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目の色で能力が決まる世界。この世界で俺はオッドアイ  作者: 北猫新夜
就任、そして四国最強決定戦

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77話 四国最強決定戦

 俺の十八歳と秘書就任パーティーの次の日、俺はもちろんのこと二日酔いになった。そして、その日から秘書としての仕事があったのに、二日酔いで就任一日目で欠勤してしまった。


 そして、二、三日も二日酔いが続いて、秘書就任して四日目。ようやく初めての秘書としての仕事が出来る。


 「ディア、早速仕事だ。これから、メアロノロス王国に向かう。『空間転移』で連れて行ってくれ」


 「任せてください」


 俺の記念すべき最初の仕事は、『空間転移』でメアロノロス王国に連れて行くこと・・・なんかな~・・・


 プロテア陛下が俺の肩に手を乗せると、俺はメアロノロス王国の王城の前を思い出して、『空間転移』の準備が出来ると、『空間転移』で王城前に転移した。


 目の前がメアロノロス王国の大きな王城。これが、俺の初めての仕事・・・


 門番は最初は身構えていたが、俺たちの正体が分かると、急いで王城の扉を開けてくれた。


 「おぉ!久しぶりみたが、やっぱりすごいな!」


 王城に入ったプロテア陛下はそう言った。あ、そう言えば、プロテア陛下が最後にここに来たのは、クルミナの入学前だった。


 だが、そこはやはり一国の王。俺だったらキョロキョロするであろう景色に一切そんな素振りを見せない。見ろ!これが、スカシユリ王国の国王だぞ!


 王城の二階への階段を上って向かうのは、会議室。


 プロテア陛下は、会議室が何処にあるか分からないので、俺が先頭でプロテア陛下を会議室まで連れて行く。


 階段を上って左に曲がるとすぐにある会議室に、プロテア陛下、俺の順で入った。


 会議室に入ると、メアロノロス王国の国王ロウバイ陛下と次期国王ルニア第一王子。そして、アキレア王国の国王カランコエ陛下とナノハ第一王女。


 そして、もう一組。リソウス王国の国王ソリエンス国王と前国王セリウスさん。


 三国の代表たちがもうすでに会議室に揃っていた。


 スカシユリ王国代表の俺たちが席に座ると、メアロノロス王国のロウバイ陛下が話し始めた。


 「この度は、私の国に集まってくれてありがとう。今回、呼んだ理由は、我々四国で魔法戦と物理戦をして、最強を決めようと思い呼んだんだ」


 ・・・・・はぁ!?なんだそれ!?


 俺だけでなく、メアロノロス王国側のロウバイ陛下とルニア以外の皆は、俺と同じくロウバイ陛下の発言に目を丸くしている。


 「もちろん理由はある。ここに居る四国は皆、同盟を結んでいる。・・・最近、ワーダストの赤子政策が深刻化しているらしい。ということは、もうすぐ虹目が生まれる可能性が高まっているということ」


 ロウバイ陛下は続けて言った。


 「我々四国のどこかの国に虹目が生まれたなら、我々で協力してワーダストから虹目の赤子を守るが、もし、ワーダストに生まれたならば、千年前のように虹目の力を使って我々の国を支配するかもしれない。」


 誰かの唾を飲み込む音が聞こえる。


 「というわけだ。納得はしてくれただろうか」


 ロウバイ陛下は皆に問うた。


 先ほどの虹目の話をされてしまったら、このロウバイ陛下の最強を決めるという話は、断るわけにはいかないだろう。


 自分たちの国の実力も知る機会なので、その点でも断るわけにはいかない。


 ロウバイ陛下の提案に、スカシユリ王国、アキレア王国、リソウス王国の三国は皆、賛成の意を示した。


 そして、話は四国最強決定戦に入った。


 「では、まず、開催場所を何処にするかという話だが・・・」

  

 「それは、私のアキレア王国でしょうな」


 「あぁ、話が早くて助かる。「アキレア闘技場」を使わせてもらうが、いいか?」


 「あぁ、もちろん、いいですよ」


 アキレア王国にある「アキレア闘技場」は、大陸一の大きさで、そこでは色々な催しをされている。これで、戦う場所の確保は出来た。


 次は、メンバー選出方法がロウバイ陛下から告げられた。


 まず、各国で自分の国の自慢の強者を選ぶ。その選出方法は各国に任せるとのこと。そして、今日から二週間以内で選出する者を決めてほしいと言われた。


 各国選出出来るのは、魔法戦四名、物理戦四名の計八名となった。なので、合わせると、魔法戦では十六名でのトーナメント。物理戦でも十六名でのトーナメント。


 次に選出すると決まった者は、締め切りの一週間後にアキレア王国に集まり、四国最強決定戦のルールと戦う相手が伝えられる。


 選手は、アキレア王国から提供される宿に、四国最強決定戦が終わるまで泊まれるとのこと。


 そして、各国の国王や重臣も四国最強決定戦に招待されるので、宿に泊まってくれと言われた。


 ここで、リソウス王国の前国王セリウスさんがロウバイ陛下に質問した。

 

 「その戦いには、人間しか参加できないのでしょうか?」


 おぉ…。なんかめちゃくちゃ深い質問が出てきた。


 「それは、ドワーフやエルフ、獣人のことか?」


 「はい。ドワーフは人間よりも力が強いですし、エルフも頭脳と魔法が人間よりも長けています。しかも、その中でも超人を出すのは流石に反則なのではと思いまして」


 リソウス王国は、この大陸で唯一の多種多様な生物が居る国。


 先ほど言われていたドワーフやエルフ。獣人の他にもシュウリュウと呼ばれる、人間の姿になることが出来る小型竜も居る。


 リソウス王国は、エルフの森やドワーフの里、獣人の村やシュウリュウの住み家の近くにあったことで、国の土地を増やすにはその森や里、村を住み家を開拓しないといけなかった。


 そこで、当時のリソウス王国の国王がエルフやドワーフ、獣人やシュウリュウの代表者と話し合い、当時の国王の「あなたたちのその我々人間を凌駕する力を合わせた国を我々は見てみたい」の言葉で開拓が始まった。


 エルフやドワーフ、獣人やシュウリュウは自分たちの種族が褒められるのが好きなので、『人間を凌駕する力』ここを突いた国王の言葉に皆は、心を無理やり開拓に持っていかれたと記されている。


 「その問題はない。なんて言ったてこの戦いには、人間だが人間を容易に超えてしまっている人間も参加するのだからな」


 リソウス王国の二人がロウバイ陛下の言葉に困惑する中、その他の三国は俺に目線を向けた。そして、リソウス王国の二人も俺に目線を向けた。


 「彼がその言っている人なんですか?」


 「あぁ、そうだ。正直、ディアが出るなら魔法戦の勝者はディアで決まりだろう。だが、そのディアの力を見て、自分に自惚れている奴を覚醒させる目的があるので、この戦いには人間以外の参加も認めることにする」


 このようにして、リソウス王国の質問は返答された。


 その後、リソウス王国以外からの質問がなかったので、この四国最強決定戦の話し合いの会議は終了した。

 

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