表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界転生したくてもさせてもらえない件  作者: 転生希望のブラック会社員
<ダンジョン攻略>編
68/321

第68話 ダンジョン攻略【19】スキルカードとかって汎用性高くて好きだわ

――地下4F――


 強敵<ロックゴーレム>を降し、歓喜する俺達。大量の経験値で3人ともレベルが上がり、ウハウハだ。


――というか……


「倒れたまま、消えないですね」

「グギャ」


 アンリさんがおそるおそる近づき、ヒトカゲぎ剣の先っぽでツンツンする。


 そう、消えないのだ。


――やがて、ロックゴーレムがむくりと起き上がる……



【天の声】ロックゴーレムが仲間になりたがってます。


  はい

  いいえ


 あ~、やっぱりかぁ……


「どうする? 仲間になりたいみたい」

 面倒になり、アンリさんとヒトカゲにふる。


「う~ん……どっちでもいいんですけど。ヒトカゲちゃんは?」

 あ、アンリさんもヒトカゲにふったな。


「……グギャ!」

【天の声】「ちょっと思うところはあるけど、いいよ!」(ヒトカゲの代弁)


「そうか。じゃ、よろしく頼むよ」


――そうして、ロックゴーレムが仲間になった!


【天の声】名前をつけますか? ⇒「  」


 う~ん。俺には名付けのセンスが無いんだよなぁ……


「アンリさん、こいつになんかいい名前ある?」

「ユウスケさんに懐いてるみたいだし、お任せします」


 懐いてる……のか? それは疑問だが――


「……いわお」


【天の声】は?


「だから、こいつの名前は<いわお>、な?」


「――――♪」


【天の声】「ありがとう!♪」(いわおの代弁)……って、ちょっと待ちなさい。あなた、適当にあしらわれて――


(よろしくな! いわお!)

「――――♪」



 天の声はため息をつき、それ以上は文句を言うのをやめた。喜ぶいわおを見て諦めたようだ。



「あ! 宝箱も出ましたね! 金箱ですよ!」

 アンリさんが気付き、嬉々として宝箱を開ける。そういや、金箱は初めてだな。俺も興味があり、覗き込む。


 中にはカードが一枚入っていた。説明欄を見ると――


 地属性魔法<ストーンブラスト>スキルの習得が可能。


「おお。SP消費無しでスキルを習得できるんじゃないか? 魔法みたいだし、アンリさん、取っちゃってよ」


「いいんですか? ありがとうございます!」

 

 さっそくアンリさんがスキルカードを使ってみる。


「ストーンブラスト!」

 アンリさんの杖の先に石の塊が出てきて、前方に勢いよく飛んでいく。


――ガァンッ!


 岩の塊はダンジョンの壁をへこませ、地に落ちた。


「すごいですね! 威力も高そうです!」

「よかったね」

「グギャ」

 

 喜ぶアンリさんを見ると、俺も嬉しい。頑張ってよかったなぁ……と改めて思う。


「じゃあ、先に進もうか!」



――ロックゴーレムの<いわお>をパーティに迎え、俺達は意気揚々とダンジョン探索を再開するのだった。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ