第一話 始まり
初投稿です。中二病で、どうしても書きたかったので書かせていただきます。
更新はまばらになってしまいますが、宜しくお願いいたします。
時はガイラル歴1863年。
そこはある4つの種族が共存する世界。
人族。魔族。エルフ族。そして妖精-ドワーフ-族。
人族と魔族とエルフ族はそれぞれ対立し、その仲介者となっているのが妖精族だった。
そんな世界に生まれた、ある魔族の子。ネクス。
物語は、ネクスが生まれたときから渦を巻き始めた。
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「人族は魔法でも剣でも力は低い。だが数は我々の数倍はいる。」
黒板をカツカツと叩く音が聞こえる。でも僕はただ青い澄み切った空をぼんやり眺める。
「エルフ族は古代から工科学に優れているが、彼らは魔法、剣などが全く使えないのが現状。」
空を飛ぶ鳥たち。優雅に舞うその姿は僕の心から離れない。
「妖精族はドワーフとも呼ばれ、魔法に特化しており、真実を見ることができると言われている。」
白い雲は汚れのない真実を映し出し、白い太陽は真実を僕らに与える。
「魔族は剣と魔法に特化しているが、数が少ないため、不利と言える。」
星は夜になると姿をあらわ...ゴツッ!
「い、痛て!」頭に何か当たった。
「何をしているんだ!ネクス!廊下にバケツを持ってずっと立てっ!」教官が怒鳴る。
バケツを持って廊下に立つなんてこの時代でありえないわー。鬼教官めー。
「誰が鬼教官だと?」
「な、なんでもありません!」心透視を使われたっぽいですね。悲しいわー。
「早くバケツを持って来いっ!!」
「は、はいいい!!」
4時間が経過。
えーっと。。。
僕はどのぐらい立てばいいのかな。。。?
「ずっと立てと言ったであろう!?」
えぇー。。。
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『こんな小さな魔族が。。。?ええ。。。え?それはないかと。。。はい。。。了解しました。』
深くゆったりとした声が闇の中に響いた。
短い文でごめんなさい。。。