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全能神と魔王様。そして僕。  作者: 獬豸といふ名の裁きを降す者(中二病です)
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第十話 サタンとセラス・アステリア

大悪魔サタンとの闘いが始まります。

さっきの龍種、光の使い「フィラス」というらしい。

光龍の中でも中々の力で、下級神と渡り合えるぐらいの力があるとか。


って全部ユグドラシルが言ってた。

ここは光に属する奴らがいるのかな。

ならば尚更注意しないと。

「あ、ネクスさん!」

んあ?あ。あぁ。うん。魔物かな?

「え?」

ユグドラシルが驚くのもわかる。

なぜならば具現魔術で結界を作ったのさ!

これさえあれば何でもできる!

「プロマタポーシ・フローガ!」

具現魔術の闇黒炎。大抵の奴らは炎に耐えきれない。

まぁ、魔物じゃ一発かな。


「いつの間にかネクスが強くなってる。」

「ほんとですね。」

「生意気な奴。。。」

三人口揃えて言ってるの聞こえてるからね?

まぁいいや。


さっきから思ってたけど、ここのダンジョン、何かがおかしい。

やたらと魔物が少ない。

とことこ歩いてても1時間(多分)に一回出るか出ないか。

魔物の出現頻度が少なすぎる。ユグドラシル曰く、

「平和だからいいじゃない。」

って言ってるけどさ。

さてさて、ご飯の時間。

もしかして、自分で食材作れたりして。。。


「カレー!」

「。。。なに?」

やっぱダメか。

「ラーメン!」

「。。。何言ってるの?」

うむむ。食べ物出したい。

「チャーハンセット1500円分!」

「。。。うるさーい!!!」

「は、はいいい!」

ユグドラシルに怒られました。

結論、食べ物は出せません。


―1時間後

うっぷ。お腹が満たされました。

ぷはー食った食った。


「グルル。。。オマエラカ。。。」

ん?なんか言った?

「オレノナハ『キマイラ』。オマエラコロス!」

殺す?ってうぉい!

「具現魔術結界、『邪』!」

あ、あっぶねー。。。

『邪』は魔法耐性を付与した結界。

あいつ光魔法『ライトニングソード』とかいうの使ってきやがった。

しかも無詠唱で!

ライトニングソードはお伽噺で見たことあるような幻の技。

それが使えるってどゆことよ。

6本の剣を雨のように降らせる技。

魔物のくせに生意気な野郎だなおい。

「『神獣マカノテ』召喚!」

クロスが叫ぶ。マカノテってなんだ?

なんか全身炎で包まれた犬みたいなのが出てきた。

その犬が火炎放射みたいな技をキマイラ向けて出す。

「星闇之剣ー蛍丸!」

今度はユリカが魔法刃を放つ。

刃体に光が集まって、幻想的なカタチを創り出す。

その刃先をキマイラへと向けて放つ。

「スコタチ・ブロンティ!」

するとユグドラシルが魔術を唱える。

漆黒の雷がキマイラを襲う。

みんなの一斉攻撃がキマイラに直撃。

もうモザイクかけなきゃいけないぐらい無惨な姿になりました。

「ネクスさん。ひどいですよ?」

え?

「経験値を独り占めだなんて。」

いや待って?

「ネクス?みんなのことも考えてね?」

な、なんで僕こんな怒られてんの?

「魔物30柱の一体だったのに気づかなかったの?」

「え?マジで?」

「え?ネクスさん気づいてなかったんですか?」

いや待て。気づいて当たり前思考は僕にはないぞ?

「破壊神なのに魔物30柱も知らないなんて(笑)」

いやユグドラシル。。。

最後の一言余計だわ!(笑)ってなんだよ!

「見直したと思ったのに、見損なったわ(笑)」

いやさっきからお前らなんだよ!?

「ね、ネクスさん?大丈夫ですか?(笑)」

なんでみんな笑うんだよ!?仕方ないだろう!?

知識はないんですごめんなさいね?

ここは話を変えよう。

「と、とにかく、道なき未知の道を歩こう!」

どうだ!洒落た洒落で駄洒落攻撃!



「。。。うん?(笑)」




「。。。はい?(笑)」




「。。。へ??(笑)」







口揃えてしれーっと(笑)入れて言うんじゃねえ。。。



まぁこんなこともありながらも順調に上層突破。

強いやつはまだ見てないが。。。


中層はなんか細長い水晶がいっぱいある。

中層まで来たところで、ちょいと休憩。


具現魔術って食べ物とか動物とか除けばなんでも作れるんだっけ?

ってことは、具現魔術で具現魔術以外の魔法や魔術作れるとか?

うーん。時間を司る魔法とかできないかなぁ?

「時よぉー。。。止まれっ!」

止まるわけないか。。。ってあれ?

みんな固まってる?え?ってことは。。。


せ、成功。。。?


うぉぉぉぉっしゃぁぁぁぁぁ!!!


来たぞ来たぞ!


もしかして、これって。。。


「鑑定魔術!」


〖破壊神ネクス。LV18。称号―惣闇ノ破壊神〗

あ、できた。

すげぇすげぇ。


おっと時間止めたままだったな。

「時よぉー。。。戻れっ!」


お、戻った戻った。

いやぁ、めっちゃ便利な魔術だな。

具現魔術。これさえあれば不可逆現象を可逆にできるのか。


「さてさて、休憩もこれぐらいまでにしようかしら?」

「そうですね。」

「うん。」

あ、うん。いいよ。

探知魔術であたりの状況把握でもしますか。

うーんと、どれどれ。



ん?



なにこれ?



周りに魔物が13体。しかも囲まれてる。

それはいいんだけど、問題なのはその中の一体。

ステータスがなんかヤバい。

あーあ。ゲームみたいにHPとかMPとか出ればいいんだけどさ。

これ、ゲームじゃないし。

小説だし。

〖サタン。LV999。称号―破滅の戦慄を奏し者。〗

いやなにこれ。

LV999て。ヤバいだろ。

他の奴らはそこまで強くなさそう。

それでもLV100は軽く超えてる。


「あのさー。魔物に囲まれてるよ?」

みんな気づいてなかったみたいだし。

一応言ったけど。。。

「どこにもいないじゃない。」

いやあんた心読めるんじゃねえのかよ?

「意識してないと読めないの。わかる?」

あ、はい。ごめんなさい。

でもいるよ?

サタンとかいうヤバそうなやつが。

「さ、サタン!?なんで!?」

さぁ。サタンって強いの?

「サタン!?あのサタンの事ですか?」

「サタンってまさか!?」

いやみんな分かってるのかもしれないけど僕分からない。

「サタン。闇から光へ裏切った嫌なやつ。」

ユグドラシルが言った。

「最高峰の魔法を巧みに使い分ける大悪魔です。」

クロスが察してくれたようで、教えてくれた。

「じゃあそいつ倒すぜ?」

「え?」

ユグドラシルが驚いたように言った。

「まだ無理よ。神と渡り合う力を悪魔は持つのよ?」

「僕は神を超越する神だよ。」

ふっ。かっこつけて言ってやったぜ。


―シュッ

あーあ。来ちゃった。

「ユグドラシルはクロスとユリカの援護。僕はサタン。」

「え?いや待って!?」


「具現魔術、異空間展開!」

さて、ここでサタンと一対一でやろうか。

「お前。何者だ?」

うわー。怖い声。

「僕はネクス。まぁ邪魔だから消えてもらうよ。」

「私はサタン。セラス・アステリアの幹部。」

「セラス・アステリア?」

なんだそれ?聞いたことないな。

本をしっかり読んでればよかったな。

今更後悔しても遅いか。


げっ!

考えてる間に魔法陣作ってやがった!


「コンテリト・マラム。喰らいつくせ!」


魔法陣の中から巨大な魔物が出てくる。

大きな口を持った、グロい魔物。

マジいな。

「具現魔術、コンテリト・マラム!対抗の義!」


もうなんでもいい!同じものでもいいから出てこいっ!


「な、なに!?具現魔術だと!?」

「あれ?この空間も具現魔術だよ?」

「なぜだ。ユグドラシルしか使えなかったのではなかったのか!?」

え?そうなの?

「まぁいい。ユグドラシルでさえも恐れる魔法、使うしかないようだな。」

「あっそ。使えば?」

「ほう。余裕だな。真の地獄を見るがいい。。。!!!」


=============

『ほう。サタンと奴が交戦してるか。面白い。。。!!』


最近疲れます。

宿題多すぎ。。。エッセイ800文字以上を連日出されると、さすがに死にます。。。

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