表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

13/41

甘え過ぎはいけませんよ?

短いです。

宣言どうり23日目は何もせずダラダラ、グダグダ、ゴロゴロしながらグータラ、ボケーっと過ごさせていただきました。

ユウは私に気を使ったのか、ずっとヒロとトモの周りをウロウロして私のところに来なかった。

ユウよ、ママ寂しい。ママもかまってほしい。


シロは子熊?なのか、毛がふわっふわで触り心地が最高で最強です。

ああ、勿論ハクとコウの毛もモフッモフで幸せを満喫致しました。

ハクとコウの小さな白虎もコロコロ、モフモフしてて可愛いが、大きいままの腹辺りに顔を埋めるのもふわふわしていて気持ち良い。

モフモフゴロゴロは至福のひとときでした。

是非またやりたい。


23日のうちに24日目からはダンジョン攻略をする様にグリフさんに言われた。

そうだよね、何時迄も此処にいるわけにいかないし、ダンジョンでレベルを上げないと。

寧ろグリフさん甘過ぎなくらい此処に居させてくれたよ。


ダンジョン攻略前にお料理などの持ち物に、足りない物が無いか点検する。

まぁ、私はこの空間に来てから飲み食いしてないから減っては無い。

ヒロとセイは私が知らないところで飲み食いしていたらしい。ビールとツマミ、ジュースとお菓子を請求されました。

点検ついでに、コピーしたキャンプ用品やらハンモックやらを各自に配る。

召喚獣達は勿論、テイム獣達もインベントリか、収納スキルを使えるので色々持たせてるよ。

召喚獣達やテイム獣達にもカモフラージュ用のマジックバックを作って持たせないとね。

面倒事に巻き込まれるのはごめんです。





「では、今からダンジョン化します。地下に下る洞窟タイプのダンジョンです。1階からになりますので安心して攻略して下さい。」


24日目に入ると直ぐグリフさんが行動を開始した。


「ダンジョンは、今居る異空間では無く異世界のダンジョンに近づけますので眠気も食欲も、排出もします。時間を考えながら攻略して下さい。また、中に居る魔物のドロップアイテムや宝箱内にあるアイテムは皆様の物ですので、私に気にせず持って行って下さい」


ーダンジョンー

ダンジョン内で魔物を倒すと、死体は消えてなくなりアイテムを落とす。

運が良いと、レアなアイテムを落としてくれる。

ダンジョン内で亡くなると、私達も含めあらゆるものがダンジョンに吸収される。

ダンジョンも一種の魔物みたいなモノで死体から魔力や養分を吸収している。

ダンジョン内にはセーフティエリアと言う休憩場があり、その場所に魔物は入れない。

ダンジョン内には、度々宝箱が発生する。中には何かしらの宝が入っているが、罠が仕掛けられている場合がある。

最後のボスを倒すとダンジョンの核が現れる。

核を受け取ると、ダンジョンが無くなる。

核を受け取らないと、数日後にダンジョンのボスがまた復活し、ダンジョンが継続される。



フッと、周りの景色が草原からゴツゴツの岩でできた洞窟に変わった。

明かりが無いはずなのに明るい。

岩を見ると岩に光苔が生えていた。

明るいわけだわ。

とか思ったけど、セイは少し暗く感じるとの事。

もしかしなくても、暗視スキルのおかげですな。


『此処がダンジョンになります。総階数は100階、セーフティエリアは5階毎に一ヶ所あります。体力や時間を考慮しながら進んで下さい。100階まで攻略した時、24日目経っても攻略出来ない時と、ギブアップ宣言した時は強制的にダンジョンを終了致します。私は一切手出しをしません。皆様はもう十分強い。一人立ちしても大丈夫です。私からの最終課題です。頑張ってダンジョンを攻略して下さい』


グリフさんの声がプツリと消える。

ダンジョン攻略開始かな?

ヒューマンの平均レベルは45前後。

他種族を入れると大変な事になるからしないが、ハイヒューマンなら200はオーバーしないとダメそうだな。

因みに、モギとロウ、トモはレベル1000オーバーのバケモンです。

口が裂けても言えないけど。

何故私達の召喚獣になった?

暇だからだそうです。ハイ。


さぁ、切り替えて頑張って攻略しましょうかね。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ