表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
蒼き狼の英雄譚 改稿  作者: kan-ei
辺境伯領に移動する
6/7

辺境領に 同行する

『出来たら 俺たちに付いて 穏便に同行してもらいたい

手荒いこともしたくないし もし制圧しようとすれば こちらにも

被害が出る ここは出来るだけ同行をお願いしたい」

自分自身も マリーと打ち合わせしたように その時は

穏便にことを進めようと考えていたので 渡りに船のお願いである

「分かった 俺もあまり面倒になってもいけないし 逆に 連れてって

くれるのであれば助かる」

デイビットは 今日はこのまま ここで野営をし 明日の朝帰る予定だと

告げてきた 周りの兵は すぐにテントを張り 夜食の用意をしだした

自分は その様子を静かに見ながら 木の前で警戒しつつ のんびりしていた

そうすると デビッドが 年は幾つなんだとか 若いのによく一人でここまで来たな

とか 根掘り葉掘り聞いてくる まぁそこらへんは マリーと一緒に考えていたので

適当な相槌をしていた 少しの与太話の間に 夕食の用意が出来てくる

硬いパンとスープである 比較的保存食の貯えもあったが ここは

お言葉に甘えて 食べていく 周りを見ながら 与えられたものを口にする

美味しいとは言えないが これがこっちの定番なのだろう

自分は 取り合えず 完食して 夜の見張りはこちらでするという言葉に

甘え 自分のテントに潜り込む 案外 何もしなくとも

疲れていたのか 硬いテントの床で朝までぐっすり寝た

そして 朝 テントの撤収とともに移動 これを何日かする間に 辺境領についた

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ