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カスミソウに恋して

歳の差の物語です。嫌な人はUターン願います。


ざまぁではありません。


2016/2/10 主人公・リラの名前を「シエラ」に変えました。


「今宵、シエラ=アンデルスとハルディオ=リーライズとの婚約破棄をここに宣言する!」


 ザワッとホール内が騒がしくなった。


 それもそうだろう。

 この国の最上位貴族・リーライズ公爵家と3人いる侯爵家の内の1家・アンデルス侯爵家との婚姻が破棄になったのである。

 しかもその婚約破棄宣言をしたのはハルディオ本人だと言うからまた驚きだ。


 「ハルディオ!!お前は何を言っていっているんだ!!」


 ハルディオの突然の発言に彼の父であるリーライズ公爵が顔を真っ赤にして息子に詰め寄った。


「しかもどこの馬の骨ともわからない女を!この馬鹿息子!!」



 ハルディオの隣には、儚げな印象の可愛らしい女の子がハルディオの袖を掴んで怯えた表情でハルディオを見上げていた。

 彼女の名はアリス。

 最近爵位を賜ったアルミリア男爵の愛娘であり、最近シエラとハルディオが通う王立学園に編入してきた。

 成績が優秀で、人懐っこい笑顔と愛想を振りまく姿が令嬢らしからぬということで男達の視線を一身に集める少女なのだが、女子からしたら印象は最悪だった。

 何故ならその人懐っこい笑顔も愛想も全て男の前でしか出さないからだ。

 編入して最初の頃、彼女に気を遣って一緒にお昼ごはん食べましょうと誘った子がいた。が、なんとその子に、


「はぁ?なんで女と食べなきゃいけないわけ?私は男としか行動も共にしないしご飯も食べないわ」


 こう言い放ったのだ。


 この事は女子達の間で瞬く間に広まった。が、男達に実は彼女はこういう人だ、と言っても全く信じてもらえなかった。逆にそんな悪口を言うお前の方が最低だ と言われる始末で。

 これにはもう女の子たちは為すすべがなく、仕方なく黙って彼女の行動を見ている事にした。

 そんな彼女が今、パーティの最中婚約者がいる男と腕を組み艶やかな視線を男に向けている。

 見つめ合う二人を邪魔する者はいなく、シエラもまたそれをなんの感情も篭っていない瞳で見ていた。



 シエラ=アンデルス。

 アンデルス侯爵家長女。

 女神と同じ金色の髪に海のような澄んだ青色の瞳を持ち、肌は透けるように白い。

 誰もが美人と褒め称える容姿をしており、勉学・知識・社交性においてどれをとっても完璧な淑女だ。

 彼女を嫁に、と言う男性はたくさんいる。ハルディオもその内の一人だった。そう、「だった。」のだ。

 それが今では・・・



「父上、彼女は貴族に名を連ならせています。アルミリア男爵家のご令嬢です。それの何が問題なのでしょう?」



「問題なら大ありだ馬鹿者!!私はそんな女は認めん!!

そもそもお前がシエラ嬢がいいというから婚約者として迎えたのに・・・!なんて事をしてくれる!!」


 御年40という若さで数年前に妻を亡くした彼は激怒していようが未だに若かりし頃の美貌が健在している。

 身分が高い上に20年前とあまり変わらない美貌、独り身だという三拍子故に貴婦人達からの人気は凄まじい。

 現に今大変な事になっているのに、貴婦人方は自分の相方を置いてリーライズ公爵にただただ熱視線を向けていた。


 そしてその息子、ハルディオもまた整った容姿をしていた。が、父親と並んだらなんとも頼りない感じがする為、女性からの人気はそこまでではない。

 しかも今回のこの出来事で彼から離れる女性がたくさん出てくることだろう。

 容姿も教養も地位も全てにおいて勝っているシエラを差し置いて、男好きで貞操観念のないアリスを選んだ事に女性達は彼の趣味を疑い、嫌悪感を露わにしているのが彼女たちの表情を見てわかる。



「シエラ嬢の事を好きだったという事は今まで一度もありません。

僕が今もこれからもずっと好きなのはアリスです」


 そっとアリスの肩をハルディオが抱き寄せればアリスはうっとりとした視線でハルディオを見つめた。




「お前とは親子の縁を切る!!二度と私の前に姿を現すな!」



 それを見たリーライズはとうとう堪忍袋の緒が切れ、ついに自分の息子と縁を切るとまで言った。

 これにはさすがのハルディオも動揺した。

まさかここまで言われるとは思っていなかったのだろう。明らかに動揺しているのがわかる。


「ち、父上、それだけは・・・」


「お前がその女を選ぶと言うならば家を捨てる覚悟はできているのであろう?その女と結婚するということはそういう事だ。」


「わかりました!父上!でしたらアリスを正妻に、シエラ嬢を側室に迎えればいいですよね!」


 名案だ!とでも言うかのように目をキラキラさせたハルディオに父は至極当然な事を言った。


「大馬鹿野郎!!侯爵家ご令嬢を側室にだと?男爵家が正妻に?そんな事が許されると思っているのか!?一体今まで何を勉強してきた!?そんな事もわからないのか貴様は!!」


 グッとハルディオは息を詰めた。

 どうやらシエラを側室に迎えることが不可能な事がようやく理解できたようだ。



 それにしてもリーライズがここまで憤慨するのは初めての事である。普段は落ち着いた喋り方のとても優雅な男だったのに。


 リーライズがそこまで憤慨したのには、アリスと結婚する、とハルディオが言い出した事が理由ではない。

 リーライズ公爵家には子供が男児しかいないため、親友の愛娘であるシエラを赤ん坊の時から可愛がっていた。

 それはもう実の息子以上に溺愛で。

 シエラが結婚適齢期になったら家に迎え入れようとその時を楽しみにしていたのに。


 よりにもよって自身が主催する夜会でこの様な事が起きてしまった。


 リーライズは後悔していたのだ。

 シエラと歳が同じと言う理由でハルディオの婚約者としてしまった事を。

 その事によって傷ついたであろう可愛い娘に、ただただ申し訳ないという気持ちが後悔という波で押し寄せてきた。

 それが怒りの感情となって現れたのが今だ。


 リーライズはハルディオから視線を逸らすとシエラの所まで歩み寄った。


「シエラ嬢。本当に申し訳ない。馬鹿息子がここまで馬鹿だとは思わなかったのだ」


そして片足を床につけると、懇願するようにシエラの手を取った。


「リーライズ様・・・私は大丈夫です。

ですので顔をあげてください」


「しかし・・・」


「リーライズ様は何も悪くないでしょう?何も自分を責める事はありません」


「シエラ嬢・・・本当に、本当に申し訳ない。

私がこんな事を言うのは間違っているかもしれないが・・・

どうか、ハルディオの事は見切ってやってください。シエラ嬢の様な方に相応しくありません」


「それは・・・私に婚約破棄を認めてくれと言っているのでしょうか?」


「・・・そう受け取ってもらっていただけないでしょうか」



 シン、とホール内は静まり返っていた。

 皆がシエラの言葉に注目しているからである。

 シエラはどんな言葉を返すのか。

 みんなが固唾を呑んで見守っている。



「私は・・・」





金髪碧眼の美しい娘は静かに口を開いた。







「ハルディオ様との婚約を解消させていただきます」



 わぁ!とホール内が騒がしくなった。

 若い女性からは喜びの声が、男性からは勿体無いと言う声が、婦人たちからはシエラを案ずる声が所々から聞こえる。

 その事にシエラはホッと胸をなでおろした。

 あからさまに喜んでいる二人を見たら若干の怒りが湧いてきたが。



「シエラ嬢・・・!本当に申し訳ない!!」


「いいのです、リーライズ様。おかげで堂々と出来ますわ」


「?何をだい?」


「ふふ。分かっていらっしゃるでしょう?」


 酷いお人。

 私は貴方に出会ってから、貴方の事しか見えてなかったのよ?

 まぁまだその事は言わないですけどね?


 シエラは美しく微笑むとリーライズを立たせた。


「あとで私の方から父には言っておきます。安心してください。適当な理由をつけます」



 今日の夜会にシエラの母親と父親は来ていない。

 どうしても休めない仕事があるからと早朝に家を出て行ったのだ。


 代わりに今日の夜会は兄に付いてきてもらったのだが、その兄はハルディオの元で剣を抜いていた。

 王族直々の護衛騎士団副団長は愛する妹の為にハルディオを抹消しようとしている。滲み出る殺気に失神する者がいた程に、その怒りは半端じゃない。


 普段のシエラならそれを止めるが、今回のはあえて止めない。

 悪いのは明らかにあちらだからだ。



「いや、本当の事を言ってもらっていい。アレはそれまでの事をしでかしたんだ。当然の報いだ」


「・・・そうですか?では、そのように伝えます。」


「ああ、申し訳ない。よろしく頼む。後でまた伺うから」


「わかりましたわ。お待ちしております」


 リーライズ公爵が安堵したのを確認すると、シエラは下を向き小さく深呼吸した。


「シエラ嬢?」


 不思議に思ったリーライズがシエラの顔を覗き込む。


 するとそこには。


「・・・っ!」


顔を真っ赤にして、涙目になっているシエラがいた。




「シエラ嬢!?」


 慌ててリーライズがポケットからハンカチを取り出しシエラの目元に当てた。



「もう、名前を呼んではもらえないのですか・・・?」



「え?」



 シエラは俯いていた顔を上げ、リーライズをまっすぐに見た。

 顔を上げられたことによりハンカチを持っていた手が不自然に宙に浮く。


 が、そんな事は全く持って気にしていない。

 今、シエラが言った言葉の方が気になったから。



「昔は・・”シエラ”と呼んでました」



「あ、ああ。そうだな。でもあれはまだ君が小さい時・・・」


「ええ、確かにそうね。いつの間にか呼び方は変わっていたわ」


「シエラ嬢はもう立派な淑女になった。だから呼び方を変えたのだが・・・気に入らなかったのかい?」


「ええ。気に入らなかったわ。だって・・・」





 ギュッ、とドレスを掴んでいる手に力が篭もる。




 ー頑張れ、シエラ。何度でも。想いを告げるのよ!




 自分自身を奮い立たせ、意を決して口を開いた。



「だって・・・



貴方の事が好きなんですもの」





「・・・!」


途端、ホール内は静寂に包まれ。

それはそうだろう。元婚約者の父親を好きだとシエラが告白したから。



何度目だろう。私がこの想いを彼に告げたのは。

何度目だろう。彼がこの想いに驚きをみせたのは。

何度目だろう。彼が応えてくれないのは。



 応えは分かっているのに、確かめたくなるの。


 ねぇリーライズ様?

 私を認めてー・・・



「シエラ嬢。何度も言っているが私は君の父親と対して変わらない歳だ。しかも独身ならまだしも、亡くなったとはいえ妻はいたし子供もいる。

君にはこんな年寄りじゃなくてもっと君に釣り合うとても素晴らしい男性と一緒になったほうがいい。」


 頭を鈍器で殴られたような感覚に陥った。

 わかってはいた。どんな返事をするかなんて。

 でも聞かずにはいられなかった。

 だって努力してきたんだもの。今の私を見て好きになってくれているかもしれないでしょう?


 でも・・・


 何度聞いただろう、その言葉。

 いつもそうやって拒絶する。

 絶対に私の好意を受け取ってくれない。



「私は・・・っ!歳なんて関係ないし、貴方以上の素敵な男性なんていなかった!」



 私が知っている中で優しくて心が広くて笑顔が素敵で私を大事にしてくれて努力を怠らない人なんて、貴方しかいないの。



 なのに貴方は自分の息子と私を婚約させた。

 君の気持ちに応える事は一切ない、と突き放されたみたいですごくショックだったし悲しかった。


 これがどんなに辛い事かわかりますか?




「貴方の事を想うと夜も眠れないの!どうしたらいいの・・・?」



 私の初恋。

 これが最初で最後の恋。

 そうしたかった。


 あたって砕けろ、なんてセリフをどこかで聞いたことがあった。

 でもあたって砕けたらそこで終わりじゃないの?

 砕けたらダメでしょう?


 でも、私の心は砕けそうなの。



 だって私がこの溢れる想いを伝えているというのに、彼は微動だにしない。

 いつもと同じ、涼しそうな顔をして私を見ている。


 貴方から見たら私は情けない女かしら?

 いつまでも貴方に縛られている愚かな女かしら?



「でも・・・貴方に想いを告げるのはこれで最後にします」



 実は私は密かに決めていた。

 今回のこの夜会で気持ちを伝えるのを最後にしよう、と。

 ハルディオが私と婚約解消するのなら今日だと予想をしていたから。



「大好きでした。過去も。今も。たぶん・・・これからも。」



 きちんと笑えてるだろうか。

 泣きたくない。泣いたら余計に嫌われてしまう。

 女性は強くなきゃいけないの。男性の前で泣くのは嬉しい時だけ。

 ましてや失恋でなんて泣いていたら、本当に弱い女性になってしまう。



「・・・っ!」



 涙が零れ落ちそうになるのを我慢して、自宅へ帰るために兄の元へ向かおうと踵を返した時。


 悔しそうにする声と共に力強い何かに引っ張られ硬いものにぶつかった。


「リーライズ・・様?」


 シエラは驚きで目を見開く。

 なんと背後からリーライズがシエラを抱きしめてきたのだ。


「ごめん・・・本当にごめんな」


 胸の前で組まれた腕に力が入る。

 リーライズはシエラの耳元に口を寄せると、静かな、艶のある声でそっと話し始めた。




「私は自分から逃げていた。こんなにも気持ちを真っ直ぐに伝えてくれているのに応えられないでいたのは。

自分に自信がなかった。シエラはまだ若い、こんな自分には不釣り合いだと。そう思っていた。

でもそう自分に言い聞かせる反面、シエラの気持ちが嬉しくて年甲斐もなく胸を踊らせた。

亡くなった妻には申し訳ないが・・・いつの間にか貴女を愛おしいと思うようになっていった。

でも、さっき言ったみたいに私と貴女とでは歳の差がかなりある。罪を犯してしまっているみたいで怖かったんだ」


 初めて聞くリーライズの言葉にシエラは涙を堪える事ができなかった。


 だって、これじゃあまるで・・・



「いけない事だとはわかっている。でも・・・あんな顔を何度も見せられたら自分の気持ちに嘘をつき続けるなんてできない」



 くるっとシエラの身体を反転させると、つい数分前と同じで片足を床に着けシエラの手を取った。

 そして手の甲にキスをすると、真剣な眼差しでシエラを見つめた。



「シエラ=アンデルス侯爵令嬢。

私クエルト=リーライズはお転婆で天然で危なっかしい貴女をとても愛おしく想っている。

これからも、貴女の側で貴女の笑顔を見ていたい。

貴女さえ良ければ・・・こんな私と結婚していただけないでしょうか」




 思いもよらない突然のプロポーズだった。

 

 びっくりして咄嗟に反応できなかったが仕方あるまい。

 シエラの驚いた顔を見たリーライズは表情を崩し、照れたような恥ずかしいような、そんな表情で笑った。


 その笑顔にキュン、とシエラの胸が高鳴る。

 じわじわと、想いが通じたという事が実感できてきて・・・。


 好きな人と両想いになれることがこんなに嬉しいことだったなんて。


 私の努力は無駄じゃなかったんだ。 


 「・・・リーライズ様っ・・・!」


 

 シエラは大きな瞳に先ほどよりもたくさんの涙を浮かべて思いっきりリーライズに抱きついた。

 リーライズはそれを難無く受け止めるとシエラの腰に腕を回し、瞳からこぼれ落ちたシエラの涙を指で掬う。



「私も・・・貴方をずっとお慕いしておりました。

私を貴女の妻にしてください」



 リーライズの亡くなった奥さんには悪いと思っている。でも、こんなにも好きなのだ。自分の気持ちに嘘をつくなんて不器用な私にはできない。


 気持ちが通じた今すごく嬉しくて。

 シエラはギューッとリーライズを抱きしめた。そうしたらリーライズも愛おしそうにシエラをギュっと抱きしめ返す。




「ああもちろんだ。すぐにでも貴女を私の妻にする」



 シエラの了承の返事を聞いて安心したリーライズはヒョイっと軽々しくシエラを横抱きにすると、突然の結末に固まっているゲストに向かって優雅に一礼した。

 そしてリーライズはこちらも驚きで固まっているハルディオの方を見ると・・・。


「残念だったな、ハルディオ。シエラはもう私の婚約者だ。お前はその令嬢と仲良くやるんだな。あぁそうそう、しばらくの間はまだ私が家督だから私に逆らうことは許されないよ?もちろん、その妻であるシエラにもね」


 クスッと嘲笑すると、シエラを横抱きにしたまま颯爽と会場を出て行った。

 まぁ自身の家でもあるから行く先は決まっているが。


 騒がしさから離れ一瞬にして静かになった空間に、今のこの状況がどんなに恥ずかしい事か理解したシエラは居たたまれなくなってリーライズの胸を押して離れようとした。が、力強い腕は離してくれない。



「あ、あのリーライズ様?そろそろ降ろしていただけないでしょうか?

その、この格好が恥ずかしくて・・・」



「みんなの前で平気だったのに何故ここで恥ずかしがるのだ」


「っ。」


 確かにその通りなのだが。

 あの時は気持ちが通じた事が嬉しくて舞い上がっていたから全然周りの事を見ていなかった。

 だからこそ冷静になれた今、すごく恥ずかしくて・・・。


 赤面してあたふたしているシエラが可愛くてリーライズの口から笑みが溢れる。


「可愛い私のシエラ。これからが楽しみだ」


 チュ、と軽く口付けを落とすリーライズにシエラは顔が更に赤くなった。

 そしてふにゃりと笑うと。



「私も楽しみです!リーライズ様!」



 リーライズの頬にキスを返した。






 諦めないで良かった。

 どこかで諦めていたら今の幸せはなかったから。




******



 歳の差を乗り越えて見事結ばれた2人。

 その後彼らは3人の子宝に恵まれ、リーライズが人生を全うするその時まで、いつまでも仲睦まじく幸せに暮らしました。

















次ページにて質疑応答があります。

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