セミリタイアするような人間がのんびり屋な訳が無い
今の私の立場を明確にしておくと、
『30代前半でセミリタイアし、自由気ままにのんびり生きながら、趣味の小説も世間の人気だとかを気にせずにのんびり書いている』
という、大多数の人からすれば羨ましがられる立場だ。
実際IQ130(上位2%)よりも、
年収1000万超え(上位5%)よりも、
『30代でそういう生活をしている』事の方が遥かにレアリティが高く、
全く似たような人間を見つける事が出来なくて苦労するくらいだ。
(セミリタイア、FIRE勢の多くは40代後半~50代が基本だ)
『のんびり』という単語が2回も出ているのだから、
何となくのんびりとした人間というイメージを抱く人もいるかもしれないが、
このエッセイを最初から見て貰えればわかる通り、
非常に辛辣で現実的な、のんびりとはかけ離れた存在だ。
ただ、そんな事は当たり前なのだ。
就職して40年近く働き続ける、そんな人生を、
数年で終わらせているような人間なのだから、
仕事や人生に関する価値観だったりが『のんびり』であるはずが無い。
周りの人間の数倍以上の速さで社会の本質を見極め、
周りの人間には理解できないような真理を見つけ、
資産運用についても緻密なスケジュールを計画する。
Xだったりで悠々自適な人生を謳歌している人達には、そう言った裏側があるのだ。
普通の人間より遥かに生き急いだからこそ、
結果的に『のんびり』出来るのだ。
何が言いたいかって言えば、楽したいなら若くて元気なうちに勉強したり働きまくれよ。
じゃないとセミリタイアしたりFIREしてのんびり生きているような、
その陰では凄まじい人生を送って来た人達に対し、
『あんなのは元手があれば株や投資で誰でも出来る』なんて情けない事を言うような負け犬になるぞ。




