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魔王様の刑務所生活  作者: ゆげ
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魔王の刑務所日記

勇者に敗北し転移魔術で別の世界へ逃走

だがその先は魔法を使えない現代日本だった。


銃刀法違反で刑務所に投獄され刑務所世界つを送る魔王。

魔王を恐れないどころか憧れて舎弟になろうとする人間との


魔王と人間の刑務所世界

魔王「ここはどこだ?」

勇者に敗北して俺は時空転移の魔法を使い逃亡をした。魔王としての唯一の敗北!

いつか勇者への復讐を誓い力を取り戻すために見知らぬ異世界へと飛び出した。


そこは夜にもかかわらず光の魔法で輝く沢山の塔がたっており

巨大な箱が大量の人を乗せて高速で移動していた。


魔王「…」

??「おい」


いきなり人間風情が俺の肩にぶつかってきて

因縁をつけすぎた。人間が俺を恐れないことには驚きだが

余りの不敬ぶりに怒りがわいた。


魔王「貴様…俺をだれだと思っている!」

魔王は雷の魔法で人間を殺そうとした。しかし、


魔王「魔法が使えない?」


ヤンキー「なんだあそのふざけたポーズは?」

ヤンキーは思いっきり魔王をぶん殴ったがまるで効果がなかった。


ヤンキー「全然聞いてねえ…」

魔王「魔王に素手で挑むとはこの世界の人間はここまでバカなのか…」

怒りを通り越してあきれてしまった。集団で、しかも軍勢相手に人間と一人で戦ってきた

魔王にとって人間が、たった一人で素手でなぐりかかってくるとは。。


魔王「その度胸はほめてやる。」

魔王は剣を抜いたそこで

パトカーが来た


警察「警察だ!」


魔王は刑務所に入った。本来なら執行猶予のはずだったがあまりにも傲慢不遜な態度

だったため懲役がついてしまった。懲役1年だそうだ。

俺ももう刑務所で過ごして2か月はたつ。


第2話 投獄初日


この世界の人間は不思議だ。魔王である俺を恐れないばかりかこんな簡単な鎖で

腕を縛って一緒にどこかに連れて行こうとする。こんな経験は初めてだ。この世界に興味がわいたので

しばらく人間というものを学習してみるのもわるくない。


俺が案内されたのは俺の城のトイレよりも小さい小部屋だった。底には複数人の人間がいた。


囚人A「おいのろま!」

囚人B「うるせえ殺すぞ」


何やら人間たちは俺を気にせず喧嘩をしている。

まさか人間に無視されることがあるとは。初体験が多すぎていろいろつかれてきた。

が、すこし人間とコミュニケーションをとってみた


魔王「おい、見苦しいからやめろ。人間」


囚人「にんげん?おめえあたまいかれてるのか?おめえだってにんげんじゃねえか!」

魔王「何を言っている。おれは魔王だ!」

囚人「ああ?こいつシャブでもやってんのか?やっちまうぞこら!」


囚人が集団で殴り掛かってきたがしょせん人間の力。痛くもかゆくものないのと、

いろんなことがありすぎて疲れたので全員かるくこづいた。本当に軽く


囚人全員「がはああ!」


囚人は全員壁に思いっきりぶつかり衝突したところで刑務官が駆けつけてきた。

刑務官「なにごとかあ!」


魔王「ああ。俺が一人で暴れただけだ。こいつらはおとなしく寝てるみたいダゾ」

刑務官「敬語を使え!あと入所初日から大きな音を出すな!今回は初回だから大目に見るが

次へんなことを独居坊送りだからな!」



魔王「はあ、、、疲れた」

そこで囚人3人が近寄ってきた。まだやる気か?本当にこの世界の人間は馬鹿なのか?


囚人「兄貴、、、」

魔王「は?」

囚人「俺たち、実はしょっちゅう喧嘩してて仲が悪いんです。あと1回喧嘩したら俺ら

独居坊送りだった。それを全部初日だというのに俺らのことをかばって、、、

兄貴といわせてください!」

囚人A「俺はヨシタカ」

囚人B「俺はヘイゾウ」

囚人C「俺はタケシ」


なにやら人間に懐かれてしまった。本当にこの世界はどうなっているのか?

もしかしたら人間と和解する世界もあり得たのか?

俺はたくさんの人間を殺した。俺も沢山の魔物たちを殺された。


血と血で気づきあげた魔王と人間との関係。

その罪も憎しみもお互いに消えることはないし分かり合えることはない。

だがもし魔族にも神というものがいたのなら、魔王である俺に人間と分かり合える可能性

を示してくれたのではないだろうかとも思った。










適当に思いついたものを好きにかいてます

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