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異世界転生したくてもさせてもらえない件  作者: 転生希望のブラック会社員
<ダンジョン攻略>編
60/321

第60話 ダンジョン攻略【11】ヒトカゲ進化の恩恵

【天の声】おめでとう! ヒトカゲは ファイアリザードマンに進化した!!


「グギャァァ!」



 ヒトカゲ……ファイアリザードが、ファイアリザードマンに進化した。ヒトカゲを包むまぶしい光が収束すると、もとの四足歩行のトカゲではなく、人の様に二足で直立するリザードマンが現れた。


「色んな意味で(あぶ)ねぇよ……」

 俺は色んな意味でハラハラしながらも、とりあえず、拍手(はくしゅ)で進化をお祝いする。


「おめでとう!」

「よ、よかったですね、ヒトカゲ……ちゃん?」


 アンリさんも俺に続き、拍手でヒトカゲを迎える。ヒトカゲも「グギャァ」と喜んでいる(?)ようだ。


【天の声】<サブクラス>とステータスを確認してください。

 

 ん? と思いつつも、言われた通りに確認してみる。


 サブクラス

 <ファイアリザード> ⇒ <ファイアリザードマン>


【ステータスにボーナス加算】


 HP  体力          +20 ⇒ +50

 TP  スキル使用に必要    +10 ⇒ +25


 ATK 物理攻撃力に影響    + 5 ⇒ +10

 DEF 物理防御力に影響    + 5 ⇒ +10

 INT 魔法攻撃力に影響    + 3 ⇒ + 6

 RES 魔法防御力に影響    + 4 ⇒ + 8

 DEX 命中率に影響      + 2 ⇒ + 8

 AGI 行動速度と回避率に影響 + 3 ⇒ + 6

 火耐性        ⇒+100(火属性無効)


【追加スキル】

 <ファイアブレス 3 レベル1 ⇒ 2>

 <火炎斬(かえんぎ)り 4 レベル1>【NEW!】

 <HP自動回復 パッシブ レベル1>【NEW!】

 <(けん)(かたな)装備時ATK補正(ほせい) +10>【NEW!】


「……」

 なにこれ!?めっちゃ強くなってる!


「どうしたんですか?」

 驚愕(きょうがく)で固まる俺をアンリさんが心配そうに覗き込んでくる。


「い、いや、なんか、ヒトカゲが進化したおかげで俺まで強くなったみたいでさ」

 ステータスの上昇やスキルの変化について、アンリさんに教える。


「いいなぁ……ユウスケさんとヒトカゲちゃんばっかりずるい」

 あ、アンリさんが(ほお)(ふく)らませて()ねちゃった。


【天の声】ふふふ……<モンスターテイマー>、最高でしょう?


 どうですか? ねぇ、どうですか? とドヤって聞いてくる。……くっ! 気に入らないが、ここは素直に感謝しておこう。


(お、おう。これはスゴイな。助かるわ)

 念話で感謝を伝える。でもちょっと気になることが……


(……でも、<剣・刀装備時ATK補正+10>ってあるけど、俺、装備できなくね?)


【天の声】……♪(口笛(くちぶえ)()く音)


 あ、こいつ、ごまかしやがった! まぁいっか、これくらい……



【天の声】そう言えば、前に<炎のロングソード+5>を取得してましたよね? 出してください。


 なんでだ? と思いながらも、とりあえず出してみる。


【天の声】じゃあ、それをヒトカゲに渡して。


 ヒトカゲに渡してみる。


【天の声】ヒトカゲは<炎のロングソード+5>を装備した!


 ヒトカゲが「グギャァ♪」と喜びながら剣を(かか)げてみせる。


【天の声】(ドヤァ)


「あ! 俺は(むち)しか装備できないのに!」

「ヒトカゲちゃん!よかったですね!」


 俺が軽く抗議(こうぎ)するも、ヒトカゲやアンリさんが喜んでいるので、これ以上は水を()せない。むぅ……


【天の声】装備は有効活用しないと、ですよ!


(俺が鞭しか装備できないのはお前のせいなんだけどな!?)


 俺の抗議はいつもながらにスルーされた。



「残りSPは6か」

「私は3です」


 俺とアンリさんはレベルアップで()まったSPをどう使うか話し合う。俺はレベルアップ前に3残してたので、アンリさんよりも多いのだ。


「<睡眠耐性>を取りますね」

 

 <睡眠耐性 パッシブ レベル1(耐性25%) 必要SP3>


 アンリさんは迷わず睡眠耐性を取る。レベル1だと25%しか防げないけど、さっき眠らされたのがよっぽど(くや)しかったのだろう。


「俺はどうすっかなぁ」

 もういっそモンスターテイムに特化しようかとも思うが、今後欲しいスキルが出るかもしれないしな。


 とりあえず、保留しておくことにした。


「しばらく、ここら辺でレベリングしようか」

「そうですね。ヒトカゲちゃんには物足りないかもですが」

「グギャア」


【天の声】「気にしないで」(ヒトカゲの代弁(だいべん))


 ヒトカゲも問題ないようだ。



――俺達はしばらく、地下3Fでヒトカゲに助けられながらパワーレベリングした。



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