僕が僕である僕泥棒
ふざけるなよ大概にしろよ
僕の時間を返してよ君達の中の僕を今すぐ消してよ
それは僕ぢゃないさお前らが奴の言葉を信じた偽りの僕さ
本当の僕はそんなんじゃ無いさ
誰か一人でも僕を信じたか
もしも僕を信じた誰かがいるのなら
大声で僕の無実を叫んでおくれよ
僕の為に僕の無実を叫んでよ
僕は君達が大好きだったさ
信じていたさ愛していたさ尊敬していたさ共に生きたいとも願ったさ
君達は僕の宝物だったのさ
綺麗な君達も当然そうだったんだろうさ
何故こうなるのか僕は必死に頭を抱えたさ
君達に負けないくらい泣いて悩んで嘆いたさ
結果僕は報われなかった。君達との一時はどうやら悪夢だったようで
僕は惨めさ結局は一人さ、孤独の天才さ
何で僕を愛してくれない大事にしてくれない分かってくれない
僕の存在に気付いてくれないんだ
嗚呼そうさ僕は自分が可愛くて仕方ないのさ
こんな醜い僕を引き出したのは君達だ
僕は素直なだけさ何も悪くない
僕はしてない僕は無実だ僕が今ここにいる事が有り得ない
誰か説明しておくれよ
何故僕達は出会ってしまったんだ
何故僕達は離れ離れになってしまったんだ
あそこには何の意味があったんだい
僕には何の価値があったんだい
喉から針が出そうだ
腹が燃え尽きるまで僕は叫び続けるさ
何故こうなるのさ僕の頑張りは何だったんだ
何もかも無駄で何もかも失って何もかも感じられなくなったさ
あの時の僕を返しておくれ
また心から笑わせてくれ
希望と夢を僕にくれ、寂しくない誰かを
理解者と癒しを僕にくれ、笑顔の素敵だった僕を返しておくれ
僕が駄目だったのかい
憎いよ憎くてたまらない
僕にこんな試練を投げかけないでおくれ
僕はそんなに強くないさ悲しみたくもないさ
過酷過ぎるさ僕には無理さ他のやり方があったはずさ
これ以上僕をいつまでも閉じ込めないでおくれ
嗚呼母達よ僕を置いて行くがいい
君達にとって僕がお荷物だって事は幼き頃から知ってたさ
君達に思い知らされてたさ
僕は君達には不要物でしかないさ
物騒で面倒で厄介な汚物でしかないさ
行ってしまいな僕を捨てて行ってしまいな
何度も裏切られたさ今更辛くないさ
僕は絶対悪くないからな
僕が、僕の存在がどれだけ君達の役にたったか知ってるかい
当然僕は君達の話のネタにされて君達に笑顔を与えるさ
君達人間の悪いお手本が僕なんだろ、君達を救うために僕は悪者になったのさ
散々利用するだけしたらもうお仕舞いかい
また僕の事を君達は捨て去るさ
君達の前にはもう二度と現れる事が無いのだろう
僕は変わる、この思いを憎しみとして心に宿し
忘れる事の無いように毎日のように
君達を憎み続けるさ
けど、どうしてだろう
言ってやりたいのに言えないのは
独り口に出して言ってみたものの
本当にそう思っていないのは、
自分達だけ幸せになるさ、自分達だけ楽しむさ
ほら、こんなにも濃く深く君達の記憶は僕に吸い込まれてるさ
けど君達の中に僕はいないさ
居るソレは偽りの僕だ僕じゃない
そうさ、そやって僕はいつも初めからいなかった存在として結末を迎えるさ
僕を苦しめてそんなに楽しいかい
僕が何を悪い事をしたのさ
少しでもほんの一握りでもいいから
僕を褒め称えておくれ、あの一時を
愚かに醜く終わったこの記憶を
誰か癒しておくれ
僕はいつになれば救われるんだい
何処に行くんだい
僕を置いて何処へ行くんだい
君達の見る世界を、僕は最期を迎える日まで永遠に見たかったさ
僕を置いて行かないでおくれ
僕をのけ者にしないでおくれ
君達にとって僕は何さ、僕にとっての君達は憧れでしかないさ
眩しすぎる君達は僕を闇へと突き落とす事が出来るのかい
そんなはずは無いと信じ続けた結露
僕は結局は孤独でしか無かったさ
君達が羨ましいよ、僕はいつまで経っても醜いさ
僕は独りさ、立ち上がる事すらままならない
あの頃の記憶を希望へと変えておくれ
もう疲れたさ眠りたいさ
けど微かに信じてるさ、君達に再び出会える事を
きっとまともになった僕を君達は受け入れてくれて
僕は君達とまた、笑顔を交わすはずさ
僕を忘れないでおくれ
君達の元へまた還らせておくれ
君達の中に僕を混ぜておくれ
僕も溶け込みたいさ幸せを感じたいさ
どうやら独りではそれは無理なんだね
僕を置いて行かないでおくれ
悲しい記憶でしかなくなるのは僕が一番嫌さ
君達の眩しい姿が僕を苦しめる
僕には無理だと嘲笑っているかのように
僕を孤独へと導くのさ
何故僕はここに居る
泣く理由も今では変わったさ
あの頃では考えられない程の悲劇が僕を迎えに来たのだから
忘れ逃れることはもう出来ない
けど僕はそれでも君達の記憶を辿って頑張るしかないのさ
君達が僕の夢さ憧れさ、希望さ
その姿をもう一度だけ見せておくれ
あの匂いをもう一度実感させておくれ
強く光放っていた僕の瞳を返しておくれ
美しく笑っていた僕の顔を返しておくれ
僕から、もう何も奪わないでおくれ
初投稿がこれだと
変なスタートの切り方をした様に思いますが
主の投稿は
普段ボケーッと平凡に生活している私が
不意に思いついた事を文面にして
何気無くお届けします
自己PR: 多趣味 / 変人
以上
ありがとうございました