水底に沈んで
いつも、そう
焦がれて焦がれて
勝手に自滅して
水底に引き籠もる
水底は静かだ
暗くて
少し安心する
音もあまりしない
水底は暗くて
何も見えない
自分の手すら
見えない
そこが安心するのだ
けれど
水底に引き籠もると
「寂しい……」
と思ってしまう
自分から引き籠もったのに
地上の明るさ
賑やかな声
鳥たちの羽ばたく音
花の鮮やかさ
それら全てに
懐かしさを感じてしまう
水底は自分を守る
安全圏
でも
刺激も何もない世界
安全圏に引き籠もっていれば
傷つくことも
泣くような出来事も目にしなくてもいい
でも
「本当にそれでいいの……?」
ぼんやりと光る
もう一人の私が
水底の私に問いかける
もう一人の私は
そっと手を握ってくれる
「大丈夫」
笑ってくれているのが分かる
その笑顔は、懐かしい思い出
あの人と同じ笑顔
私は水底で立ち上がる
手を水面に向かって伸ばす
「傷ついたら、また水底に戻ってくればいい」
だから
「私は光の方へと」
歩みたい……!
お読みくださり、本当にありがとうございます。
水底は、確かに心地が良いです。
でも、それ以外何も無い世界……。
傷つい時は、水底に行くのも、良い。
でも人は、光の道を出来たら歩みたいものです。
地上の光たちは、時に厳しい。傷付く。
でも、光は、手を差し伸べてくれてる。
それは人でもあり、気持ちでもある。
頑張るのは辛い。
頑張ると傷付く。
頑張ると打ちのめされる。
そうしたら。
一度水底で眠ればいい。
いつか浮上できるから。
わたしからの、ささやかな体験談とメッセージです。




