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目の色で能力が決まる世界。この世界で俺はオッドアイ  作者: 北猫新夜
就任、そして四国最強決定戦

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100話 魔法戦第八回戦

 『魔法戦第八回戦に出場する選手は、闘技場へ出て来てくれ』


 魔法戦第八回戦は、メアロノロス王国ガリオVSリソウス王国アルス。


 メアロノロス王国は、メアロノロス王国が誇る最強の魔法師団長ガリオ。水目だけだが、素の頭がいいので、ほぼ青目と水目のオッドアイの超人と言われているらしい。


 対するは・・・


 「それじゃあ、エルフの王に相応しい、美しく最高な試合をしてくるわ」


 そう笑いながら言うのは、エルフの王であるアルス。


 アルスは、ガリオの「ほぼ青目と水目のオッドアイの超人と言われている」ということに、少しだけムカッと来たらしい。


 なので、この試合は手加減をせず、試合は観客が盛り上がるように長くするらしい。そして、その噂が消えるくらいボコボコにしてくると言っていた。


 闘技場に出て行く時に笑っていたガリオに俺は心の中でこう言った。


 ガリオ・・・骨は拾ってやる。


 闘技場の真ん中で握手を交わし、試合の定位置に着いた。


 『両者準備はいいな?・・・では、魔法戦第八回戦、開始!!』


 ロウバイ陛下より開始宣言がされると、アルスはいきなり『エクスプロージョン』を放った。


 『エクスレーション』を放ったアトリウスにあんなこと言ったのに、自分は『エクスレーション』の上位互換である『エクスプロージョン』を放った・・・


 ガリオは『エクスプロージョン』を受けた。


 『エクスプロージョン』の爆破を見た観客は興奮しただろうが、これで、試合が終わってしまうという悲しい感情もあるだろう。


 すると、『オオォォォォ!!』という声が『エクスプロージョン』の爆破の中から聞こえて来た。


 『エクスプロージョン』の爆破が終わると、その中には、皆が予想していたような人はいなかった。


 その中からは、服の所々が焼かれて無くなっているが、その顔からは、まだ諦めていない顔をしている。


 「「「「「ウォォォォ!!!!」」」」」


 観客からは、試合終了の時と同じような歓声が上がった。


 「ふふっ、流石は青目と水目を持っている超人と言われていることはありますわね」


 「開始早々『エクスプロージョン』とは、エルフの方々は、やはり人間との試合を早く終わらせたいんですか?」


 「そういうわけではないわよ?アトリウスは私のもとへ早く戻りたいから。私は、あなたならこの攻撃に耐えることが出来ると思ったから、放ったの」


 アルスの言葉を聞いたガリオは、手を腰に掛けると、笑った。


 「そうか!それは、嬉しいね。でも、『エクスプロージョン』を放ったなら、もう魔力はないんじゃないんですか?」


 「安心してちょうだい。そんなことないわ」


 「・・・全然安心じゃあないな、それは」


 そして、話し終わった二人は、戦闘に戻った。


 ガリオは『イグナス』を放ってアルスに近づこうとしたが、アルスの『グロウトグラウン』によって防がれたが、『ウィルド』で空中へ飛んで『ウォルキーン』を放ったが、アルスは魔法障壁で防いだ。


 アルスは獲物を見るような目で笑いながら、『ヒョウズ』を放った。


 そして、『ヒョウズ』を魔法障壁で防ぎながら、地面に着地すると、先程までアルスがいた所にアルスはいなくなっていた。


 ガリオが索敵魔法でアルスの場所を突き止めようとした時、ガリオの後ろから『ノウムコールド』がガリオに襲い掛かった。


 ガリオは自分に『ウィルド』を放つことで『ノウムコールド』を避けたが、アルスの攻撃はまだ終わっていない。


 アルスはガリオが『ウィルド』を使った時に『グロウドグラウン』を使っており、ガリオは着地すると、『グロウドグラウン』が直撃した。


 おぉ!


 何と、『グロウドグラウン』を直に受けても、またガリオは立ち上がった。見た感じ先程と変わっていないので、ギリギリで魔法障壁を使って防いだのだろう。


 アルスはゆっくり歩きながら、ガリオに近づいて行く。


 俺たちからすれば、アルスはゆっくり歩いているが、ガリオからすれば、物凄く速く歩いているように見えているだろう。


 でも、アルスはもうほとんど魔力は残っていないだろう。アルスの魔力量を俺は知らないが・・・


 迫って来るアルスにガリオは『エクスレーション』を放ったが、アルスの魔法障壁が頑丈過ぎて、『エクスレーション』の爆破の中からアルスが無傷で出て来た。


 そして、アルスはさらに恐怖に落ちるようなことをした。それは、魔法の同時発動。


 同時発動した魔法は、『レグロス』と『ノウムコールド』


 それを見たガリオは魔法障壁を張った。


 そして『ノウムコールド』と『レグロス』がガリオに当たると、『レグロス』の火が『ノウムコールド』に移り、火の竜巻が完成してしまった。


 観客はこんな間近で見れているのだから、盛り上がらないわけない。


 火の竜巻が消えると、全身の服が焼かれて無くなっているガリオが落ちて来た。幸いにも、うつ伏せで地面に着地したため、大事な所は隠れている。


 でも、観客の女性たちや選手の女性たちは、目を手で隠している。


 『ま、魔法戦第八回戦、し、勝者はリソウス王国アルス!!』


 「「「「「ウォォォォ!!!!」」」」」


 ロウバイ陛下の噛み噛みの勝者発表がされると、アルスは髪をなびかせて、控室に帰って来た。


 そして、ガリオは係員に医務室へ運ばれて行った。


 この試合は正にエルフの王に相応しい戦いだった・・・のか?

 

 


 

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