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目の色で能力が決まる世界。この世界で俺はオッドアイ  作者: 北猫新夜
就任、そして四国最強決定戦

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98話 魔法戦四~五回戦

 『魔法戦第四回戦に出場する選手は、闘技場へ出て来てくれ』


 魔法戦第四回戦は、リソウス王国マジリカVSアキレア王国キッパー。


 マジリカとキッパーの二人は、闘技場へ出て、闘技場の真ん中で握手を交わし、試合の定位置に着いた。


 今まで、人間があれだけの魔法を使っていたのだから、マジリカはエルフという種族なので、よりどんな魔法を使うのかが期待されている。


 『両者準備はいいな?・・・では、魔法戦第四回戦、開始!!』


 ロウバイ陛下より開始宣言がされると、マジリカの手のひらから白い霧が放出された。


 ということは、マジリカが使った魔法は『スモーク』か。


 『スモーク』により、相手の情報は索敵魔法でしか得られない。


 魔法の同時発動は、水目を持っている超人でも出来ない人もいる。魔法の同時発動が出来る人は青目を持っている人が多い。魔法発動に大事なのは、想像力。


 マジリカは索敵魔法を使っているようだが、キッパーは索敵魔法を使っていない。


 キッパーは索敵魔法を使わないが、『ウィルド』を使って『スモーク』の白い霧を吹き飛ばそうとしているが、その内にキッパーに近づいているマジリカ。

 

 そんなマジリカを知らないキッパーは、『ウィルド』を白い霧に向けるのでなく、自分の下に向けた。


 そして、キッパーは『ウィルド』を利用して、空中へ逃げると、先程までキッパーがいた所にマジリカがいるのが分かった。


 空中へ逃げたキッパーは、『イグルス』をマジリカに向けて放った。


 キッパーは、地面に着地するまで『イグルス』を放ち続け、地面に着地すると、マジリカから距離を取った。


 そのマジリカは、キッパーの『イグルス』を魔法障壁で防いでいた。


 『スモーク』の白い霧はほとんど消えて、残っている所は戦闘には関係ない所。


 二人は遠い所から向かい合い、次の攻撃に入った。


 マジリカはまた『スモーク』で白い霧を出すのに対して、キッパー『ホーミング』という魔法を放った。


 『ホーミング』とは、魔力の塊が近くにいる敵に追尾して攻撃する魔法。『ホーミング』の魔力の塊は、魔力を込めれば込めるだけ数は多くなる。


 普通に使えば五個の魔力の塊が出るだけだが、キッパーの『ホーミング』の魔力の塊は十五個ある。


 キッパーは、魔法の同時発動で索敵魔法が使えない分、この追尾魔法である『ホーミング』で敵の位置を知ろうとしているのか。


 『ホーミング』の追尾は強いが、『ホーミング』の魔力の塊は正直強くない。なら、『ヒッツ』が使い勝手はいい。『ホーミング』は追尾に能力をほとんど吸われてしまった魔法だ。


 『ホーミング』は一斉にマジリカが居る所に向かった。そして、その『ホーミング』の後を追うように、キッパーも走り出した。


 先程説明したが、『ホーミング』は追尾は強いが、魔力の塊は強くない。『ホーミング』を普段使うとすれば、索敵魔法が使えない時の敵の場所探しくらい。


 マジリカは十五の『ホーミング』を魔法障壁で全て防いだ。そして、索敵魔法でキッパーが来ているのは知っていたので、『ホーミング』が来た方向に『ウォルキーン』を放った。


 そして・・・マジリカの前にキッパーの姿は現れず、キッパーは『ウォルキーン』を直で受けて、壁まで吹き飛ばされた。


 キッパーもマジリカに同じ『ウォルキーン』を放ったが、その『ウォルキーン』は、先程の『ホーミング』を防ぐときに張っていた魔法障壁に防がれた。


 これを見ると本当に、魔法の同時発動の恐ろしさが伝わって来る。


 キッパーは立ち上がったが、もう戦う状態ではなさそうだ。


 『魔法戦第四回戦、勝者はリソウス王国マジリカ』


 「「「「「ウォォォォ!!!!」」」」」


 マジリカとキッパーは、試合終了の握手を交わすと、控室に帰って行った。


 ・・・・・・

 ・・・・・・


 『魔法戦第五回戦に出場する選手は、闘技場へ出て来てくれ』


 魔法戦第五回戦は、リソウス王国アトリウスVSメアロノロス王国ブギー。

 

 アトリウスはアルスの従者で、いつもアルスの近くに居る。


 アトリウスとブギーの二人は、闘技場へ出て、闘技場の真ん中で握手を交わし、試合の定位置に着いた。


 『両者準備はいいな?・・・では、魔法戦第五回戦、開始!!』


 ロウバイ陛下より開始宣言がされると、アトリウスは開始早々『エクスレーション』をブギーに放った。


 『エクスレーション』が終わり、爆発の中からは辛うじて立てているブギーに姿があった。


 ブギーは、開始早々にこんな魔法が来るとは思っていなかったんだろう。だから、魔法障壁を張るのが遅れた。


 だが、まだ試合は終わっていないので、アトリウスはさらにブギーへ攻撃した。


 「『グロウドグラウン』」


 アトリウスがブギーに放った魔法は、土魔法の最上級魔法『グロウドグラウン』


 地面から先が尖った岩が生えて来る魔法。


 その地面と言うには、土がある所だけではなく、室内の地面でも使うことが出来る。


 この魔法は当たれば強いが、当てるのが難しい。


 『グロウドグラウン』は、この魔法の使用者から一直線に岩が生えて来るので、かわすのが簡単だ。


 だが、痛手を負っていて、素早く動けないブギーに、『グロウドグラウン』が直撃した。


 ここまで、きれいに決まった『グロウドグラウン』は、初めて見た。


 ブギーは魔法障壁を張っていたが、その魔法障壁は『グロウドグラウン』に耐えることが出来ずに割れ、ブギーは吹き飛んで、地面に倒れた。


 『魔法戦第五回戦、勝者はリソウス王国アトリウス!!』

 

 「「「「「ウォォォォ!!!!」」」」」


 ブギーは、係員に医務室へ運ばれて行った。


 勝者のアトリウスは、早歩きで控室に帰って行った。


 

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