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共同体からの離脱

作者: 五日咲太郎

20XX年X月X日、B国がYUと言う地域統合体から独立した。これは国民投票によって決められたもので、この結果にYUの制度、特に経済政策や移民政策に不満を持っていた離脱派の国民は大いに歓喜した。一方で「そんなことをしたら経済とかデメリットが増えるからやめとけやめとけ」と言っていた残留派の国民と、「残留派の国民の票が多いからどうせ残る残る」と静観していた国際社会に衝撃を与えた。その結果、首相は病に倒れて辞任してしまう。

「やったぞ、YUに縛れない自由な貿易ができるぞー」

「YUに払っていた税金なんか払わなくて済むぞー」

「移民だって制限してやるんだー」

「YUざまあみろ」

彼らが喜んでから数時間後、B国の通貨、株価は下落し、その流れが世界中に悪影響を与えた。国内外の各企業は「B国にいても赤字になる」と言う理由で事業所を閉鎖し、他国に移転を始める。その結果、税収が減り、失業者が増加する。それから移民すらB国を離れ、別の国へと移り、彼らに続けと言わんばかりに国民もB国から離れていく。

こうしてB国の財政は悪化し、衰退の一途をたどっていくのであった。



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― 新着の感想 ―
[一言] 導入部からもう少し説明を加えて丁寧にしていくと良いのかなと思いました。頑張って下さい。
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