大人は脳内アニメを楽しんでいる?
何故アニメは幼稚な趣味と言われるのか。
答えは単純で、実際に子供が好むからだ。
では何故子供が好むかと言えば、
子供でも理解が出来るからだ。
文字が読めない幼稚園児でも、キャラクターが動くアニメは楽しめる。
文字が読めるようになると、漫画やライトノベルが楽しめるようになる。
更に成長するにつれ想像力が豊かになると、
挿絵すら不要になり、小説を楽しめるようになる。
と言う風に成長するにつれて楽しめる物が増えて行く現状、
作る難易度がアニメ>漫画>挿絵ラノベ>小説である現状、
どうしてもアニメはニッチを狙えず、
文字が読めない子供や、想像力の乏しい人向けの作品となってしまう。
オタクの言う『大人向けアニメ』は残念ながら、
多くの大人からしたら『自分の事を大人だと思ってるガキ』向けとみなされがちなのだ。
しかし、アニメオタクをキモがっている大人達も、
アニメーション自体が嫌いな訳では無いはずだ。
むしろ大人は文章を読んで、脳内に世界を展開し、アニメーションを想像している。
想像力を十分に養った人間は誰しもが優秀なアニメーターだし、
文章を読んでは脳内でアニメを楽しめると考えると、
アニメオタクよりもずっとアニメを見ているのかもしれないな……