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異世界転生したくてもさせてもらえない件  作者: 転生希望のブラック会社員
<ファティリタス復興>編 【第3クール】
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第250話 ファティリタス復興編 【第3クール】 次は誰?

【夜】

――森林跡地・家――



「「「いただきます!!」」」


 皆で夕食を取り始める。狼男達――ウルガとウルッゾの強い要望もあり、今日も肉料理がふるまわれる。


 二人とも、一生懸命コッコ鳥の飼育に取り組んでくれてたしな。その働きに報いねばなるまい。まだ増えるのには時間はかかるだろうがね。


 二人とも幸せそうに肉にがっついている。リクエストも受けており、骨付きのまま豪快に焼いたものが食べたいとも聞いていたので、アンリさんがそれも用意してくれていた。みるみるうちに皿が空いていく。


 気に入ってくれてなによりではあるが、ちょっと消費が激し過ぎるな……。明日からもしっかりと働いてもらうとしよう。



「次はどんな魔族を呼んでくるんだ?」

「ピクシーかな」


 気になってベリアルに聞いてみると、なんと次は妖精だった。


「ほぅ。やっぱり小さいのか?」

「連れてくるのは小さいのになるかな。王様や女王様は僕らと同じくらい大きいけどね」


 なんと。王様や女王様がいるのか。


「でも、向こうは向こうで王様達のもとで暮らしてるんじゃないのか?」


 こっちに来るのかが気になるところだ。


「森を失って向こうも住むところに困ってるはずだから、希望者は来るんじゃないかな?」


 なるほどなぁ。


「では、アルルちゃんと同じで、緑多めの家がよさそうですね」

「そうだね。木が多いところを好むかな」

「じゃあ、アルルの家、――というか果樹園の近くだな」

「アルルちゃんもいい?」

「……ん。にぎやかになる」


 アルルも歓迎してくれるなら決まりだな。アルラウネとピクシー。なんとなく、相性も良さそうに思える。勝手な想像だが。


「じゃ、明日はピクシーの家造り頑張りますか」

「うん、よろしく~」



 またにぎやかになりそうだ。だんだんとここが発展していくようで、楽しくなるな。



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