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妻のいる天国かと思ったら異世界でした  作者: 鈴月桜
第13章 異世界人タタンの真実
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そんな馬鹿な

(13章の登場人物)


主人公 岩村 誠 マコト

地球では60歳、転生後は20歳前後の容姿

妻 妙子(死亡)


長女 咲子 / 次女 景子


カミン//

モイナ 

容姿は10歳程度の女の子(ただし本人は20歳)

生まれてすぐに捨てられて、アイナに拾われて育てられた。


光国

アイナ モイナの父(森の守護者)

カイナ モイナの母

    

クリカ (チワ・クリカ) 女性 20歳

ザリカ クリカの父(チワ・リカ家の当主)

ヨリカ クリカの母(元スワ家(海)の子供)


コサイ (ヒワ家) 男性 20歳


カシム(ムワ・シム家) 女性 40歳 ニシム


アミン(闇国 王子) 男性 10歳


血族(吸血家系)


サワ・カロ国(空)

国王  ラカロ (妻) ヒカロ


「チワ・リカ家(地)」 (当)ザリカ(妻)ヨリカ(子)クリカ

「スワ・タリ家(海)」

「テワ・コア家(太陽)」



「トワ・タン国」(時) 

国王 ガタン 妻    (子)ルタン

ガタン母 タタン(異世界人)死亡


「ヒワ・サイ家」(月) 

(当主)キサイ(妻)ミサイ(子)コサイ


「ムワ・シム家」(死) 

(当主)カシム(亭主)イシム(子)ニシム


「ウワ・オキ家」(空気)

(当主)マオキ (妻)死亡 (子)


「キワ・ハル家」(木) 

(当主) 死亡 (妻)ノハル→ラカロの母


放浪

「マワ・ケス家」(知恵)


本編へどうぞ!


こんな事って


この世界に居たのなら、もう一度、もう一度逢えたのかも知れなかったのか


妙子に・・・・・


妙子が微笑む様々なシーンが脳裏に浮かぶ。


もう一度、あの笑顔が・・・・・


悲しみより、もしかしたら生きている妙子と会えたかもしれない事が残念でならない。


僕はクリカの両親から聞いた話を思い出す。


確かタタンは、服従魔法で結婚させられたと聞いていたが・・・


まさか・・・本当に服従魔法をかけたのか?


それしか考えられない。


僕はこれまでに無い憎しみを感じながら

「ルタン教えてくれ!君達は服従魔法でタタンを結婚させたのか?」

ルタンに当たるのは筋違いだと分かっているが、僕は強い口調でルタンに問いただす。


ルタンの赤い瞳から涙が溢れだす。

「色んな人がトワ家(時)の魔法で、服従魔法があると言っているけれど、そんな魔法はありません。それに、おばあ様とおじい様は恋愛の末に結婚されたと言っておりました。マコトさんの気持ちは分かりますが、信じて下さい。お願いします」


そんな馬鹿な!

妙子が僕以外の男と恋愛したと言うのか!

ルタンは嘘をつく様な子では無い。


それとも、僕が妙子以外の顔を思い出せない様に、妙子は地球の記憶を全て失っていたのではないだろうか?


「タタンは、地球の事を何か言っていたか?」


ルタンはタタンの言葉を思い出そうと必死に考えていると


「母は地球と言う星に居たといっていたよ」

声の主はガタンであった。


僕はガタンに問う

「タタンは地球の事を何か言っていなかったか?」


コサイがガタンにタメ口で話した僕に

「マコト、何があったか分からないけど、国王に失礼よ」


コサイの言葉に正気に戻り謝罪する。

「すいません。興奮してしまって申し訳ございませんでした」


「いや、僕の母が君の妻だったのか?」


「はい」


「年齢が大分違うようだが?」


確かにガタンが言ったように、僕も年齢が違う事に違和感があった。

「僕にも分からないのですが、でも、タタンは僕の妻です。」


「母の居た地球の規則をこの星にも組み入れた。ポリスやレストラン、トワ・タン国にあるコンビニエンスストアも母の提案だ。」


何で規則の事を思い出して、僕を思い出せなかったのだろう?

「妙子の地球での家族については、何か言っていませんでしたか?」


「両親が居た事は聞いていたが、母に亭主や子供が居た事は言っていなかったよ」


妙子は結婚前までの記憶しか無かったのか?

でもおかしい、僕が地球で死んだ日、確かに妙子の声が聞こえて、その時に妙子は僕の事を愛していると言っていた。


何が何だか、考えれば考える程、分からない。


妙子の気持ちの真意はどうだったのだろう?


「すいません。妙子の遺品はありませんか?」


「母の遺品はお墓に母と一緒に眠っているよ」


まさか、墓を掘らしてくれとは言えない。


するとガタンが

「もしかしたら母と親交が深かった、ムワ・シム家(死)、ウワ・オキ家(空気)、キワ・ハル家(木)の3家系の住む町に行けば、何か分かるかも知れない。」


そういえば、以前カシムが3家系の絆が強いと言っていた事を思い出す。


僕はカシムに質問する。

「カシムのムワ・シム家と親交が深い、ウワ・オキ家とキワ・ハル家にタタンの事を知っている人はいるのかな?」


「一番親交が深かった、ウワ・オキ家のシオキさんは亡くなってしまったけど、当主のマオキさんは、タタンとも親交があったかも知れないわ」


「シオキさん?」


「元ウワ・オキ家の女王よ。5年前に亡くなってしまったけど、元国王のマオキさんは健在だから、色々聞いてみるといいかも知れないわね」


「その町は遠いのかな?」


「そうね、カシム通りを横切って、4,5日で着く距離よ」


そうか、でもそんな寄り道をしていると、最初の目的地であるスワ・タリ家(海)まで遠くなってしまいそうだ。


するとクリカが

「それなら大丈夫よ。その町に行ってから、更に進んで行った所に、スワ・タリ家まで通じる道があるわ」


「でもカミン通り以外の道は危険なんだよね?」


「マコトが居れば大丈夫でしょ!」


また、このパターンか。でもタタンの過去は知っておきたい。

年齢等の負に落ちない事を調べたい。

「モイナ、少し寄ってもいいかな?」


「うん、いいよ」


「じゃあ、その町に寄ってから、スワ町に行こう」


「うん」


するとカシムが「それなら私も一緒に行くわ。同盟を結んでいる家なら、私が行って話したほうが話も早いと思うわ」 


ガタンが話し掛けてくる

「分かった。ではウワ・オキ家までは、私が連れて行ってあげよう。ただ、私と娘はこれから来客の相手をしなければならないので、明日の朝に出発でいいかな?」


僕は「分かりました」と答えた。


すると、ルタンとガタンは姿を消した。

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