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目の色で能力が決まる世界。この世界で俺はオッドアイ  作者: 北猫新夜
世界を知る

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14話 寮

 俺が自分の魔力量に驚きながら歩いているとロレアス学園長が止まった。


 「ディア君、ここがこれからお世話になる寮だよ」


 目の前には木造の2階建ての大きい建物があった。これが寮ってやつなのか・・・。前世では寮とは全然関わりがない生活だったので楽しみだ。


 「寮は2人1組で試験結果が近い人同士でなっているよ」


 試験結果が近い人同士ならステナリア・・・ではないな。って言うかここ男子寮だから女子は入れないし。


 と言うことは試験結果が俺たちの次の人なのか?


 俺がそう考えているとロレアス学園長が俺の寮部屋まで案内してくれた。


 扉には301と書いてある。ロレアス学園長は俺から部屋カギを受け取った。


 俺は受け取ったカギでこれから自分の部屋となる301号室を開けようとするとロレアス学園長が話し出した。


 「ディア君、びっくりするぞ?この部屋の相方を見たら」


 期待と不安の5:5だった心がロレアス学園長の言葉のせいで2:8に俺の心はなった。俺は開けようとしていたドアノブを握ったまま止まった。


 俺がびっくりする相手って誰だ?ステナリアか?いや、女子だからダメとして、どこかの国の王族とかかな?俺がびっくりする相手と言うのはそういない。俺自身、身分が高いからこそちょっとそこらの貴族らにはびっくりしない。


 「どうしたディア君、開けないのか?」


 「いや、急に緊張が・・・」


 「あぁ、私が「びっくりするぞ」と言ったからか。大丈夫だ、部屋の相方は気安く、接しやすいぞ」


 ロレアス学園長はそう言って俺の手を上から握りドアノブを回した。


 そして部屋の中には・・・誰も居なかった。


 「あれ?お迎えするとか言っていたんだけど・・・」


 だが俺はそんなことは気にせずに部屋の中へ入った。するとロレアス学園長は・・・


 「それじゃ、ディア君、入学式で会おう」


 そう言って帰って行った。俺は「はい」と言った。


 部屋の中は結構狭いがこれは俺が王宮暮らしに慣れたせいなので、皆からすれば寮にしては大きいと答えるだろう。部屋の中には二段ベッドがあり、見知らぬ靴があり、机があった。


 俺は机に荷物を置いた。すると、後ろから「ゾゾ」と音がした。俺は物凄い速さで振り向いた。


 そこで俺は音の正体が二段ベッドの二段目部分からすることが分かったので、見知らぬ靴の正体も分かった。


 そこで俺はある作戦を思いついた。それは・・・


 「ん?誰の靴だ?・・・捨てるか」


 俺はそう言って靴を持ち玄関へ行き、寮室のドアを開けた。


 「ちょ!ま、待って!!」


 俺が寮室のドアを開けた瞬間、後ろから焦っている声が聞こえて来た。そしてベッドから落ちて、こちらへ走ってきて飛び込んでくるだろうとと分かっていた俺は、しゃがんだ。するとしゃがんだ俺の上を綺麗に飛び越えて部屋から出て行ったのを見た俺は、寮室のドアを閉めた。


 「ふぅ、これで仕事が終わったな」


 俺は外に聞こえるような声で言った。すると寮室の扉を叩いて「頼む!入れてくれ!!」と言う男の声を聞いた俺はドアを開けなかった。俺にドッキリを仕掛けようとしたことを後悔しな。ちなみに靴は俺が持っている。外に出て行った男の子は今靴を履いていないと言うことだ。


 それから5分間俺は荷物の整理などしていた。ドアを叩く音も次第になくなっていった。これは反省をしたからだろうか。俺も鬼ではないのでそろそろドアを開けようと思いドアの前に立った。


 「なぜ、俺にそんなしょうもないいたずらをしようとした?」


 「しょうもないって...俺的には考えた仕掛けだったんだが・・・」


 「なら靴は隠せ」


 「はい...すみません...」


 声色的に色々と反省していそうだったので俺はドアを開けた。そして開けた瞬間俺はまたドアを閉めた。なぜなら・・・


 「指がっ!!手がっ!!」


 そう、俺はドアを開けた瞬間にこちらへ襲ってくることも頭に入れていたので、ドアを開けて先ほど会話でどこにいるかを距離を計算していたので俺の計算していた位置に居ないことが分かると俺はすぐにドアを閉めた。


 そしてまたドアを開けると男の子は右手を抑えながら地面でうずくまっている。俺の考えは正しかったと言うことだ。


 「俺の勝ちだ、諦めろ」


 俺がそう言うと男の子と目があった。そして俺はまたドアを閉めた。なぜならプロテア並みの『王族オーラ』をその男の子が発していたから。


 そして俺は絶望した。これからの5年間俺はあのオーラと共に生活しないといけなくなると言う事実に。


 って言うか、俺の寮室の相方って王族だったのか!確かにこれはびっくりする。


 「分かった。降参するからドアを開けてくれ・・・」


 ドアの向こう側からそんな声が聞こえて来たことと、もしこれが誰かに見られて俺があたかもこの王族男をいじめていると言う噂を広められたら俺は学校から追放され、この国で処刑...なんてことも...


 そんなことを考え始めたので俺はすぐにドアを開けて、王族男を中に入れた。


 


 


 


 


 

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