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罠!!!

私立バーボンハウス高校




うんちを漏らしてしまった。なんと本当に漏らしたのである。

「もう異世界転生するしかねえや」

次の瞬間、ハンバーガー大好き太郎は一昨日から計画していた爆破テロを引き起こすため、机の中のクラスター爆弾の導火線に火をつけ、無事異世界へ転生したのだった。


「私は女神です」

「しってる」

「汝迷える魂よ、汝の欲する力を受け取り異世界 アナザーワールドの危機を救うのです」

「うるさい!そんなことより相撲中継だ!」


かくして異世界アナザーなんとかにおりたったハンバーグ大好き次郎は愛犬のタローをつれて美容院へと出かけた。


「池上明の髪形にしてくれ」

「無理です」

「ふざけるな自分専門家やろがワレェ」

「だってお客さん髪ないですよね」

「じゃあ死ね」

ハンバーグ大好き太郎はムシャクシャしたため、理容師の額に押し当てた密造小銃山上式の銃口で撃鉄を鳴らし殺害すると、床にガソリンを撒いて床屋に火を放った。

美容院なのに理容師が居る理由は作者も考えていないので解らない。

「ギャー火事だ」



「なんで…ひとがもえてる」

バーガー大好き三郎は目の前の光景が信じられなかった。




「せめてもの弔いのハンバーグ、受け取ってくれるかい?」

しばらくしたら、バーグ大二郎は嫌がる愛犬に「かつて人だった者たちは気づいたらハンバーグにされていた?突然現れたテロリストのせいで人生終了!」を無理やり食べさせた。


直後愛犬のタローーは玉ねぎ中毒で苦しみながら息を引き取った。享年49だった。


「た、たのむ、しぬな、いぬうううううううううううううううううううううううう↗」

ラーメン大好き一郎は泣いた!生まれて初めて泣いた!

「すまない、犬、俺のせいで……こんなことになったのは全部魔王のせいだ!俺は誓う!魔王を倒して勇者王に俺はなるっ!天国の師匠見ていてくれッッ!」



そして七年後、ついにハンバーガー大好き太郎は動き出した。異世界社会問題である異世界ひきこもりを異世界ハロワで克服し、異世界リクルートスーツに身を包み異世界コンビニへ異世界式面接へと向ったのである。


バーガー好き次郎はチート能力で店長を説得し無事合格したのであった。


「ここがコンビニか。日本にいた時を思い出して腸が煮えくり返りそうだ。だが、もう一度頑張ってみようと思うよ」

バーガー太郎は即日依願退職した。


「私は王国の姫です。助けてください。今私は丁度悪漢に襲われています」

「うるさい」


異世界バスに無賃乗車して帰ったハンバーグ三郎はその後運転士に泣きながら土下座した。

ハンバーグ大好き次郎はこの日の屈辱を絶対に忘れない。


かくして、王都ゲロリバースへやってきたバーガー三四郎は馬車で通行人を轢き殺して遊んでいると、事件は起った。


「この無法者め、ゲロリバース騎士団、略してゲロリバ団の名のもとに正義の剣の錆にしてくれる」


「くそっ、とうとう魔王軍に見つかったか…俺は勇者だ。相手になってやる!」


「黙れ、そう言いながら逃げ続けるな、王都の平和のため逃すわけにはいかぬ」


「分かった落ち着け、だが魔族と人間が争って何になる…争いは何も生まない。ただ傷付け合い、一番苦しむのは罪のない子供たちだ。争いは何ももたらさない。それどころか、後世へ憎しみだけが残ることを…」


「貴様は自分が何を言っているのか分かっているのか?」


「うるさい、こういう時はなんかそれっぽいことを全く考えないで言うものだろッ!もういい、サッカーで決着をつけよう」


バーバー太郎は走りながらチート能力で騎士団を説得する、とサッカー場を建設するために町を剣と魔法の力で破壊して回った。


「ははは、破壊は楽しいぞ。ゲーム電卓より楽しいぞおおおおおおおおおおおお」


そして明かされる驚愕の事実…


「なんだと、異世界にはサッカーとサッカーボールが存在しないのか」


「太郎様は転生者ならスキルを使って創造したりできるのではないですか」


「そんな高度な事が出来るか!」


「見つけたぞ!近衛兵団団長のダンチョウだ!」



「ダンチョウさんこいつ等自称ゲロ団の謀叛奴ですぜ!とっちめてやってください」


こうしてバーガー史郎はゲロリバ団たちにすべての罪を擦り付け近衛兵に突き出し、事なきを得たのであった。


「うおおおおおおおお、久々の公開処刑まつりだあああああああ」

「やったぜ。落ちてる小銭拾えるよ」


村人たち大喝采の中


バーガー六郎はその夜焼きそば屋台で行列を作り、公開処刑祭り売り上げレコード1位を記録した。


ゲロリバ団たちの断末魔が轟く夜空を見上げ、バーガー大好き太郎は呟いた。


「天国の師匠、俺ようやく気付いたよ、焼きそばって賞味期限が切れてても案外大丈夫だって…」


 バーガー太郎は決意する、世界一のすし屋になろうと。

 そして、バーガー太郎はやはりしんどいので諦めた。


 バーガー大好き太郎は幼稚園時代から治らない蟻を食べる癖を治すため隣の大陸にある異世界生活訓練センターを目指すため、港町・ゴミダラーケを目指すのだった。


バーガーなんとかの大冒険は続く!!!!!!!!





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