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オラスタンの一族~俺は生まれながらに奪うもので、彼女は俺しか愛せない  作者: 瀧野憂
救いない二股、友達が俺でなきゃ刺されちゃうね。
8/12

二股  1

「おはようございます」


 これがメイドなら最高の目覚めなのだが、学園以外での女性問題はご法度だからと父に別荘で一人暮らしするにあたって数人の執事をや召使を男ばかりで固められた。

 父自身がゴタゴタで面倒な経験上、僕に遺伝していないとも限らないからな。


「じいや、なんだか外が騒がしいな」


「はい坊ちゃま、ご友人がエントランスにいらしております」



「おはよシャク~」

「これはこれは、お友達クルズくんじゃないか」

「なんか悪役みたいだな」


僕は何か変なこと言ったのだろうか?



「明日バレンタインだし女子にチョコもらうにはちゃんとした身だしなみじゃないとだよな」

「一息で言ったな」


本来のバレンタインは男から花を送るものなのだが、レアンという男が他の文化をもってきて近年はチョコがレート流行になった。


「明日の集まりで着る服、一緒に選びに行こうぜ」

「連れションかな?」

「ゴホン……坊ちゃま……」


買い物を済ませて、安物ばかりで経営は大丈夫かと考えているとクルズに呼ばれた。

 アドバイス教授願いでもあるかと待ち構えて話を聞く態度でいるとただ商品を選び終えたらしい。


「じゃ支払いしてくるからさ、まっててくれ!」

「ああ、まったく君くらいだよ僕を待たせる友人は」


普通の人間ならこういうとき支払いを僕に期待して、変に媚びへつらうのに変なやつだ。


「……」


ペールオレンジ髪の女が男ものの衣類の売り場を横切る。

恋人への贈り物だろうか、それともコスプレというもので?


「うお、かわいい子じゃん」

「帰るか?」

「シャクは買わないの?」

「集まりは参加しないからな」


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