設定集 1 新世界連合及び新世界連合軍の組織概要
みなさん、おはようございます、こんにちは、こんばんは、お疲れさまです。
新世界連合
アメリカ、イギリス、フランス、カナダ、イタリア、ドイツ、シンガポール、日本の8ヶ国を決定権並びに拒否権を有する常任理事国として、その他の非常任理事国10ヶ国から派遣された文官及び文民たちの混成機関。行政、司法、立法をまとめる新世界連合及び新世界連合軍の最高機関。
新世界最高評議会
アメリカ、イギリス、フランス、カナダ、イタリア、ドイツ、シンガポール、日本の常任理事国の代表者たちのみが集まり、アメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、イタリアの5ヶ国が軍事行動及びあらゆる事案を議決し、日本、シンガポール、カナダの3ヶ国が承認して、決定される機関。ただし、日本のみ特別拒否権を有し、たとえ、カナダとシンガポールが事案の議決を承認しても、日本が特別拒否権を行使した場合はすべての議決が無効になる。
新世界加盟国議会
新世界連合に属する加盟国又はそれに相当する勢力の代表者が集まり、最高評議会で最終的決定される事案の意見交換や1940年代の世界各国の政策や対応が元の時代では問題になる又は禁止されている行動を行った、若しくはその恐れがあると判断されるにいたる事態を議論し、詳しくそれを審査する機関。しかし、この席では常任理事国に強制権は無い。あくまでも審査であり、決定する場では無いからだ。
新世界司法裁判所
新世界連合での司法機関であり、最高評議会の決定等でニューワールド憲章に違反行為又はそれに相当する事案の裁判を行う最高司法機関。この下に新世界刑事裁判、新世界民事裁判、新世界軍事裁判が存在する。
新世界特別保安局。
主に新世界連合が管理する施設の警備と要人の警護を行う特別司法機関。
連合捜査局
アメリカでは連邦捜査権を有する捜査機関を中心とした各国にそれに類する捜査機関が派遣され、編成されている。
連合警察委員会
新世界連合に属する常任理事国及び非常任理事国から派遣された警察官たちの上部組織であり、司法関係者やそれに相当する職務に従事した文官が属する。
連合警察機構
常任理事国、非常任理事国の警察官を管理監督する警察のトップ機関。この下に連合警察刑事局、連合警察警備局等が存在し、連合警察機構長官直轄の機関に連合警察機構コマンドがあり、加盟国の名のある警察の特殊部隊が存在する。日本の警察は陽炎団と日本共和区警察本部があるので、連合警察委員長又は日本国代表として連合警察委員が必要と判断した時に派遣警察部隊が編成され、それぞれの指揮下に入る(ちなみに対テロ対策部隊は連合警察機構コマンドの指揮下に入る)。
連合情報局
常任理事国と非常任理事国の文民編成の情報機関が集まり、編成された情報機関であり、連合捜査局と同様に新世界連合最高評議会に直接報告できる機関である。
新世界連合軍最高委員会
軍を退役してから3年以上の退役軍人たちが集まり、新世界連合軍の軍政と最高司令官への助言等を担当する。
新世界連合軍
アメリカ、イギリス、フランス、カナダ、シンガポール、ドイツ、イタリアを主力として編成された連合陸軍、連合海軍、連合空軍、連合海兵隊、連合戦略軍、連合防空軍、多国籍特殊作戦軍、連合兵站軍、連合戦略輸送軍、連合支援軍の上部組織であり、軍令や各連合軍の管理監督等を行う。新世界連合軍司令官、副司令官、参謀長の3人は大将である。
連合陸軍
新世界連合軍に加盟している7ヶ国の陸軍で編成された連合陸軍。参謀総長並びに総軍司令官は大将の階級を有する高級士官が任命される。連合陸軍兵力は15万人であり、加盟国の主力戦車からあらゆる戦闘車両、輸送車両、航空機を保有する。
連合海軍
新世界連合軍に加盟している7ヶ国の海軍で編成された連合海軍。作戦総長と艦隊総軍司令官も大将が当たられ、連合海軍の人員は8万人であり、原子力航空母艦や航空母艦、攻撃型原子力潜水艦等の戦闘艦艇と揚陸艦、支援艦を合わせて100隻以上が存在する。
連合空軍
新世界連合軍に加盟している7ヶ国の空軍で編成された連合空軍。参謀総長と航空総軍司令官は大将が当てられ、連合空軍の人員は10万人。第5.5世代ジェット戦闘機から第4世代ジェット戦闘機の多種多様の戦闘機、攻撃機等を保有し、それらの作戦行動支援を担当する航空機も数多く保有する。
連合海兵隊
新世界連合軍に加盟する7ヶ国の海兵隊で編成された連合海兵隊。陸海空連合軍の中で人員が少ない3万人であり、総司令官のみ配置で大将は1名のみ。基本的には中将各の海兵隊の高級士官が総司令官の指示を受けて即応部隊展開を行う。しかし、その打撃力と陸上兵器並びに航空兵器は連合陸軍と連合空軍に負けていない。
連合戦略軍
主にアメリカ、フランス、イギリスの3ヶ国で編成された連合軍。戦略型原子力潜水艦、巡航ミサイル原子力潜水艦、戦略爆撃機等の戦略兵器と戦略防衛兵器を保有し、それらの運用を最高司令官からの直接命令を受けて、行動する連合軍。ちなみにここだけ、航空自衛官(空将)が所属しており、連合戦略軍司令官と副司令官に継ぐナンバー3の役職に最初から配置され、かなり強い権限が与えられている。司令官、副司令官は大将が当てられている。
連合防空軍
ニューワールド連合軍に属する参加国軍の中で長射程の対空ミサイルと要撃戦闘機を提供できる軍から派遣された戦略爆撃機や戦略ミサイルから防衛に専念した連合軍。主に戦闘機は制空戦闘のみに特化させたり、又は攻撃される前にミサイル基地又は戦略爆撃基地を正確無比の攻撃で破壊できる第4世代ジェット戦闘機から第5世代ジェット戦闘機等を配備している。参謀総長と防空軍総軍司令官は大将が任命され、必要に応じて他の連合軍から部隊が派遣され、指揮下に入る。
多国籍特殊作戦軍
ここだけは日本以外(必要に応じて指揮下に入る)のすべての加盟国陸海空軍及びその他の軍、準軍事組織の特殊部隊が所属し、あらゆる特殊作戦行動を遂行する。このため、新世界連合軍司令官だけでは無く、最高司令官の直接命令を受ける。こちらも司令官、副司令官職に大将が当てられる。
連合兵站軍
新世界連合軍に属するすべての軍の兵站作戦を担当し、あらゆる兵器の専門家や整備士等が所属し、軍事工場で予備部品の製造や故障部品の修理から兵器や艦艇の修理を受け持つ。
連合戦略輸送軍
新世界連合軍に属するすべての軍の戦略輸送と即応輸送を担当し、主に戦略輸送機を使用した戦略空輸を担当する。
連合支援軍
同連合軍はかなり独立性が強く、最高司令官からの直接指揮を受けるだけで無く、他の連合軍よりも制限が緩和された陸海空軍で編成された連合軍。こちらはアメリカ、イギリス、フランス、カナダ、ドイツ、イタリア、シンガポール以外の各国軍から派遣された連合軍。どうしてそうなるかと言うと、日本と7ヶ国軍は陸海空軍をバランス良く、さらに要求された定員、装備を満たしていなくてはならない規定が存在する。支援軍はそれらができない各国軍を混成した連合軍だ。そのため、それぞれの国の地形で身につけた戦闘技術を有し、即席で練度の高い兵士をあらゆる地区に即応展開できる事と、この時代の白人優越主義者や人種差別主義者等に各国間の協調性を見せる広報目的の連合軍も兼ねている。そのため、独自の陸軍部隊、海軍部隊、空軍部隊を保有し、総兵力は約25万人である。
これらが新世界連合と新世界連合軍の代表的な概要であり、特に民間団体はあらゆる専門家が集まっている。これらの説明は本編、外伝1、外伝2で登場し、そのつど説明いたします。
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