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『四匹のゴブリンさん』解説 保護者の方へ?


 解説・見所です。


 これは、あくまでも簡単なカタカナ語、英語の学習が同時に出来てしまうお話です? 子供さんと一緒に楽しんで下さいね?


 敢えて難しい言葉も使っています。子供が疑問に感じていると思ったら、一緒になって考えてみて下さい。些細な事でもコミュニケーションは大切ですよ?



 それから、『モンスターにも気をつけるんだよ!』と言うママ・ゴブリンさんのセリフについて。


『お前も、そのモンスターだろうが!』と言うツッコミは、有りです。グッジョブです!



 それからもう1つ? この物語の中に、『あ』『い』『う』『え』『お』のこの文字がこの形で書かれています。見つけられるでしょうか?



 はい。失礼しました。それでは、以下、解説です。




【教訓・1】 ママ・ゴブリンさん


『食』は生きてく上で欠かせない大事なモノです。食料は大切に、感謝を忘れずに毎食ありがたく頂きましょう。という教えと。


 人生設計は計画的に。若い時の『ツケ』は必ず支払う事になりますから、順調だからと言って、調子に乗り過ぎてはいけません。そのうち誰も助けてくれなくなりますよ。という『因果応報』を伝える深~いお話です。



【教訓・2】 長男ゴブリンさん


 食べる事を優先させるあまり住環境を軽視し、逆に食べられてしまう。


 とても臭いはずのゴブリンさんを襲ってまで食べる狼がいた。これは、どんな世界でもどんな境遇でも、何が起こっても不思議じゃないから気を付けなさい。という注意喚起のお話です。



【教訓・3】 二男ゴブリンさん


 住む所の広さを優先させるが、知識が足りなかった。これは、もう少しだった。やはり知識は大事です。もしもこれが『木の枝』でなく、『木』で建てられた家だったらどうなっていたでしょうか。


「わらの家」は『揺れ』には強いが『風』には弱い。

「レンガの家」は『風』には強いが『揺れ』には弱い。


「木の家」は『揺れ』にも『風』も強く、しっかり構造計算し、しっかり設計し、しっかり作られていれば、台風や地震といった自然災害にも強い家が建てられたのです。二男は、実は目の付け所は良かったという事にもなります。これは、身に沁みて教育の必要性を訴えるお話です。



【教訓・4】 三男ゴブリンさん


 安心して引きこもりたいと言う理由はどうあれ、安全な家作りにこそ、しっかり時間を掛けるべき。そう考えて家作りを始めるが、甘かった。


 嬉しいからといって、良い事があったからといって注意を怠ってはいけません。そういう時こそ油断大敵です。グレイウルフ用心。有頂天になっている時ほど、誰かに狙われてるかもしれません。注意してください。


 またこれは、家を建てるなら工期(こうき)人工(にんく)も考えて場所選びをしないと、大変な事になりますよという何とも現実的なお話です。1人の限界、仲間の重要性を暗に示しているのです。



【教訓・5】 四男ゴブリンさん


 まずは、そもそも盗みはいけません。『1人で南の町に行き、人間に見つからないように隠れながら色んな物を手に入れました。』って書いてありましたよね? 気付いてましたか?


 今からでも教えてあげて下さいね? 『そうそうそう。そう言えば気付いてたぁ? この話の中に良くない行動があったんだよぉ?』とか言っちゃって?


 普段は無口な四男だが、実は頭の中では色々考えている、思考型のゴブリンさん。不言実行のゴブリンさん?


 これは、一見賢く見えないゴブリンさんにも知能があり、油断していると痛い目に合うぞという警告の意味もあります。


 そもそも、レンガの家を補修して住めるようにしてしまうようなゴブリンさんは、普通のゴブリンさんではないかもしれません。もしかしたら変異種(へんいしゅ)かもしれません。気を付けて下さいね。これは、観察眼も養いなさいという事です。油断大敵、火の用心、注意一秒怪我一生。格言だらけのお話です。



【教訓・6】 グレイウルフ


 このグレイウルフには、見習うべき所とそうでない所が極端にあります。


 偏見で物事を判断してはいけません。例え臭くて有名なゴブリンさんであろうとも、食べてみたら美味しいかもしれません。他人の言うことを鵜呑みにせず、自ら行動するチャレンジ精神を忘れずにいきましょう。


 また、何事も諦めない気持ちは大切にしないといけません。その気持ちがあれば、大概の事は良い方向にいくものです。ですが、人生には時には諦めも肝心です。深追いしすぎて痛手を負ってしまっては立ち直れなくなるかもしれません。


 進むのか引き返すのか、現状を冷静に判断し、時には立ち止まり、独りで無理して解決しようとせず、気軽に周りに助けを求めましょう。1人よりは2人。2人よりは3人集まれば、何かと良いアイデアが生まれるかもしれません。


 そして、何気にその地方の情報通のグレイウルフは、生き方を変え、他の種族とも協調して生きていけたならば、もしかしたらもっと簡単に色んな食べ物を手に入れられたかもしれませんし、もっと楽しいグレイウルフ(せい)だったかもしれません。


 人間は狼ではないのです。時には相談し、時には協力し、時には協調して人生の荒波を乗り越えて行きましょう。という深い深~いお話しです。




 締め括りとして。


 そもそも、誰彼構わず襲って食べてしまうような狼を野放しにしてはいけない。討伐隊は被害が大きくなる前に、早めに出すのが1番だ。ゴブリンさんを甘く見てはいけない。1匹でもこれだ、集団になれば尚怖い。


 ゴブリンさんを見かけたら要注意。何があってもおかしくないですからね。周りの人達とも情報の共有をして注意喚起し、自らも気を付けましょう。



 もの作りには、手間暇かけた方が面白いモノができる。より安全になモノになるかもしれないし、いざという時に役に立つかもしれない。諦めずにコツコツ取り組む人の方が、より大きな結果を残せるチャンスがあるかもしれません。



 子供も、1人1人、それぞれに色んな特徴があります。今は良く見えても、後で困る事があるかもしれません。やはり、基礎・基本は大切です。忘れちゃいけません?


 また、今は良くなく見えても、将来活きてくる能力なのかもしれません。10年後、20年後、この世界がなどうなっているのかなんて誰にも分かりません。その可能性を否定しないで下さいね?


 もしかしたら、その『チカラ』は、30年後に羨ましがられる能力なのかもしれません。ふふふ。そうでしょう?


 勿論、私にも保証はできませんからね? あしからず?



 ここまで読んでいただきまして、ありがとうございました。



 ご要望が多ければ、続編


『無計画ママ・ゴブリンさんのそれから』

『やっぱりママ・ゴブリンさんは無計画だった』

『無計画ママ・ゴブリンさんの末路』

『四男ゴブリンさん家を買う』

『四男ゴブリンさん進化する』

『四男ゴブリンさん王になる』

『ゴブリンさんでも分かる森の狼対策マニュアル』


 なんて物までありますが、いかがでしょうか?


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