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虫は私も嫌いですよ?

短いです。

1階から5階迄は、スライム、ミニバット、ホーンラビットの3種の魔物がいた。

最初は戦いながらも、上下左右を気にしながら歩いていたが、途中からは思い出して察知系を駆使した。

スキルあるって偶に忘れるんだよね。

今までの人生で使ってこなかったからね〜。

寧ろ現代日本で、しかもこの歳でファイアーボールとか言ってたらヤバい人でしょ?


6階から10階迄は、ゴブリン、ミニスパイダー、グラスホッパー、ウルフの4種がいた。

ミニスパイダーってミニじゃなかった。

体長1メートル位の蜘蛛だよ。

グラスホッパーも体長40センチくらいあったし、ヒロとセイは虫が嫌いだから全力で私の後ろに隠れたよ。

私も別に虫好きじゃない、寧ろ嫌いだけど。

セイは兎も角、ヒロは前衛だろって話よ。

そこは爪斬撃のシロと、刀術使いのモギに前衛を頑張ってもらったけど。

この5階分は、私の火魔法が文字通りの火が噴きまくりな階だった。

こんなんで、ダンジョン攻略出来るかしら?

カックロウチやマンティス、センティピードなんて現れたら失神したりして。

流石に命のやりとりしいるのだから笑えない。


10階のボス部屋前にあるセーフティエリアで今日は休む事にした。

お昼休憩は5階のセーフティエリアで食べたよ。

1日の成果としては、かなり良いと思う。

道がわからないからマッピングスキルを駆使して勘で下りてきたけど、明日も勘で良いかな?主にユウが指さした方に行くだけのお手軽作業。


夕飯前にバスコンについているシャワーで、全員汗やら返り血やら体液やらを流した。

私はひと足先にシャワーをユウとシロと浴びてから、お手伝い用員のシロとモギに、指示を出して夕飯用の準備に取り掛かる。

クリーンでも良いけど、やっぱり1日に1回はお風呂に入るかシャワーしたいからね。

モギは仙人(本人は否定)だから、汗かいてないし、返り血や体液なんかもかからず至って綺麗です。クリーンは一応してたけど。

流石、師匠(本人は否定)です。


机と椅子をを用意してもらったり、ピッチャーに飲み物を入れたりとシロとモギが準備している中私は、作ってあったドライカレーと目玉焼きを平皿にのせたご飯の上にのせて出した。

スープは、多数決でポトフになりました。

野菜も大事だからね。


ご飯はテイム獣達、召喚獣達も含めて全員分だよ、仲間外れは駄目。

お昼のご飯の時、皆んな食べてくれなくて大変だったんだよ。

皆んな遠慮してたんだけど、無理矢理ご飯を食わせました。

特に召喚獣達は、食べなくても良い体だからって遠慮が半端なかった。

嗜好品だろうが何だろうが、家族は揃ってご飯を食べるべし!が心情の、私の一言で無理矢理解決。

テイム獣達は、食べる量が身体に比例するらしく、此方も遠慮してた。

小さくなれるでしょ?の、私の一言で問題解決。

皆んなで手を合わせ……。


『『『いただきます』』』


皆んなで言うと、一斉に食べ始める。

皆んなで食べると美味しいね。


食べ終わったら、ヒロとセイを説教しました。

やっぱり虫が嫌いだからって、命のやりとりしているのに逃げて戦わないのは駄目でしょう。

仲間を危険にさらす事になるもの。

今回は素早くモギじぃ(姿がおじいちゃんみたいなのでモギじぃっ呼ぶ事になりました。年上なのに呼び捨てはね。)と、シロが前衛に出てくれたから良かったものの、普通のヒューマンなら死んでたかもしれないのだ。


嫌いだけど頑張って、戦います。って、ヒロとセイが言うので、今回だけは見逃す事にする。

ヒロとセイは、シロとモギじぃだけでなく、テイム獣と召喚獣、私とユウにも謝っていた。

反省したようなので、これでこの話はおしまいにする。


じゃあ、ゆっくり寝ますかね。

見張りは、テイム獣達がしてくれるから良いって事になった。

これから、冒険者になるかもしれないし、護衛の時の見張り番の練習は必要だよね。

明日の夜は、交代制で見張り番をしようかな。

やらずに後悔より、やって後悔した方が良い。

ちょっと違うかもしれないが、備えあれば憂いなしってね。


ではでは、今日は、お休みなさい。


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