お ま け【厨二(ロマン)の欠片?】
結局、呪文を公開してしまいました……。
他に使う予定も無いですしね(;´∀`)
ー1級魔術ー
《君には誰も触れられない
君は誰にも汚せない
清き光を 集め 集めて
紡ぎ上げるは聖なる生糸
光る生糸を 重ね 重ねて
織り上げるのは破邪の衣
光の貴神に乞い願う
我に儚き者を護る力を 聖光の羽衣》
→神聖の結界魔術。君は誰にも……と、言いつつ 奥様の司る闇や邪黒を防ぐ魔術という矛盾を抱く呪文。奥様の邪神化を防ぐため???
《貴方に安らかなる静寂を
貴方に静かなる眠りを
深き闇にて 包み 抱きて
優しき微睡みに沈めよう
深き眠りに 誘い 惑わせ
夢見の旅路は永久なる戒め
闇の姫神に乞い願う
我に荒ぶる者を鎮める力を 深淵の封夢》
→邪黒の封印魔術。かつて強大にして荒ぶる魔獣を鎮めるために使われた魔術。別に 浮気ばかりする旦那を永眠させようとしている訳ではない。
《私と共に遊びましょう
私の庭に誘いましょう
歌う大地は 口を開け
躊躇う貴方を迎えるでしょう
踊る大地は その身を揺らし
貴女の舞いの供となる
地の姫神に乞い願う
我に無垢なる大地の慈愛を 大地の鳴動》
→無邪気な風を装って 亀裂に落とし込んだり、揉みくちゃにするという なかなかにえげつない大地の魔術。効果範囲は術者の力量に依存する。
《其は包むもの
其は果てなきもの
揺蕩う堺に 呼び掛けて
応えに耳を傾けよ
あらゆる境を 飛び越えて
守護の御霊を呼び込まん
天の貴神に乞い願う
我に気高き空の加護を 守護の導き》
→上と比べると ちょっとまともに感じてしまう雰囲気の召喚魔術。辞書を引くと、本来は ガイダンスガード となるべきだけれど、ガイダンス の響きというか 語呂というか、口当たりが納得いかずに ガイディアンス となった。ガイダンスガーディアン とかも なんとなく却下。
《御身は吹き荒ぶもの
御身はあまねく渡るもの
自由な風を 束ね 束ねて
荒ぶる風を生み出そう
荒ぶる風を まわり まわらせ
止まらぬ渦を生み出そう
風の姫神に乞い願う
今こそ御神力を振るい賜え 大いなる嵐》
→トルネードとかでも良かったけど、1級なのでもう少し規模が大きくなりました。風が渦巻き 雷とかもバチバチ言っちゃう大嵐のイメージ。
《御身は流れ巡るもの
御身は押し寄せ流すもの
揺らめく水を 束ね 束ねて
無量の水を生み出そう
無量の水を うねり うねらせ
逆巻く激流を生み出そう
水の姫神に乞い願う
今こそ御神力を振るい賜え 大いなる波濤》
→双子神と対になるような呪文としてこんな感じになりました。ラストを飾る魔法名は、津波とかの候補もありましたが 色々迷った末に波濤となりました。
《我は猛り叫ぶ
我は怒り奮う
狂乱の炎を掴み
焦滅を望む
爆ぜる焔を放ち
灰燼を求む
火の貴神に乞う
我に滅尽の力を 轟焔爆裂》
→無駄な言葉は要らない。力を求めて解き放つのみ。ただ、この呪文の詠唱時には 拳に無駄な力が入る と専らの噂である。
《汝は資格に足る者か
汝は望みに足る者か
数多の時の理を
矮躯に刻む覚悟はあるや
汝は禁忌に触れる者
時の歯車を止める者
大神に願い奉る
卑小なる我が身に御神力の片鱗を 沈黙せし時間》
→大仰な呪文だが、止められるのは世界の時間ではなく 一部の範囲だけである。それでも、大魔術という恐ろしき時間属性。微妙に タイムサイレンス という響きがしっくり来なくて(作者は)あまり気に入っていない。
ー6級魔法ー
《追うは陽炎の果実
指に触れぬ 光の戯れ
光を結びて現と為しえん
癒しの光で正しき姿へ 復元の光輝》
→本編で主人公が こっそり練習していた光の回復魔法。しかし、カッコ良く詠唱することはできなかった。もっと上の方には瀕死の怪我や欠損も治せる復活やら再生の名を冠する上位互換の魔術がある(作者の脳内に)ので、復元が6級。ちょっと呪文の意味合いが微妙かな? と、(作者が)思っている。
ー7級魔法ー
《鳴らすは水底の鐘
ゆわん ゆわん と 揺らぎ響きて
流れを清め調えよ
清らかなる癒しをここに 治療の雫》
→体内の軽めの毒素を除いたり、体液の循環を調える水の回復魔法。軽い怪我なら治癒の促進もできる。
ー9級魔法ー
《黄昏を見送りて闇を招く
隠れ 隔し 攪乱せよ 目隠し》
→主人公が、とある本から見つけてきた闇魔法の詠唱呪文。闇では最下級の魔法なので、魔法に馴れた人で わざわざ詠唱する人は少ない。
ちゅ~に の なんたるか をイマイチ理解・表現しきれていない気もしなくもありませんが、読んでいる物語の中に好みの呪文が出てくるとニヨニヨしてしまう作者です(* ̄v ̄)