この章のまとめ
夢編という名の過去編その1。『執事の穴』では誤魔化しながらやっているうちに、勘違いもあってバトラーを襲名した。ともに学んだカイトはスチュワートと呼ばれることになった。権蔵にバトラーになった報告をしようとファームル伯領に行くと随分と都会となっていた。カイトの主であるアンリは死亡、ファームル伯は失踪で権蔵がファームル伯領の僭主になっていた。そして守るはずだった幸子と節子も既に殺されていた。
人物・用語等
バトラー:夢見るおじさん。実は現在無職でホームレス(ネタバレ)。
竜安寺貴子:生まれていない。母親の中にも父親の中にもまだいない。
カイト:ファームル伯の一門。主と崇めていたアンリには先立たれ、アンリの愛していた故郷は権蔵によって様変わりした。今はスチュワート。バトラーに成れたほどの実力者。
スチュワート:執事の穴出身者以上の実力を持ちながら執事に非ざる者に対して執事の穴から贈られる称号。ブラックリスト的な意味合いもあり、雇う貴族はほとんどいない。ただし、滅多にではないため一般にはほとんど知られていない称号。
ファームル伯領:ド田舎だったが今じゃかなり発展している。移民の急増や価値観の変化で犯罪や社会秩序の混乱がかなり起きている。
竜安寺権蔵:ファームル伯領を大改革・大開発した。強引で性急な変化をもたらしたため従来の領民からはかなり恨まれている。ファームル伯が失踪したためファームル伯領の僭主となっている。
竜安寺幸子:幸が薄いから幸子。すでに故人。
竜安寺節子:ほたるの墓から。飴の缶の石の代わりに骨。すでに故人。
執事の穴:バトラー養成機関。バトラーになれなかった者は次代のバトラーを養成するために協力しなければならない。追い出されなかったというだけで凄まじいレベルの達人とされる。
ファロス:執事の穴の同期。一時期バトラー襲名が確実視されたほどの実力者。ただしバトラーになる気はなかった。
マルス:執事の穴の同期。ただし卒業直前に中退した。九伯家に連なる者。後述フローラと二人で一組。遠距離&多方面攻撃での支援役。単独としてみても執事の穴出身者として申し分のない実力を有している。
フローラ:執事の穴の同期。マルスと同じく最後の最後で中退した。九伯家に連なる者。マルスと二人で一組。パワー押しの前衛担当。単独としても優秀なのはマルスと同様。
リュート:故人。執事の穴の同期。割と立派な良い人だった。主人公の軽率な行動で苦しみながら死んだ。
ゴーダ:執事の穴の同期。かなり強かったが本気を出したカイトによって大怪我を負わされ執事の穴を追い出される。
時の超克:『スーパーエゴイズム』と読む。主人公が編み出したオリジナル技。早い話が少しだけ過去に戻る技。ただし、そのままでは自分自身も時間が戻ったことを認識できないので時空コンピュータ経由で未来の情報を過去へと受け渡す。非常に消耗の激しい技。中二病をやや患っていたための技名。
九伯家:夢の時点では王国内の三大勢力の一角。他の三大勢力は王と公爵家。
縮地:執事の基本にして奥義。瞬間移動。ただし使いこなすのは大変。




