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異世界でもぼっちになったので元の世界に帰ります。  作者: ゆーりぃ
1章〜異世界召喚 編〜
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7話〜異能力の強化とフィグメント(1)〜

総プレビュー数が300を超えました!閲覧して下さってる皆様、ありがとうございます!

 

 一夜が明けた。色々と気にかかることがあった俺は調べ物をしてたせいでそれはもう完璧な寝不足。

 でももう時間だ。昨日の会議室みたいなとこに行かないとな……


 さて。俺が何を調べていたかと言うと簡単に言えばただの復習。もう一度この辺一帯に出現するモンスターの特徴、種類、フィグメント内包量等をデバイスのモンスター図鑑で確認していたのだ。


 能力で確実に劣る俺はまず知識をつけようと思った。無くて困るものでは無いし、知っているのと知らないのとでは天と地の差ほど対応が変わるだろう。


 そしてデバイスの機能を試して分かったのがまずスキルツリーなる物があるという事。

 アイコンを押して開いてみると攻撃のためのスキル、身体能力が向上するものや、ゲームで言うとこのバフデバフのスキルとかもあった。

 俺の場合は遅延(スロウ)加速(ヘイスト)。どちらにしても取得してみないと使い勝手がわからないので昨日は置いておいた。

 と言うか身体能力がアップするって。ステータスに特に表記がないのにどうやって確かめるのか!ほんと疑問は尽きないねぇ。


 そして一番びっくりしたのが世界地図!昨日のオカマの講義でも違和感あったんだけど……

 デバイスでモンスター図鑑見た時にピンと来た。よく見ると元の世界の日本を横向きにして広さを変えたような形だったんですわ!

 え?日本だよね?とか思ってたけど所々違うんだなーこれが。

 青森と北海道は一部繋がってるし、四国は土地の大きさが違うので一種の島国だしね。九州と本土も繋がってる。別れてないんだね、ここだと。

 ちなみに沖縄は確認できなかった。見れなかっただけかもだけど。


 まぁそんなこんなで違いも沢山あるけど日本に近いような形してるし、国の名前がどうあれ俺はここの事を『裏日本』と呼ぶことにする!固有の地名は流石に覚えないと不便だけど勝手に呼ぶ分にはいいっしょ!


 そんな意思表明を心の中でしてると昨日のあの部屋を見つけたので中に入る。


「おはようございますー……」

「やぁ、おはよう!よく眠れたかい?」

「まぁ、少し寝不足ですね」


 調べ物しててあんまり寝てないんで。

 部屋には俺以外の召喚者とようこそさん、エイミィ。

 俺が最後のようだ。


「それじゃ、今日はみんなお待ちかね!能力の強化を行うわよォ〜♪」

「よし来たァ!早くやり方教えてくれよ!試してぇんだよ!」


 ライン、がっつくねぇ……そりゃ昨日のハシャぎ方を見てると予想はつくけどもさ。

 ジェイクは静かだが……首を縦に降ってる!おまえもか。『早くやらせろよ』のオーラが、俺には見える!


 一方であやみんは髪の毛いじってる。興味が無いとかではなさそう。デバイスもいじってるし。天原さんの方は……


『主様よ、昨日も言った通り気をつけるんじゃぞ?』

「うん、そうだね。ありがと、アマテラス」


 あらやだ何あれ。ちっちゃくなってるアマテラス。昨日の見た目と違って可愛いじゃない……


「それじゃ皆に能力の強化について説明するよ。デバイスを起動して」


 デバイスを起動する。アイコンは二重に四角になってるマークだ。昨日やったから知ってる。


「みんなできたかしらァ?それじゃ次はこれを使うのよぉ〜♪」


 置くだけで充電!が売り文句になりそうなケーブルを渡された。多分……デバイスに繋いでと。でもこの受け皿……もといスマホ置けそうなこれは何でしょう?


「繋ぎ方はそれで良いよ。みんな出来たようだし、今からフィグメントを渡すよ」

「渡されたフィグメントはそのままその受け皿においてねぇ♪」


 受け皿でいいんだこれ。とりあえず置いてみる。

 するとどうでしょう!フィグメントがスーっと消えたではありませんか!


「お、おい!消えちまったぞ!?」

「慌てないでぇん♪デバイスを見るのよォ♪」


 オカマの言う通りにデバイスを見ると、スキルツリー表示画面の右上の数字が変わっている!

 さっきまでは0だったのが今は100ほどになってる!




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