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プロローグ②

活動報告にある通りネットが使いづらい状況になりますので、書き溜め期間に入ります。1週間もすれば1話分は投稿できるかと思いますが分かりません。

気長に待っててください

「おはよー」


「おはよ」


朝、中学校に入学して間もない僕は毎日学校に通っている。面倒で仕方ない事だが登校拒否するような理由もないので、何となく続けている。


今日はとても天気がいい。雲ひとつない青空がどこまでも広がっている。


学校生活は特に変化もなく、つまらないままだ。


だが、不思議なことが起こった。


それは帰りのホームルームが終わり、帰宅するため皆が教室から出ようとした瞬間だった。


視界を真っ白に染め上げ、鼓膜を抉るような轟音が響き渡った。


雨が降っていた形跡はない。雲ひとつ無いのだから落雷が発生することもありえないはずだった。


だが、僕の視覚は確かに雷を捉え聴覚は轟音を聴いた。


不思議なのはそれだけではない。


まるで雷を見て、その音を聞いたのが僕だけであるかのようにクラスメイトは平然としている・・・


バタリ


何かが倒れるような鈍い音が聞こえた。


慌てて周囲を見渡すが何かが倒れた様子はまるで無かった。


気の所為だと思いもう一度確認を取るように周囲を見渡す。するともう1つ不思議なことがあった。


クラスメイト全員が僕の方を見ている。


だが、視点は僕に定まっていない。


クラスメイトが見ているのは僕の足元のように感じられた。


僕は直ぐに足元を見て、混乱した。


そこにあったのは紛れもなく・・・


---僕の身体だったからだ---

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