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異世界転生したくてもさせてもらえない件  作者: 転生希望のブラック会社員
ショートコメディ編
13/321

第13話 チーター 

「じゃあ次は予告しとくね? FPSの擬似体験です!」

 え~……痛いのやだぁ。


「異世界行ったって痛いことはあるわよ?」


 行った行った、とつかまれて扉に投げ込まれる。



 よし! 今度はそう簡単に死なないぞ!

 みんなから離れた場所で装備を整える。

 銃器、弾、防弾チョッキ、ヘルメット、医療キット、カバン……完璧だ! よし、頑張るぞ!


 お、敵発見!

 ……あれ? でもなんか、一人やたら強いのがいるな。

 周りの人がバタバタ倒れてく。

 結構、被弾してるように見えるけど……


 やべ、俺の方にも来た!

 銃で撃ちまくり、ほとんど当てても全然倒れない。

 

 は?


 相手も撃ってきた。撃ち方は素人そのものだ。

 そんなん当たらな――

 銃口が不自然に追尾し、全弾俺にヒットした。


――視界が暗転する。



「チーターうざいわ!」

 心の叫びをあげる。


「でもあんたも異世界でチート能力欲しいんでしょ?」

 うぐ……! 痛いところをついてくる。

 そ、そうだけど! みんなを幸せにするような……


「はいはい。あ、ポイントは勇気につけとくわ。あんた、意外と物怖じしないのよね」


 勇気が1上がった。

 ほめられちゃった。


【現在のステータス】

 優しさ3、勇気6、面白さ3


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