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SHINOBIAI  作者: 蒼井 紫杏
5/5

【お犬様……これ犬じゃないでしょう?】

活動報告にも記載しましたが、奇跡が起こり執筆再開となりました。

「あ、あの……」


数少ない荷物を手早く整理し終わった静流は同室で相方となったサクラに対し、戸惑い気味に声を掛けた。


「ん?なんだで?」

「お仕事は良いのですか?」


そう。部屋に案内し説明が終わった後、サンとオトは勤務に戻って行ったにも関わらず、何故かサクラだけはそのまま部屋に残っていたのだ。

まだ一日が始まったばかりなのだから、まっとうな疑問であろう。

大体、広くもないこの部屋で荷物を片付けている姿を、何もせずにただ見ているだけの者が傍にいるというのは居心地が悪いものである。

しかも、静流は潜入中の身。一見してでは怪しそうに見える物は持ってきていないとはいえ、なかなか心臓に悪い状況ではある。


「うん?華様に聞いてないだか?」

「華様にですか?何をでしょう?」


というか、静流が華様に会ったのはサクラを追い掛けてきた後だ。つまり、どんな話にせよ聞いていないのだが……


「お前さの仕事のことだでよ」

「何も聞いていません」


バタバタとしていたせいか、そんな重要な事も聞いていなかったわけだ。


「そかそか。んだら、オラが説明しちまうだべ。まず、宮入した雑女はオラと同じ仕事をするだ」

「サクラ様と?」

「さ、様ーーー!?痒いだで!!サクラと呼んでけろ!」

「い、いえ。ではサクラさんで」


流石に一日目にして先輩を呼び捨てにする子はいないだろう……


「まぁ、そのうちサクラと呼ばすだで、今はそれでいいだ」

「えっと……は、はぁ」


サクラに先輩、後輩の意味はあまりないようである。にもかかわらず、無理矢理呼ばす気満々なサクラ。なかなか扱いにくい先輩に静流は困惑気味なようだ。


「あの、それでサクラさんのお仕事は?」

「あぁ、ついてくるだ。しかし、オラも人のことは言えねけんど、お前さの荷物も少ないだなー」

「そうですか?」

「んだよ。オラと同室になるのはお前さの前にも何人もいただが、お前さ程荷物の少ない娘は初めてだで」

「何分、田舎者なので……」


間違いなく、変装している静流よりも田舎者なサクラに言う言葉ではない気がするが……

静流は、自分の斜め前を歩くサクラの姿を見る。一言で言うなら……大柄な女性。良く言うならとても恰幅が良く、健康的に日に焼けた人懐こそうな顔の純朴そうな女性。悪く言うなら、ずんぐりとした体系の女性としての魅力からはとても遠そうな垢抜けない田舎者。

田舎者を装う為変装した静流の完全な敗北である。

身長もかなり高く、がっしりとした安定感のある横幅……実はサンよりも少しだけ身長が高いサクラだが、何故かサンよりも低く見えてしまうのは、この横幅のせいかもしれない。

ただ、相対している相手に与える存在感はサンよりもサクラの方が上である。身長の低い静流からすれば、最早、威圧感と言い換えても差し障りはない。

サクラの横幅だが……太っているのか?と言われると難しい質問だ。単純に言うなら、もの凄く恰幅の良いがっしりした体つきの上に、ポチャッと脂肪がついちゃった。そのような体系といえば分かりやすいだろうか。


「田舎者っちゅうんはオラのことを言うんだべ」

「………」


正論である。


「だははは。お前さ、どこの出身だで?」

「……イジピンです」

「……ふーん……そうだか」


予め決めていた出生地を告げた静流に対し、少し考えるようなサクラ。


「サ、サクラさんは?」


その態度を見て、慌てたように話しを変える静流。


「オラはモスキットの出身だで」

「モスキット……」

「どうしただ?」

「い、いえ。あそこは随分北だったかと。サクラさんにモスキットの国風があまりなかったので」


モスキットと聞いて静流は一瞬ドキリとするが、顔に出ないように必死に繕う。


「良く知ってるだな。確かにオラ、あんまりモスキット出身っぽくないらしいだ。肌も黒いしな。まぁ、産まれてすぐ国を出たからモスキットの記憶もないだよ。だははは」


モスキットは寒冷地に属する国であった。作物の育ちにくい凍てつく大地が広がり、人種としては白い肌の者が一般的だ。先程のオトは、モスキット出身だと言われても違和感が無いが、いかにも健康そうな浅黒い肌のサクラが言うと少し違和感がある。

まぁ、白い肌の者が一般的だが先祖がどこの国の血を引いているかで風貌はかなり異なる為、今となってはそれほど珍しいわけでもない。


「モスキットは……」

「ん?なんか言ったべか?」

「いいえ何も。それより、どこに向かっているのですか?」

「あん?育舎だ育舎」

「育舎?」

「んだ」


宮の裏口から出た辺りで、静流の嗅覚に引っかかる匂いを感じる。一言で言い表すなら獣臭いのだ。


「何か飼育を?」

「んだ、この先にな」


サクラの仕事はその飼育に関する事なのだろう。


「どうりで」

「ん?何がだ?」

「さっきから、サクラさんの匂いに混じってるのは何かなと思っていたんです」

「…………」


暗に獣臭いと言われてサクラは少し気にしたようだ。静流に悟られないようにしつつも自分の衣服を匂いでいる……


「あの小屋で飼育着に着替えるだ」

「着替えですか?」

「あぁ、作業着に着替えないと。流石にこの格好で力仕事や汚れ仕事は無理だで」

「あぁ、確かにそうですね」


自分の格好を見下ろし静流は納得するも、当たり前の疑問が浮かんだ。


「何故、自室で着替えてから来ないのですか」


それはそうだ。その方が手っ取り早いのだから。あんな小屋で着替えるなんて、冬場は寒いし夏場は暑いし……しかし理由は単純だったりする。


「普段生活してる部屋に匂いがつくの嫌じゃないだか?」

「え?」

「部屋は清潔に保つべきだべ」

「あ、そうですね」


この田舎娘は意外に綺麗好きである。


「あれ?じゃあ、あの小屋はサクラさんの希望なんですか?」

「んだ。オラが望んだでよ」

「えっと……サクラさんは官職をお持ちなのでしょうか?」


望んで小屋を建てて貰えるなんて、こう見えてサクラは高官なのだろうか。そういえば、サンやオトと幼馴染のようでもあったし……などと静流が悩んで恐る恐る尋ねる。


「ん?そんなもん持ってないだよ。オラは唯の侍女だ侍女」

「はぁ……」


唯の侍女が小屋を建てられる権限を持つものなのだろうか?甚だ疑問だが……


「どうしただ?」

「あの……他の方の希望でもあったのですか?」

「あぁ、そげなもんは無いだよ。ほら。グダグダ言ってないでサッサと着替えるだよ」

「あ、はい」


渡された着替えを持ってサクラの死角になるような位置を取ろうとすると、それを察してかサクラが衝立を真ん中に仕切った。


「そげに恥ずかしがる必要もないだべ?おなご同士だのに」


と言いながらも衝立を用意しているということは、他の人たちも使用していたという事だろう。


「しかし……オラそんなに臭いだか?なるべく気をつけてるつもりだけんど、自分ではあんまし分からなくなってるもんだべな」

「いえ、サクラさんが臭いなんて言ってませんよ!」

「いやー、周りのみんなも言ってくれないもんで、ハッキリ言ってくれる方が助かるべ」

「あ、あの。ですから私の鼻が良過ぎるだけだと思います」


実際サクラが臭うというわけではない。普通の者からすれば静流が言っている匂いなんて言われても分からないレベルのものだ。

確かに、静流の鼻が良過ぎるのだろう。


「そうだか?まぁ、臭かったら遠慮なく言ってくれたらいいべ。この小屋にも匂いは持ち込まないように気を付けてるだが、気になったら言ってくれ」

「わかりました」


着替え終わった静流が返事をしながら小屋を見回す。確かにこの部屋も清潔に保たれていて、育舎の臭いとか汚いとかいう感じではない。

やはりサクラが綺麗好きという事だろう。


「この小屋はどなたが清掃管理を?」

「うん?オラだべ?」


静流の想像通りである。


「この仕事はオラ一人でやってるからな」

「そうなんですか?」

「んだ。というより、今はオラ以外がこの仕事をする事が出来ないだよ」


それぞれの仕事で忙しいという事であろうか……


「お一人でも出来る仕事なんですか?」

「うん?手伝ってもらえたら有難いだが……みんな怖がっちまって」

「こ、怖い……」


何を育てているんだ何を……


「あーー。そげに身構えなくてもいいだよ。こっちが怖がらなきゃ、何もしてこないだ。お犬様が懐けばいいけんど……」

「お、犬様……?」

「んだ」


一般的に犬とは人に従順で、そうそう人に懐かないなんてことはないと思われる。


「用意は出来たべか?」

「あ、はい大丈夫です」

「うん。それで良さそうだべな。んだら、同じのをもう二着用意しておくから自分で管理するだよ。外出て右奥に行けば川から直接水が引いてあるだで、そこで洗濯なんかしたらいいべ。石鹸なんかもそこにあるだで。あと、匂い持ち込みたくないならそこで水浴びすればいいべ」

「はい。分かりました」


徹底して綺麗好きなようだ。しかし、冬場の水浴びとかは考えものである……


「んだらば行くべ」

「あ、はい」


小屋の出口に用意してあったのか、掃除道具と思しき荷物を持って声を掛けてきたサクラの後を静流は慌てて追い掛ける。


「シズクはあの手押し車を頼むだで」


目で示された場所にあったのは、前が見えなくなりそうな程山盛りにされた藁が、落ちないようにだけ簡単に縛られた状態の手押し車があった。


「藁…ですか?」

「んだ。…前見えるだか?」

「み、見えますよ!」


静流の身長だと、なんとか見えるという感じだが……


「シズクは後ろからついてくるだ」

「はい」

「あ、あんまり騒がしくするでねぇど。今のお犬様は気が立ってるからなぁ」

「は、はい」


着任早々の脅し文句である。お犬様に会う前に既にこの仕事に不安が募る静流であったが、任務中という事もあり抗うことも出来ず、言われた以上に慎重に出来るだけ音を立てない様そっとサクラの後をついて歩く。

前を歩くサクラは、そんな、どこか緊張した様子を見せ無駄に気配を殺した静流を視界に入れるでもなく、口元に笑みを浮かべているのであった。


「シズク、あの柵だで」

「はい?」


小屋から3分ほど歩いただろうか。唐突にサクラが声を掛け、静かに静かにと移動していた静流は驚きながらも前を見る。

そこには、サクラが言った様に確かに柵が見えた。

唯し、その規模が静流が予想していた規模ではなく、思わず静流の口から疑問の返事となったのだろう。


「ひ、広いですね」

「んだな。正直、一人でも出来るけんど、シズクが一緒に仕事をしてくれるようになったら助かるでよ」


静流が戸惑ったのも無理はない。近付くにつれてその規模が明確に分かってくる。柵の高さは静流の身長ほどだろう。その柵で300m程囲われているのだ。

その囲いの中には、サクラ曰くお犬様が目に見える範囲で30頭以上いるのだから。更に異様な点が……


「あの……いくつか気になる点があるのですが…」

「ん?なんだで?」

「この飼育担当は、今までサクラさん一人でやっておられたのですか?」

「んだ」

「可能ですか?」

「実際に一人でやってたから可能なんだべ。慣れだべ慣れ」

「そういうものでしょうか……」

「んだんだ」

「あの……」

「ん?」

「どうして、この犬…お犬様たちは……全員黒いのでしょう」


そう。この囲いの中にいるお犬様たちは、全頭が全身真っ黒なのだ。これだけの数の犬がいるにもかかわらず、全頭である。それはある種、異様な光景と言えた。


「んーーー。元々が黒いのしかいないんだから、産まれてくるのも黒いのは当たり前だべ」

「そ、そうですか」


そうなのだろうか。そういう回答でいいのだろうか。とは思いつつ、恐らくサクラからはそれ以上の回答は出ないと判断した静流は、目の前の柵の中を興味深そうにこちらを見ながら歩く数頭のお犬様を観察していた。


「時間が押してるだから、早速仕事に取り掛かるだよ」

「はい」


静流にしても、これ程の規模とは思っていなかったので、早く仕事を始めないと時間内に終わらないのではないかという危機感を感じ、サクラからの指示を待つ。


「ここの囲いの中に居る犬たちは、全部で35頭だ」

「多いですね……あれ?」

「ん?」

「い、いえ。なんでもないです」

「んだか。この子らは見ての通り基本的に囲いの中は自由に動けるようになってるだべ」

「はい」


群れとか、縄張りとか、そこらへんはどうなっているんだろう。


「この子らは頭が良いだから、人を襲ったりすることはないべ。ビクビクするより堂々と中に入るがいいだよ」

「は、はい」


と言われても、黒犬の集団がいる囲いの中に堂々と入るのは、なかなか勇気がいる事ではないだろうか。


「仕事の内容は簡単だ。まず、掃除だでな。囲いの中の掃き掃除と、あっちに見える大き目の小屋のなかの掃除」

「小屋?」


大きな小屋とは…言葉の矛盾だが、確かに囲いの奥には大き目の小屋が見える。


「あれは?」

「あぁ、この子らの寝床だんべ」

「なるほど。では、藁はあそこに?」

「んだんだ。古い藁と新しい藁を交換すんべ。んで、あそこの便所場を掃除して、餌場と水場を掃除するべ」

「掃除だけでも大変そうですね」

「んだなぁ。でも掃除が一番大変だから、それが終われば後はラクだべ」

「後は何があるんですか?」

「餌やりと、数頭ずつ体を綺麗にしてやるのもあるだよ。まぁ、それに関しては時間がある分だけになるけんど、餌に関しては朝夕になるから、明日からはその仕込みも手伝って貰う事になるべ」

「分かりました」

「藁は足りねぇ分は何回かに分けて往復しなきゃなんねぇから、早速仕事にかかるべ」

「はい」

「と、まずはその前に、この子らに顔合わせしておかないと、この子らが落ち着かないべな。ほれ」

「ん!?」


サクラが取り出した笛を見て、思わず静流は耳を塞いだ。そんな静流の様子を視界に入れながら、サクラはその笛に息を吹き込む。しかし、笛が鳴る気配は無い。だというのに、その笛に息が吹き込まれた瞬間、囲いに中にいた犬たちは一斉にサクラたちの方を向き、遠く離れた場所にいた犬でさえも、サクラたちの周りに残らず集まってきたのである。

犬笛で呼ばれた犬たちは、大人しくお座りの姿勢を保ったままサクラたちを囲んでいる。非常に怖い光景だ。


「シズク」

「……」

「シズク!!」

「は、はい」

「大丈夫だか?」


頭を押さえ、少し顔色の悪くなった静流の横顔を見て、サクラは心配そうに静流の肩に手を置いた。


「だ、大丈夫です」

「……この子らは賢いから、あんまり怖がらないで良いべ?」

「はい。すみません。もう大丈夫です」

「んだらば、この子らももう警戒しないだろうから次に行くべ。ほら、解散だんべ」

「次……?」


二人を囲んでいた犬たちが静流の匂いを覚え解散となったところで、振り向いたサクラの真剣な表情を見て、静流は何事かと身構える。


「あぁ、いやそんな緊張しないでいいべ。今から連れて行くところに居るお犬様を紹介するだよ」

「お犬様……」


やっぱり、犬たちとお犬様という呼び方には明確な違いがあったらしい。


「さっきも言っただが、今は少し気が立ってるだで、騒がしくするでないど」

「はい、わかりました」


静流は、ここ以外にも、まだ作業をするべき場所があるのかと、どこか諦めにも似た気持ちになりながら、サクラの後ついて歩く。しかも、サクラの言葉を聞く限り、敬わなければいけないような雰囲気があり、犬に対して敬う?という気持ちもあるので、どことなく足取りが重く感じられる。


「あの柵だで」


サクラの指差された先に見える柵は、先程の犬たちが入っていた囲いと同様だが、そこには明らかな違いがあった。


「小屋?」


そう。その囲いの中は、殆どのスペースが小屋なのだ。どちらかというと、小屋を柵で囲んだと言った方が正解だろう。囲いの大きさがそれほど大きくないのが幸いだろうか。


「んだ、こっちのお犬様の方は、オラが世話さすっぺ、基本的にシズクが関わることは無いと思うだ。だども、一応顔合わせだっぺ」

「はい」


柵の中に入ると、小屋の外には便所場があるだけだとわかる。

お犬様とやらの姿は無く、どうやら小屋の中に居るらしいことが分かった。


「掃除しに来ただどー。あと、新人だべ」


小屋に入るでもなく、先に小屋に向かって声を掛けるサクラ。それはまるで、知性有る者に向かって来訪を告げるかのようである。


「っ!!!!!!!」


サクラが声を掛けて数十秒後、小屋の入り口に姿を現した存在を認識した静流が、驚愕の為に、声にならない声を出した。


「グルルルルゥ」


それもそのはず、さっき見た中にも大型犬と言われるサイズの犬は居た。しかし、お犬様は体長2m程もあり、これホントに大型犬?と疑問しか残らない。

その体表は漆黒の艶やかな毛で覆われており、威厳すら感じさせる顔立ちと、知性を湛えた目。そして、その目でチラと静流を見た後、サクラの傍に歩み寄る。一瞬その圧力に気圧されそうになりながら、静流はなんとかその場に立ち止まった。


「お犬様、これはシズクっちゅう新人だべ。あまり怖がらせないように宜しく頼むべ」


言われたお犬様は、顔だけを動かし静流を観察したかと思うと、そのまま小屋に向かって小さく一声吠えた。すると小屋の中からも同じような鳴き声が返ってきたのだ。


「おぉ、あっさり許可されただな」

「も、もしかして」

「ん?」

「お犬様って何頭かいるんですか?」

「そんないないだよ。番の二頭だけだべ」

「そ、そうですか」


のしのしとでも聞こえてきそうな堂々とした歩き方で小屋に戻る、お犬様の後姿を見送りながら、こんな規格外の犬が二頭もいるだけで恐ろしいのだが、と思う静流だった。

犬好きにはたまらない仕事…でしょうかw

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