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目の色で能力が決まる世界。この世界で俺はオッドアイ  作者: 北猫新夜
秘書体験

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19話 急な手紙

 クルミナ学園を卒業して3日が経った。その頃俺は・・・


 「暇だ・・・」


 自分の部屋の机にもたれかかっていた。


 クルミナでは毎日、毎日、皆と色々なことをしていたが、それは周りに色んな人が居たからなのだが、こうも周りに人が居ないとやることがなく暇になった。


 これじゃ、学園長からの精進すると言う約束を破ってしまいそうだ。


 俺は机に置いてある魔法創り書を見ながらクルミナでのことを思い出していた。


 俺が4年の最後に魔法研究会のリーダーを前リーダーから任されて、俺が中心となって活動していた魔法研究会はいつの間にか俺とオリジナル魔法を創る研究会になっていた。


 魔法研究会は元々、魔法とはどのようにしたらより威力が上がるのか、威力を上げるためにどのようなことをすればいいかを考える研究会だったのだ。


 だが、俺が遊びで「オリジナル魔法を創ってみよう」と言うと研究会の奴らは大賛成し、元々の魔法研究会がどこかへ行き、今のオリジナル魔法を創る研究会になってしまった。


 研究会では色んなオリジナル魔法を創ることが出来たがそのほとんどが俺が創ったものだった。しかし、創ったオリジナル魔法の半分は俺のような水目を持っている超人ではないと使えないと言う欠陥を抱えていた。 


 さらに、その半分の一部は俺のように高い知能を持ち、高い魔力量を誇る者しか使えないと言うほぼ俺専用の魔法だ。


 このようにクルミナでのラスト一年を俺はオリジナル魔法につぎ込んだ。その結果、俺の現在の魔力量は723だった。


 年齢を重ねるにつれて増える魔力量も増えていったが、ラスト一年の魔力量の増え方が凄かった。4年に量った時の魔力量は412だった。だから、ラスト一年で俺は311も魔力量が増えたと言うことだ。


 この311と言う数字は歴史上で記録されている最高魔力量258をたった一年で追い抜かしたと言うことだ。


 この結果を見て、俺は魔法研究会全員の一年間の魔力量の変化を表にして見てみると、皆そんなにと言うかほとんど増えていなかった。


 水目を持つ研究会の奴らでも全然増えていなかった。


 そこで俺の魔法研究に毎日を継ぎ足すと魔力量は爆発的に増えると言う仮説はなくなった。もし、これが合っていたら俺は絶対に歴史に名を刻めただろう。


 俺がそんなことを考えていると・・・


 「トン、トン」


 と、部屋の扉を叩かれた。


 俺は「どうぞ~」と言うとその人は王宮からの遣いの者だった。


 「ディア様、陛下が呼んでおります」


 「分かった」


 ・・・・・・

 ・・・・・・


 王宮はシュラスト家の真横にあるのですぐに行ける。


 俺は王宮の遣いの者の後ろを着いて行って目的の場所まで行く。


 「こちらです」


 遣いの者にそう紹介されたのは、王の間。国王が仕事をする部屋だ。


 遣いの者は王の間の扉を叩き、「ディア様をお連れしました」と言うと、王の間に居るプロテアが「どうぞ」と言うと、遣いの者は扉を開けてくれた。


 俺は開けてくれた扉を通って王の間へ入った。


 俺が王の間に入ると扉はすぐに閉じられた。


 「急に呼んで悪かったな、ディア」


 「暇だったんで大丈夫です」


 「そうか。じゃあ、早速要件を言おう」


 プロテアはそう言って机の引き出しを開けた。


 俺が今、こうして普通にプロテアと会話出来ているのはクルミナのおかげだ。


 俺は1年から魔法研究会に入って、その時のリーダーがプロテアだった。最初は中々に苦しい戦いが続いたが、ほぼ毎日会うようになるとその苦手意識がだんだんなくなってきた。


 そして完全に克服したのは魔法研究会に入って2週間とすぐだった。そこで俺は分かった。俺の王族苦手意識は長い時間話すことで克服されるらしい。その克服には個人差はあるが...


 引き出しを開けてプロテアが取りだした物は白い手紙だった。


 「これがメアロノロス王国からディア宛てに届いた」


 「メアロノロス王国から?」


 俺はプロテアから手紙を受け取りるとすぐに開けた。


 その内容は・・・


 『ディアへ


 俺は学園を卒業してから暇で仕方がない!


 そこで俺はお前の家柄のことを思い出して、ディアが馬車で帰って行ったすぐにこの手紙を書いた!


 ディアの家って王族の秘書の家系だろ?なら、将来的に王族の秘書になるなら、今から練習とかしてた方がいいじゃん!


 と、言うわけでディア、俺の秘書にならないか?もちろん、18歳になるまででいい。


 答えが決まったら王宮にある俺の部屋に来てくれ!


 ルニアより』


 ・・・・・・・・え?!


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