、わたしの耳にははっきりと聞こえたのだ。


 しばらく信長さんを掴んでいたままのポーズを取っていた吉法師くんは、


「いつか……いや直ぐにでも私はあの方のように必ずなってみせます」


 ぐっと力強く握りしめていた。


「それにしてもだよ……」


 わたしには、ちょっとした謎が残ったわけなのだよ。


 信長さんが言い残した言葉。

 もしかして、今の信長さんも吉法師時代に自分と出会って、同じ言葉を言われたのかな。


 だとすると……

 今目の前にいる吉法師くんが、大人になってからわたしの家に来るようになって、またそこで吉法師くんと出会って……


 つまり卵が先か鶏が先か、と言う因果性のジレンマが生じるのだよ。

 わたしは因果のループを頭の中でグルグルと溶き卵のように思考を張り巡らせてみたけれど。


「ま、いっか」


 答えが出るわけでもないし、わたしは考えることを止めた。


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