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この二分の一の世界で(仮)  作者: なづき
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剣と身体能力

 世界は二分の一で出来ている。

 世界は二分の一しかない。

「だから俺は、二分の一を引く」



 これから語るのは俺が今、体験している事を簡単にまとめてみた事だ。

 一つ目世界の人口は二分の一になった。

 二つ目ここが日本ではなく異世界だと言う事。

 三つ目能力が使える事。

そして、四つ目今現在俺は、戦闘中だ。


「おいおいそろそろ降参したらどうだぁ?」

「降参したら見逃してくれるのかよ?」

「勿論この刃で真っ二つになるんだよぉお」

「それじゃあ、死ぬじゃねぇか」

 この両腕に剣が付いたやつと素手の身体能力が上がっただけの体だがやるしかない。

 お互い駆け出し正面から切りかかり殴り込む。

 結果は見えてる。

「ほらな俺の右腕が切られたじゃねぇか」

 やはり痛みはさほどない。これが身体能力向上の効果なのだろうか。

「てめぇ、よくもやりやがったな」

 相手はよほど苦しんでるみたいだ。なんだよたかが腕の一本で。

「あいこじゃんお互い腕一本だろ?」

「てめぇと俺の腕じゃあ価値がちげぇんだよぉ」

「そうだな。俺の腕の分後でお前を殺す」

「だまれぇぇぇ」

 またもや互いの残った腕が飛び散る。

「おでぇの腕がぁぁぁ」

「まぁまぁ、いいじゃんまたまたあいこって事で」

「ふざけるなぁぁぁ」

「いい加減にしろよこっちだって血出てんだから」


「もう死ねよ」

 そのまま振りかぶりながら再生した腕で剣野郎の顔面を殴り潰した。

「お前は負けたんだよこの」

「二分の一の世界に」


 俺の名前は空田凪(そらだなぎ)。能力、身体能力向上。

 現在判明してる効果。異常な腕力、そして異常な再生力。


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