表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界転生したくてもさせてもらえない件  作者: 転生希望のブラック会社員
ショートコメディ編
9/321

第9話 地雷

「あと3! あと3!」

 異世界転生まであと3ポイントだ!

 お試しだけどね。


「じゃあこれはどうかしら?」


 扉の向こうに投げられた。

 ……雑になってきてないか?



 お、またファンタジーか。

 剣や鎧を装備してる。なんか野性的なデザインだな。


「あ! いらっしゃーい!」


 お、なんか受付嬢に呼ばれてる。行ってみよう。


「討伐依頼です。頑張ってくださいね!」

 クエストが渡された。


 何このでっかいモンスター……無理無理無理!


「もうすぐ現地にお仲間さんも来ますから!

 協力して頑張ってくださいね!」

 ……仕方ない、とりあえず行ってみよう。


――現地にて――


 お、言ってた仲間が来たみたいだ!

 装備も強そうじゃん!


「ハチミツください」


 は?


「薬作るのに要るんです、ください。役目でしょ?」


 まぁ、少しぐらいならいいか……


「ありがと」


 なんだ、お礼言えるんじゃん。


――クエスト開始! 討伐対象が現れた!


 くっ、やっぱ強い! 仲間もきつそうだ!

 っていうか仲間弱っ! いくらなんでも弱すぎる!!


「塵粉塵粉塵粉ッ!」


 え? ちょっと何!?

 塵粉って味方も回復できるアイテムだっけ!?


「塵粉早くって言ってんじゃん!

 ほんと使えねぇな~!

 なんで僕が回復薬飲まなきゃなんないんだよ!?」


 だって自分のミスで負傷した訳だし……


「僕はエラいんだよ! 下は黙って従っとけ?」


 ムカつくが今はそれどころじゃない。

 仲間をフォローしながらなんとか敵を倒す。

 ダメージはほとんど俺が稼いでたわ……


 さて! お楽しみの、モンスター素材の剥ぎ取りだ!

 何が出るかな~♪


 ごすっ!


 吹っ飛ばされた。仲間に。


「お前剥ぎ取りしていいと思ってんの?

 していいのは僕だけなんだよ!

 雑魚は黙って見とけ!」


 急いで戻って剥ぎ取ろうにも、終了のブザーが鳴り響いた……


――視界が暗転する。



「お疲れ~」

 お化粧しながらのコスプレ女にねぎらわれた。


「なんだよアレ!? 気分悪いわ!!」

 あんな自分勝手なやつといっしょにやりたくないわ!


「仕事仲間なんて好きに選べないでしょ。

 そこは異世界も同じよ~」


 むぅ。わかっちゃいるけどさ。


「まぁ、頑張って仲間をフォローして討伐までやり遂げたみたいだし、今回はポイントを弾んであげる」


 優しさが1、勇気が1上がった。

 ちょっとは報われたかな?


【現在のステータス】

 優しさ3、勇気4、面白さ2 計9 異世界転生まであと1!


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ