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妻のいる天国かと思ったら異世界でした  作者: 鈴月桜
第16章 アロ・イトナって、もしかして?
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ムワ町の危機!

「ムワ町が襲われたと言うのですか?」


「多分な。コンドリアは鳥の魔獣だ。何人かはその場で食べるが、巣に持ち帰って子供に食べさせたり、保存用に人間を牢屋に閉じ込める。子供のコンドリアは、そんなに人間を食べる事が出来ない。もしかしたら、その牢屋を見つけれれば何人かは助けれると思うが・・・・」


「その牢屋がありそうな場所は何処ですか?」


「はっきりとは分からないが、山の頂上で見晴らしが良いい場所に巣を作る習性があるから、その町の近くの山だとは思うが」


「キラ山しか考えられないわ」


「マコトさん。私は先にムワ町に行っています。」

と立ち上がった。


僕はカシムさんを呼び止める

「ちょっと待ってカシムさん。僕も行きます。」

「モイナも行く」


するとクリカとコサイ、ルタンも立ち上がり近づいてきて、

「私達も行くわよ!」

とクリカ達も賛同する。


最後にリオキも、「私も行く」

と覇気の無い口調で意志を伝える。


「みんな、ありがとう」


僕達はログハウスを出ようとした時にラコスタンが

「コンドリアは必ず夫婦でいるから気を付けろ!俺達はこの町を守るから頑張ってこいよ」

緊張感が無く、笑顔で僕達にアドバイスを見送った。


ラカロは

「悪いが私もここに留まり、この町を守らせてもらう。」


「分かりました。ラカロさんもお気を付けて下さい。では行ってきます。」


僕達はログハウスを出た。


ルタンが皆に話し掛ける

「私はムワ町へもテレポート出来ますので、皆さん手を繋いでもらってもいいですか?」

僕達は手を繋ぎ円陣を作る。


僕は左手でモイナと手を繋ぎ、右手はリオキと手を繋ぐ。


べちょ・・・


リオキの手が肉の油でべちょべちょになっている。


僕はポケットに入っている紙でリオキの手を拭こうとして手を放した瞬間


えっ!


僕以外の仲間が視界から消えてしまった。


えっ?


みんなが先にムワ町に行ってしまったようだ。


でも一瞬でここに戻ってこれるのだから、ここで待ってよう


・・・・・・あれ?


もう10分は経っている。


ここはラカロさんに送ってもらおう


僕はログハウスに入って行く。


「ラカロさ・・・・」


ラカロは酔いつぶれて寝てしまっていた。


ノハルが

「どうかしましたか?」


「あっいえ、何でも無いです」


やばい、早く行かなくては!


僕はログハウスを出て、防御魔法を身に纏い、ムワ町に向かって走り出した。

と言うか跳び始めた。


まずはウワ町から来た道に戻り、道つたいにムワ町へ急いだ。


道は、ほぼ直線になっているのでスピードがいつもより増していく。


あっ!


前方に黒い煙が立ち昇っている。


あそこか!


皆、無事でいてくれよ!


煙が段々と近づいてくる。


かすかにモイナの声が聞こえる

(マコト大丈夫よ)



(モイナ!どういう事?)


それから返事が返ってこない


そしてムワ町の入口に辿り着いた。


皆の姿が見えない。


「マコト!」


僕は声がした方を見ると、リオキが僕へ向かって走って来た。


「モイナがモイナが」


「えっモイナがどうしたの?」


「コンドリアに捕まって、飛んでいっちゃった。」


えっ!

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