表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
妻のいる天国かと思ったら異世界でした  作者: 鈴月桜
第16章 アロ・イトナって、もしかして?
63/166

光国国王ってアイナ?

(16章の登場人物)


主人公 岩村 誠 マコト

地球では60歳、転生後は20歳前後の容姿

妻 妙子(死亡)


長女 咲子 / 次女 景子


カミン//

モイナ 

容姿は10歳程度の女の子(ただし本人は20歳)

生まれてすぐに捨てられて、アイナに拾われて育てられた。


光国(アロ・イトナ国王)

アイナ モイナの父(森の守護者)→????

カイナ モイナの母

    

闇国

アミン(闇国 王子) 男性 10歳



血族(吸血家系)


サワ・カロ国(空)

国王  ラカロ (妻) ヒカロ


「チワ・リカ家(地)」 (当)ザリカ(妻)ヨリカ(子)クリカ

「スワ・タリ家(海)」

「テワ・コア家(太陽)」



「トワ・タン国」(時) 

国王 ガタン 妻    (子)ルタン

ガタン母 タタン(異世界人)死亡=妙子


「ヒワ・サイ家」(月) 

(当主)キサイ(妻)ミサイ(子)コサイ


「ムワ・シム家」(死) 

(当主)カシム(亭主)イシム(子)ニシム


「ウワ・オキ家」(空気)

(当主)マオキ (妻)死亡 (子)リオキ


「キワ・ハル家」(木) 

(当主) 死亡 (妻)ノハル→ラカロの母


放浪

「マワ・ケス家」(知恵)


本編へどうぞ!


ラコスタンから王のフルネームを聞き、アイナが持たせてくれたカードの名前だと気付いた。

アイナが光国の王だなんて、信じられない。

何故なら、僕達は洞窟を住処にしていたので、光城なんて場所も分からない。

森の守護神と言っていたから、光国の中では、ある程度権力があるとは思っていたが・・


もしかしてアイナが黙って光国王のカードを持って来てしまった事も考えられるので、皆にカードを見せるのを止めて光国王の事を聞いてみる。


「イトナ様って、どんな人なのですか?」


するとラコスタンが話し始める。

「イトナ様は人間びいきと言ったが、光城では常に人間の姿で過ごしている。イトナ様とは、とても不思議な行動をとる王であり、場内の者も完全に王の事を把握できていないのだ。」


血族の人も光国王の事は詳しくないみたいで、ラコスタンの話に聞き入っている。


「不思議な行動?」


「まず1つ目は、イトナ様は独身って事だ。いくら求婚の申し出があっても断り続けているのだ。これには国の重鎮達も、跡取りがいなくなるので頭を悩ませている。重鎮たちが何度もお願いしているのだが聞く耳を持たないのだ。

そして2つ目は、朝と夜は城に居ない事だ。」


「そんな事ってあるのですか?」


「理由は分からないが、夕方には城を出て行き、朝に帰ってくる。街でイトナ様と誰かが住んでいるとの噂だが、誰もその現場を見たものがいない。

もしかしたら、その女性が城を嫌がっているのかも知れないと噂ばかりが先行しているのだ。」


僕は一度だけ人間の姿をしているアイナを見た事があるが、それ以外は恐竜の姿をしている所しか見ていない。


ただ、確かにアイナは日中は何処かへ行っていた。でも狩りに行ってくると言って、実際に獲物を持ってきている。


う~ん。分からない


仮にアイナが光国王だとして、どうしてあんな所でカイナと住んでいるのだろう?


それに独身って?


何か嫌な予感がするので、やはり皆にカードを見せるのは止めておこう。


例えアイナがアロ・イトナであろうがなかろうが、余りにも情報が不十分である。


するとモイナが心の声で僕に話し掛けてくる。

(ねえマコト。アイナって王様なの?さっきからマコトの心の声が聞こえてくるの)


いかんいかん、思わずモイナを見ながら考えてしまった。

僕は心の声でアイナに返事をする。

(いや分からない。でも僕達が旅に出る時に渡されたカードの名前がアロ・イトナだったんだよ。もしかしたら国王かも知れないし、違うかもしれない。でもカードを持っているって事は、それなりに国王と親しい人なのかも知れないね)


(じゃあカイナに聞いてみようか?)


(聞くってどうやって?)


(ちょっと待ってって)


モイナとの心の声の会話は途切れた。


まだ皆はラコスタンに光国の事を興味深そうに聞きだしている。


そして5,6分経つとモイナがまた心の声で話し掛けてきた。

(ねえマコト、カイナが違うって言っているよ。国王はアイナの兄弟だって)


そういう事か、それならば何となく話が繋がる。


(でもモイナ、いつカイナと話したの?)


(今、カイナに聞いたんだよ)


(カイナは近くにいるのかい?)


(ううん。多分家にいると思うよ。だってパチパチと木を焼いている音がしたもん)


(モイナは遠い距離でも話が出来るの?)


(うん)

と笑顔でモイナが答えた。


それを見てクリカが

「何を二人で話してるのよ」

と僕だけに怒る。


「今、モイナが育ての親と話をしていて、その内容を聞いていたところだったんだよ」


「何を言っているのよ!モイナは一言も話していないわ!」


ノハルが近づいてきて

「あら、お嬢ちゃんは、テレパシーで会話が出来るのね」


するとモイナが笑顔で

「うん。マコトも出来るよ」

と元気よく答えた。


クリカが「そういえば、たまに二人が会話もしないで意思が通じている事があるわよね。もしかして、そのテレパシーで会話していたの?」


「うん。」

とだけ答えると、案の定

「そんなの許さないからね。ちゃんと声に出して話しなさい!」


するとモイナが

「ごねんね。クリカ」

と謝罪する。


するとモイナの頭を撫でながら

「モイナはいいのよ」


まったく、いつも僕だけ悪者なんだからとふてくされる。


すると「何をむくれているのよ!」

と追い打ちを掛けてきた。


コサイとカシムが慌てて僕の所にきて、いつもの様に僕の肩を軽く叩いて、ジェスチャーで謝罪する。


もう・・・・


「クリカごめんね」

と何故か僕が謝ると、上機嫌でクリカが

「分かればいいのよ。以後、気を付けなさい!」


まあいいか、おかげでモイナが何処へテレパシーを送ったのか、あやふやになってテレパシーの話題は終了した。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ