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【実話】鬼と遭遇した、幼少期の話を聞いてくれ

作者: パイン

まだ幼稚園に通っていた時期。



おそらく5歳ぐらいだっただろう。





その時期に俺はなんと鬼に5回もあっている。




どこで会えるの?とか言われると思うので先に言おう。



自宅だ。




夜にきたことはなく全て昼間。





母と2人でいるときに鬼たちはやってくる。そうだ、言い忘れてたが鬼は複数でいつもきていた。






家にあった節分用のお面に似ていた。ツノがあったかどうかは正直覚えていない。が、ツノがあったから鬼だと幼い俺は思ったに違いない。








昔話なんかじゃ、おじいさんがコブを取ってくれたとか、魔除けの意味で語られたりするが、俺の遭遇した俺たちは俺のことを連れ去ろうとした。





毎度、複数できて俺のことをどこかに連れ去ろうとする。





泣きながら柱にしがみついていたのを思い出す。







玄関を越えて、外に出たら二度と戻って来れないんじゃないかと感じていたので、必死にしがみついた。





そうしてしばらく泣きながら、引っ張って連れ去ろうとする鬼たちと格闘しているとやがて鬼たちは諦めて帰っていく。






その後、母に泣きつくという流れだ。






あれ、お母さんはその間何してるの?






そう、母は何もしていないのだ。





鬼が家に入ってきても、俺が連れ去られようとしてても、泣き叫んで助けを乞うても、ぼーとしてるんだ。





何かに取り憑かれて時間が止まっているかのように。










さて、ここまで読んだ読者の方々。夢なんじゃねえの?ってお思いだろう。









実は、4度目ぐらいの時に幼いながら「あれは夢だったのか?」なんて思ったことがある。





が、その後、鬼がやってきた後で実感した。



夢じゃない、、、と。





昼寝もしてなかったし、その夜眠る時、「ほら、夢じゃないじゃないかっ」と自分に夢じゃない根拠を確かめていたのを今でもはっきり覚えている。





スマホやタブレットがあれば、録画という方法を思いついたかもしれないがきびsっかっただろう。





何せ突然、家にきて問答無用で連れ去ろうとするんだあからね。









以上で終わりだ。





具体的なオチがなくてすまない。





ノンフィクションが面白くないと言われる所以かもしれないね。







でも、今では実はいい鬼だったんじゃないかって思うんだ。






なぜなら、鬼が来るのは条件があって、



・姉がいない

・母以外、人がいない

・兄弟喧嘩や母の言うことを聞かない



三つ目の反抗が多くなるとやってくるという条件があった。






母が雇ったエキストラという可能性もあるが、母は全く覚えていないし、お面ではなかったのも妙だ。






しかし、連れ去ろうとすれば、いくら太っていた幼稚園児だとしても簡単に連れ去ることはできたはず。





俺に反省と改心をさせるために地獄から来ていたのだろうか。








以上。本当に終わりだ。






他にも、おじいちゃんの押し入れで、千と千尋の「よきかなー」っていう神様(わかるかな?w)と遭遇した話もある。






需要と書きたい欲が出たらまた書くことにする。






では。









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