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妻のいる天国かと思ったら異世界でした  作者: 鈴月桜
第17章 ムワ町の救出
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コンドリアとの闘い

僕は向かってくる木に向かってファイティングポーズをとる。

シャドウボクシングの様に、左右に体を揺らしながら、まとまって襲ってくる木をかわしていく。そして避けきれない木はボクシングのジャブで殴る。殴った木はものの見事に粉砕していく。


飛んでくる全ての木を粉砕すると、100m近く離れた風元だろう場所に白いコンドリアの姿が目に入った。


そこから羽で風を作ったのか!


コンドリアは体長が10m以上ある大きな鳥であり、鋭い嘴と鋭い目、そしてニワトリの様な鶏冠がある。


鷹とニワトリのMIXかな?


ただデカイ!


確か光国の住民だと言っていたが、コンドリアも話せるのかな?


100m先にいるコンドリアに話し掛ける

「君はラコスタンの様に会話が出来るの?」


すると、鋭い目が更に鋭くなり、僕に向かって突っ込んできた。


おっ早い!


あっという間に僕の目の前にやって来た。


コンドリアは、僕に向かって唾を吐いてきた


「ペッ!」


僕はコンドリアを殴るのを止めて、唾を回避するため横に避ける。

コンドリアは勢いが余り、僕の居た場所から4,50m先で足を止めた。


もう汚いなあ~


でもモイナが言う事がたしかなら、あの唾液は能力を奪う力がありそうなので、下手に触れる事は出来ない。


困ったなあ~


コンドリアが、また僕に向かって突っ込んできた。


さっきと同じように唾を僕に向かって吐いてきた。


今度は横に避けずに唾へ向かって走り、体を縮こませて唾を掻い潜る。

頭の上ギリギリの所をコンドリアの唾が通っていく。


これでコンドリアと僕の間には障害物は無くなった。

目の前までコンドリアが突っ込んできて、嘴で僕を捕らえようと口を開ける。僕はその嘴を軽く横に避けて交わして、がら空きになった横っ腹を思いっ切り殴った。


「ドン!」

鈍い音が響き渡る。


「ウギャッ!」

コンドリアが転げ回る。


そして、しばらくして動かなくなった。


「殺しちゃったのかな?」


念の為、動かなくなる様に気を送る。


ヨシ!


コンドリアが動かない事を確認し、モイナ達が囚われている場所へ急いだ。


円になって地が出ている場所を囲む様に、大きな木が壁になっている。

木と木の間には、コンドリアの唾液が接着剤のように間を埋めている。


すごいな。コンドリアの唾液は接着剤にもなるんだ。


壁になっている木を飛び越えようと、思いっ切り上にジャンプすると、大きな木よりはるか上まで飛んでしまう。


ここまで思いっ切り跳んできたので、ついつい力が入りすぎたようで、100mぐらい上空まで跳んでしまった、


やばい!上に飛び過ぎた


そして、下に落下して行く。


すると、キラ山の頂上から黒いコンドリアが僕に向かって突っ込んできた。


速い・・・、黒いコンドリアの嘴が光を放ち、ドンドン加速して向かってくる。


僕は黒いコンドリアの方に体を向こうとするが、空中でうまくバランスが取れない。


なんとか空中でファイティングポーズを取るが、その鳥は大きく回り込んで、僕の背中を目掛けて襲ってきた。


僕はとっさに後を向こうとしたが、空中では方向転換がうまくいかない


ダメだ!間に合わない!


黒いコンドリアは、その鋭い嘴で僕の背中を襲った。


僕は防御を強めようと神経を集中すると、全身が更に青白く光り輝いた。


グサッ!


背中に嘴が当たる。

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